「點花沉香,凋筆縱玉堂。
指尖萬象,獨吾作冰清。」
概要
「霹靂布袋戲」の登場人物。
花凋族の長老。一族から「佐王相」と称される妖術使い。
部外者に対しては容赦なく、厳しい言葉で痛いところを突く。
六世花王・末世之豔を支える忠臣である。
プロフィール
人物
花凋族の長老である妖術使い。五世花王の時代から、王を補佐する佐王相を務めた。三生雪・長宵と共に、花王を守る「守花三御」の一人として知られる。花凋謎境の部外者には厳しく、基本的に敵意を示す。優雅な雰囲気を漂うが、術を使って他人の秘密を探る悪い癖も併せ持つ。両目は病によって光に弱く、普段は瞑る状態を保つ。術を使う時のみ両目を開く。
中性的な立ち振る舞いだが、公式資料で性別が明記されていない。霹靂布袋戲のYoutube公式チャンネルの生配信にて、脚本を担当した周郎の解説で性別が明らかになった。蘭鑲玉筆は花凋族の王族で、末世之豔と同じく、両性具有である。花凋族では王族を除き、ほかの民は普通の人間と同様、男性と女性の二種類に分かれる。
司祭の女焱師が、紀忘憂との戦いに敗れた際に初登場し、傷を負った女焱師を治療した。六世花王・末世之豔が生まれるまで、各勢力をけん制し、魔族・邪族・人族の間で渡り合った。知略に長ける一方、弱点に当たる炎を駆使する敵と、互角に戦うほどの実力を持つ。
末世之豔の誕生後、魔界の軍師・白無垢を捕らえる功績をあげた。魔界と交戦する中、花凋族は一度優勢を取る。しかし末世之豔は魔界の策に嵌り、花凋族が追い詰められてしまう。魔界を敵に回し、花凋族に滅亡の危機が迫る中、意地でも末世之豔に忠誠を貫く。最終決戦で白無垢に敗れ、術によって睡眠状態に封じた。
「霹靂戰冥曲」にて、再び白無垢に呼び覚まされた。花凋族のために、魔界と共同戦線を組んで、冥河之母と対抗する。白無垢が冥河之母に接近するため、最初は蘭鑲玉筆の姿に扮して、しばらく末世之豔の下についた。途中で二人が入れ替え、本物の蘭鑲玉筆が再び末世之豔を補佐する。ほどなくして、冥河之母が転生に成功し、末世之豔に危害を加えようと攻撃を開始した。主をかばうため、自らを盾に冥河之母の一撃を受け、致命傷を負って死亡した。
関連タグ
関連リンク
- 公式人物資料(蘭鑲玉筆)※中国語