概要
ジャスティスの幻覚によって創り出されたホテルへ承太郎一行を誘い込むことに成功したエンヤ婆。
だが、名乗ってもいないのにエンヤ婆が「ジョースター」呼んだことからエンヤ婆を疑ってた承太郎は、彼女にカマをかけるために名前の記入欄にて「Qtaro Kujo(空条Q太郎)」と記入した。
案の定、エンヤ婆は「承太郎」と口にしてしまう。承太郎は名のっていないし誰も承太郎の名を呼んでいないことについて問い詰めるが、宿帳に書いてあったとエンヤ婆はシラを切る。しかし、その宿帳に書かれた名は、「空条Q太郎」なのだ。これにより、エンヤ婆は追手の敵スタンド使いであることが確定する……。
敵を炙り出す作戦の一端とはいえ「Q太郎」はシュールすぎるため、よく話のネタに挙げられている。
余談
同じ宿帳のページの花京院の名前をよく見ると、「Noriaki Kakyoin」ではなく「Tenmei Kakyoin」と書かれている。これについては「花京院も偽名を使ったのではないか」との説が有力だったが、函装版『JOJONIUM』にて荒木先生が「公式では "のりあき" とルビが振られているが、自分の中では "てんめい" である」という秘話を明かした。
第6部「ストーンオーシャン」の終盤、一巡する寸前の世界に登場した承太郎似の男のファンによるあだ名としてQ太郎が使われている。