概要
『PHANTOM NIGHTMARE』で登場した光属性・戦士族の儀式モンスターで、【粛声】デッキのエース。ローガーディアンのリメイクモンスターであちらと比較すると体格がより大柄になり、武装や装飾も豪華になっている。
EU版の公式X(旧Twitter)では設定画が公開されており、それによると彼は神龍によって進化したローガーディアン本人で粛声の祈り手ローを守護しているようだ。
カードとしては各種粛声カードのサポートを受けられるためサーチ・特殊召喚手段が多く、特に粛声の祈り手ローは1体でリリース素材を賄いながらあちらの自己蘇生によって後述する各種効果の発動条件を満たせるので非常に相性が良い。
カードテキスト
星7/光属性/戦士族/攻2050/守2500
「粛声なる祈り」により降臨。
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが儀式召喚した場合に発動できる。
デッキから「粛声」モンスターまたは戦士族・ドラゴン族の儀式モンスター1体を手札に加える。
(2):自分のフィールドか墓地に「粛声の祈り手ロー」が存在する限り、このカードの攻撃力は2050アップする。
(3):自分フィールドに「粛声の祈り手ロー」が存在し、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
解説
(1)は儀式召喚に成功した場合に粛声モンスターまたはドラゴン族か戦士族の儀式モンスターをサーチする効果。
主なサーチ先としては粛声の竜賢聖サウラヴィスが候補となり、儀式召喚に利用したカードをデッキに戻すことでそのまま特殊召喚できる上にレベルが同じなのでランク7のエクシーズ召喚も狙える。
一応カテゴリ外の儀式モンスターもサーチできるが、粛声デッキの性質上それらを儀式召喚するのは難しいため、専ら手札誘発効果を狙って採用する形になるだろう。
(2)は自分フィールドか墓地に粛声の祈り手ローがいる場合に攻撃力が2050アップする永続効果。
これにより2050というレベル7モンスターとしてはやや控えめな攻撃力から一気に4100もの高打点アタッカーとなる上、粛声の祈り手ローを素材に儀式召喚することで自動的に条件を満たしつつあちらの自己蘇生も狙える。
(3)は自分の場に粛声の祈り手ローがいる場合、相手の魔法・罠・モンスター効果の発動を無効にして破壊するパーミッション効果。
カウンター範囲は広く破壊によって除去もするため非常に有用で、前述の(2)の効果と合わせて相手へ与えるプレッシャーは大きい。
欠点としては場に低ステータスの粛声の祈り手ローを要求するので戦闘破壊を狙われやすい点が挙げられるが、粛声なる結界があれば攻撃をこちらに誘導できるのでその点も補うことが可能となっている。
総じて粛声の祈り手ローと組み合わせることで真価を発揮するモンスターであると言えるだろう。
余談
【粛声】及び【ローガーディアン】のカテゴリに属する本カードだが、カード名に”ガーディアン”と付いているためウェポンサモナー、プリンシパグのサポートにも対応している。