経歴
ポジションは投手、右投右打。
西脇工業高校卒業後、関西国際大学へ進学。スリークォーターとサイドの中間から最速157キロの剛速球を投げる点に注目が集まり、2021年ドラフト会議にて読売ジャイアンツから外れ1位指名を受け入団した。
とはいえ大学時代はたったの9登板しか実績が無く、大学在学中に変更したフォームが固まっていなかったため、当初は「目に見える地雷」「藤浪晋太郎以下のコントロール」と野球ファンから散散に酷評された。
「翁田」姓の発音が「太田」「大田」と混同されるため、原辰徳監督の発案で登録名を「大勢」とした。本人の希望と首脳陣の意向でリリーフで起用されることになり、新人時代の2022年はクローザーとして開幕1軍入り。開幕戦にて1982年の阪急ブレーブスの山沖之彦以来となる開幕戦初登板初セーブを記録、最終的に57試合を投げ37セーブの活躍で新人王のタイトルを獲得した。2023年春開催のWBC第5回大会にも日本代表として選出され、4試合に救援登板し無失点に抑えている。
エピソード
- Twitterのハッシュタグ「#大勢は○○」。
- プロ入りして間もない2022年。同僚の高梨雄平投手がオープン戦で呟いた「#大勢はガチ」のハッシュタグがファンの間で広まっていき、「#大勢はガチ」がトレンド入りするようになる。
- 2023年春のWBC。侍ジャパンのチームメイトでペッパーミル・パフォーマンスをやっている際に、彼だけ塩振りおじさんのポーズを取っていたことから「#大勢は塩」のハッシュタグが成立した。
- 2023年のシーズンは序盤に読売ジャイアンツの負けが込み過ぎた結果、自身の登板機会が得られず「#大勢は暇」のハッシュタグが自然発生してしまう。
- なんJ界隈では同じ読みの「大成建設」に因んで棟梁と呼ばれている。
- 自身は兵庫県出身なだけあって阪神タイガースファン。ドラフト会議で指名された直後であるにもかかわらず、阪神のユニホームを着て甲子園で試合観戦をしていたこともあった。
関連タグ
大勢(表記揺れ)