放送日
第1週目:1990/10/25
第2週目:1990/11/1
第3週目:1990/11/8
第4週目:1990/11/15
第5週目:1990/11/22
解説
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をテーマとし、アメリカの歴史に関わるチェックポイントを回った。
ドーム予選の第一問発表の様子はテレビで生放送された。
第1週目は19:00からの放送。
行程
初上陸のタヒチの後、太平洋からバスの旅を出発点としオレゴン街道、映画「シェーン」の舞台グランドテートン、大陸横断鉄道のソルトレーク、アメリカ大陸中心地のレバノン、ライト兄弟初飛行の地キティホークを訪れた。
挑戦者
「クイズ経験、海外経験ゼロの普通の人々」ばかりが残った。
コース
予選・CP | 場所 | 形式 | ルール | 人数 | 罰ゲーム | 備考・関連タグ | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
国内第1次予選 | 東京ドーム | 1塁側・3塁側移動→スタンド・グランド移動→内野・外野移動→サークル移動 | - | 26735→100 | - | 一気に100人が決定した | 1990年10月25日 |
〃 | 〃 | 敗者復活戦・大ジャンケン大会 | 隣の人とジャンケンを行い、1勝すれば相手の持っている参加ハガキを獲得。14連勝した者1人が復活、「ジャンケンキング(クイーン)」の称号を得る。 | 26635→1 | - | - | 〃 |
国内第2次予選 | 成田空港 | ジャンケン | 先に3勝する。ドームの敗者復活者は抽選で選ばれた1組と3人でジャンケンを行い、1人が勝ち抜け。2人勝った場合は2人にポイントが加点。 | 101→50 | - | - | 〃 |
〃 | 〃 | 敗者復活戦 | 15秒の時間内にあらゆる手段を使って顔面の温度を上げていき、サーモグラフィーなる機械の測定で反応の強かった者が復活。 | 51→5 | - | - | 〃 |
第1チェックポイント | 成田→グァム | 機内400問ペーパークイズ | 上位40人以内の成績を取ること。 | 55→40 | - | - | 〃 |
第2チェックポイント | グァム | 台風直撃!!緊急事態○×クイズ | 「〇」か「×」の札をあげて1問正解すること | 40→24 | - | クイズ当日、台風に見舞われ従来の形での「どろんこクイズ」での開催が困難になったため、急遽変則形式となった。泥のプールに飛び込むか否かは任意となった。 | 〃 |
第3チェックポイント | タヒチ | 無人島カヌー対決クイズ | 1対1の早押し。2ポイント勝ち抜け、お手付き・不正解は1回休み。全員に〇×をクイズを出題。負けた方はカヌーに引っ張られ沖へ流される。対戦の組み合わせは「ねるとん紅鯨団」の告白タイム形式で決められた。 | 24→12 | - | - | 11月1日 |
〃 | 〃 | 敗者復活戦 | 筆記による近似値問題に正解に近い数字を書いた者が復活。 | 12→5 | - | - | 〃 |
〃 | 〃 | 早い者勝ちクイズ | ショッピング中に福留の店内放送で呼び出された挑戦者たちが浜辺にある2台の早押し機に駆け込み、最前列の2人に対し早押し問題を出題、正解すれば勝ち抜け。お手付き・不正解は1回休み。負けた方は「ゲリラクイズ」のトップバッターに回される。 | 17→1 | - | - | 〃 |
第4チェックポイント | タヒチPART2 | ゲリラクイズ | 携帯式の早押し装置を背負った挑戦者が誰か1人に対決を仕掛け、1対1の早押しクイズを行い1問正解で勝ち抜け、お手付き・不正解は1回休み。負けた方は他の相手を探してクイズを仕掛ける。丸1日にも及ぶ収録となった。 | 16→15 | 敗者が地元民を探してクイズ対決を行い、敗者が1問正解すれば罰ゲーム終了…となるはずが敗れた地元民が敗者に意趣返しとばかりにクイズ対決を仕掛け、地元民が1問正解したために敗者はまた別の相手を探しにたった1人でタヒチを彷徨うはめに。 | - | 〃 |
- | オレゴン州エコーラポイント | - | バス旅行の旅の出発点。一応問題が1問出題されたが、その答えは大西洋までみないとわからないことに。 | 16 | - | - | 〃 |
第5チェックポイント | オレゴン街道 | 幌馬車マラソンクイズ | 4人1チームの団体戦。解答権があるのは各チーム1列目の人のみ。1人正解で2人目の人が移動。2人目が正解すると自動的にそのチームの残り2人による1問2答の勝ち抜けクイズに挑戦。2人とも正解で勝ち抜け。不正解の場合は最初からやり直し。従来の早押しでのお手付き・不正解は1回休み。チームの組み合わせは挑戦者が身に着けているバンダナの色。 | 16→12 | - | - | 〃 |
〃 | 〃 | 敗者復活戦 | 事前にジャンケンに強かった順にリレー形式で解答する。正解者が復活。 | 4→1 | 「ロデオ」のピエロ役体験。 | - | 〃 |
第6チェックポイント | グランドテートン | 13人のガンマン 対決!大声クイズ | 13→12 | 映画「シェーン」の撮影時の演出を体験する。福留と当時助監督だった人との対談を織り交ぜつつ、「シェーン」の撮影現場に敗者が新人スタッフとして参加するという設定つき。 | - | 11月8日 | |
第7チェックポイント | ソルトレーク | 近似値クイズ | 筆記形式で、正解に近い数字を書いた順から番号のバッジが付けられる。 | 12 | - | - | 〃 |
〃 | 〃 | 空席待ち列車タイムショック | 大陸横断鉄道を走る列車の先頭が「スタート地点」を通過した所からクイズ開始、最後尾が通過するまで行われる早押しタイムレース。バッジの番号順に配列しされ、1列目の3人にのみ解答権がある。お手付き・不正解は最後尾に移動。スルーの場合は1列目全員がが最後尾に移動。クイズ終了時点でポイントの少ない者が敗者。特別ルールとして3ポイント先取で途中勝ち抜け。 | 12→8 | - | ルール説明から列車が来るまでに1時間ほどの時間を有し、しかも熱帯地帯という過酷な状況下。 | 〃 |
〃 | 〃 | 敗者決定戦 バラマキクイズ | 1問正解で勝ち抜け。 | 4→2 | 手作りのトロッコを手作りのレールの上に転がしながらソルトレークを横断。 | - | 〃 |
第8チェックポイント | アーチーズ(地獄のクイズ道) | 3択クイズ | 3ポイント勝ち抜け。福留と問題担当スタッフがクイズのネタがありそうな現場を探し、取材を行い問題を作成。後から来た挑戦者ら対してクイズを出題。数問終えると再度移動し、問題を作成。最終目的地のアーチーズまで続く。 | 10→8 | 地元の発明家が作った移動式お風呂「トラベリング・タブ」に入りながらの街頭宣伝。福留曰く「Bath旅行」。 | - | 〃 |
第9チェックポイント | ツインレークス | トマト戦争 遠すぎた塹壕 PART2 | スタート地点から塹壕にある早押しボタンを目指してトマト兵によるトマトの攻撃を浴びながらダッシュする。ボタンを押した者に解答権が得られ、2ポイント勝ち抜け。お手付き・不正解はトマト兵にトマトを投げられながらスタート地点に戻る。 | 8→7 | 帰りのチケットを持っているナースを目指して襲い来るトマト兵をトマトで撃退しながら進んでいく。OAではテレビゲーム風の演出が施され「トマトクエスト」と呼ばれた。 | 使用されたトマトの数は前年の2倍。 | 11月15日 |
第10チェックポイント | レバノン | アメリカど真ん中 距離獲得クイズ | センターポイントから本土内にある各州の州都までの距離を獲得する。早押しクイズで正解すると距離が得点となり、次の州を指名できる。西海岸から東海岸までの最短距離である5000km獲得で勝ち抜け。お手付き・不正解は1回休み。勝ち抜けが出ると左隣の挑戦者が次の州を指名する。 | 7→6 | NY産の子豚を連れて空港まで向かう。ラストの「帰国」テロップではその子豚も敗者として扱われた。 | - | 〃 |
第11チェックポイント | エリー | サバイバル Wチャンスクイズ | 3ポイント勝ち抜け。1問につき2人まで解答権がある。お手付き・不正解は1回休み。 | 6→5 | クイズ会場となった冒険学校で最も難所と言われるロープコースに挑戦。 | 挑戦者は到着早々いきなり冒険学校に体験入学させられ、24時間ものサバイバル訓練を受けた。その締めくくりがクイズだった。 | 〃 |
- | - | 早押しクイズ | 2ポイント勝ち抜け。お手付き・不正解は1回休み。当時トミーから発売された玩具版の早押し機で行われ、出題は同行アナウンサーの鈴木健アナウンサーが担当。あくまでも翌日に行われるクイズの予想敗者を決めるためのもの。 | 5→4 | - | - | 11月22日 |
第12チェックポイント | レイクミシガン | バック・トゥ・ザ・フューチャークイズ | 2ポイント勝ち抜け。お手付き・不正解は1回休み。 | 〃 | - | 挑戦者には普通の早押しクイズとしか知らされていない。 | 〃 |
〃 | 〃 | バック・トゥ・ザ・フューチャークイズPART2 | 〃 | 〃 | - | 会場がミシガン州のビーチからインディアナ州ミシガンシティに移動。クイズ前のやり取りや開始時刻まで被ってる奇妙な仕様に。 | 〃 |
〃 | 〃 | 敗者決定戦・二重音声クイズ | 先述2か所で行ったクイズの敗者が別々だったため実施、福留と小倉淳アナウンサーが別々の問題と同時に出題。2つとも正解で勝ち抜け。 | 2→1 | ミシガン州ポゥポゥ村の収穫祭で行われるぶどう潰し競争に参加。 | - | 〃 |
準決勝 | キティホーク | 激戦!!通せんぼクイズ | 早押し3ポイント獲得で通過クイズに挑戦。正解すると決勝進出。阻止されるかお手付き・不正解は0ポイントに。従来の早押しでのお手付き・不正解はマイナス1ポイント。 | 4→2 | - | 勝者は2機のセスナ機に乗ってそのままNYへ向けて飛び立った。 | 〃 |
〃 | 〃 | 3位決定戦 | 3択クイズ。正解した方が3位。3位の賞品はモップ、4位の賞品はスポンジが手渡された。つまり… | 2 | 挑戦者バスの清掃作業。「罰ゲームにしては物足りない。」と愚痴る敗者に対して、地元の消防隊から放水をくらった。 | - | 〃 |
決勝戦 | ニューヨーク | 早押しクイズ | 10ポイント先取。お手付き・不正解はマイナス1ポイント。 | 2→優勝 | - | 国連総会真っ最中の中での開催となった。 | 〃 |
優勝賞品
- ラスベガスのカジノのオーナー
タキシードに着替えた優勝者が訪れたのは、人工的な都市とは程遠い雰囲気ののどかな牧場。
優勝者がいるのはネバダ州のラスベガスではなく、ニューメキシコ州のラスベガスで、その牧場で開催される「牛糞ビンゴ」のオーナーというもの。
しかもニューメキシコ州では賭博は禁止されていて、オーナーの収益金は全額チャリティーに寄付というお粗末なものだった。
とは言っても、レバノンに向かう前に「賞品は何が欲しいか」と福留に聞かれた優勝者は「自分の名前が付いた土地が欲しい」と答えており、その願いをかなえる形で「牛糞ビンゴ」の開催地となった牧場とビンゴに参加した牛と予備の牛の計2頭が優勝者に贈られた。(早い話が牧場主。)