概要
二人の出会いは第4次聖杯戦争が開始される9年前、切嗣20歳、アイリ0歳(ホムンクルスとして製造されたのと同時)。二人の結婚は言わばアインツベルンと切嗣を結び合わせるための政略的なものであったが、二人の間には真実の愛が芽生え、強い絆で結ばれている。なお、二人の間に生まれた所謂『愛の結晶』がFate本編でのヒロインの一人、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンである。
馴れ初め(?)について原作で言及があったのは、初めて会ったとき切嗣は、
羊水越しに見たアイリスフィールの緋色の瞳の奥底に魅入られた。その瞬間は切嗣の中にまざまざと焼き付いた。
アイリスフィールの方は、切嗣に染み付いてる煙草の臭いがたまらなく不快だった。内面を理解するまで冷酷な顔は畏怖の対象だった。
ということ以外不明だったが、2012年3月発売予定の「Blu-ray Disc Box Ⅰ」にて、原作者虚淵玄による書き下ろしドラマCDで馴れ初めが明かされた。
アニメ第二期EDイラストはその内容を基に制作されている。
コミカライズ化されて漫画版「Fate/Zero」10巻に収録されている。
本作では夫婦共々悲惨な目に合っているので、せめてイラスト(架空の世界)の中だけでも幸せに・・・という絵師の願いからか衛宮夫婦に幸あれというタグが併用されることもあるようだ。
因みに最近では、二人ともサーヴァントとなる可能性があるという、恐ろしい夫婦と化している。