概要
CV:竹田愛里
妖艶でミステリアスな雰囲気を漂わせる美女。
細長い謎の木箱を常に大切に抱えており、触れようとすると冷静に激怒する。また、時々「ガタガタ」と音を立てており、中に何が入っているのかは『金田一少年の事件簿』シリーズの最大の謎の一つである。
初登場は「秘宝島殺人事件」で、悲報島財宝探しツアーの参加者として登場。
非常に落ち着いていて博識だが、誰も詳しい素性は分からず、とある財閥のお嬢様ではとされていた。
共に参加していた金田一一を気に入り、金田一に身体を密着させたり露天風呂に入浴中の彼のもとにタオルで身体を隠さず堂々と入ってくるなど度々色仕掛けをしてドギマギさせている。
謎に包まれた言動などで容疑者の中では最も怪しかったが……
その正体は警視庁の刑事で、階級は警部。
お茶の水女子大学出身のキャリア組で、祖父がイギリス人のクォーター。
英語・ドイツ語が得意で、日本舞踊や茶道も嗜むなどかなり多彩。
指名手配犯がツアーに参加していることを知って、正体を隠してツアーに潜入。
終盤、指名手配犯の岩田英作(今回の犯人ではない)が本性を現し、財宝を見つけた後に金田一達を始末しようとした時に、箱に隠していた拳銃で彼を撃ち、みんなに自分の正体を明かした。
だが、岩田は洞窟の崩落に巻き込まれて死亡してしまうが、自身は一と真犯人(ネタバレ注意)を除くみんなと無事に脱出(後に二人も救出)。
事件後、金田一と美雪と対面し、刑事だったことと箱の中身が拳銃だったことに驚いたことを話した直後に、まったく同じ例の箱が登場し、結局箱の中身が何なのか謎に終わった。
その後もたまに作中に登場している。
その時には金田一達に事件を解決したら「箱の中身を見せてあげる」と取引を持ちかけて協力を依頼。
見事に解決した金田一にその箱の中を見せるのだが…