腹腹先生

はらはらせんせい

高口楊による漫画。少年ジャンプ+で連載された。

概要

高口楊による漫画。

少年ジャンプ+で2021年8月2日より2022年10月10日まで連載された。

全32話、コミックス全4巻。

暴力団と化学の組み合わせによる復讐劇を描く。

2023年末にはX(Twitter)でWEB漫画サイトの広告として掲載され、話題となった。

ストーリー

田舎の底辺校で教師を務める梓は、過去の挫折と仕事のストレスにより気の重い毎日を過ごしていた。

そんなある日、唯一の支えである妹のルカが暴力団絡みのトラブルにより失踪。

手がかりを掴むべく、ルカが勤めていた東京のキャバクラに乗り込んだ梓は、ヤクザの鎧塚との邂逅を経て、金と暴力が全ての裏社会へと引きずりこまれてゆく。

登場人物

• 津雲梓

23歳の化学教師。栃木県出身。両親を交通事故で亡くしており、妹のルカを拠り所としている。

かつては国立大学で研究に励んでいたものの、憧れていた教授に手柄を横取りされて全てを失い、大学院を中退した。

地味な見た目と気弱な性格故に生徒にも舐められっぱなしだが、並外れた頭脳と行動力をもって修羅場を潜り抜け、精神的に成長してゆく。

• 津雲ルカ

梓の妹。20歳。姉とは対照的に活発でおしゃれなためモテる一方、勉強は全くできず高校を中退している。

東京でホステスとして働いていたが、ある日姉に助けを求める電話をかけ行方不明となる。

• 鎧塚京介

27歳のヤクザ。ルカが働いていたキャバクラの面倒を見ている。

少年時代に弟を殺されており、その復讐を夢見ながら末端組織で臥薪嘗胆の日々を送っている。

梓とは過去の境遇へのシンパシーから、次第に利害関係を超えた相棒として信頼するようになる。

関連項目

少年ジャンプ+

腹腹時計：タイトルの由来と思われる、爆弾の製造方法が書かれていることで有名な本。