概要
はやみねかおるの児童文学(?)『虹北恭助シリーズ』の主人公。魔術師(マジシャン)の異名を持つ少年探偵。初登場時は小学6年生、その後高校生。ナイトという猫を飼っている。
古書店「虹北堂」の店主・虹北恭一郎の孫で、幼くして両親を亡くし不登校児となる。とはいえ、手が付けられないほどのビブリオマニアであり、幼稚園に行っていた頃には既に小学校中学年レベルの知能と知識を有していたため、本人曰く「行っても意味が無い」との事。テレビやゲームにも興味を持たない。
とても白くすべすべした肌と長い茶髪を有しており、女性と間違えられることも多い。青い鳥文庫(挿絵:藤島康介)版では普通に美少年といった感じの風貌だが、講談社ノベルス(挿絵:やまさきもへじ)版ではもはやこれで男だと判断するのはよほど注意力があるかひねくれている人と言うレベルの男の娘(本人にその意図はない)として描かれている。
ずば抜けた記憶力と桁外れな注意力を有し、昨日来店した人の顔や特徴をメモや写真も無しに完全にアウトプットしたり、刷ごとに代わる改訂・増補を記憶している程。
ワトソン役の野村響子とは幼馴染で、話が進むにつれて異性として意識しているのだが、デリカシーの無さ故にどつかれることもしばしば。