概要
裁きの龍(ジャッジメント・ドラグーン)とは遊戯王OCGに登場する光属性・ドラゴン族の効果モンスター。
2008年9月から2010年9月まで準制限カードの1つとなっていたが、2011年9月に解除された。
効果テキスト
特殊召喚・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2600
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の「ライトロード」モンスターが4種類以上の場合のみ特殊召喚できる。
(1):1000LPを払って発動できる。
このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する。
(2):自分エンドフェイズに発動する。
自分のデッキの上からカードを4枚墓地へ送る。
解説
ライトロードの切り札となるモンスター。攻撃力3000。守備力2600。
通常召喚はできないが、自分の墓地に「ライトロード」と名の付いたモンスターが4種類以上存在する場合のみ手札から特殊召喚できる。
召喚時にコストを要求しないため、手札に戻す効果には滅法強い。
また、手札に複数の裁きの龍が存在する場合、一気にまとめての召喚が可能。
3体並べれば後述の全体除去効果と相まってゲームエンドにも持ち込める。
ライトロードの多くはデッキから墓地へ送る効果を持つため、早ければ3~4ターン目ほどで召喚条件を満たすこともある。ただし、ライトロードと名の付くカードが「4枚」ではなく、「4種類」である点には注意。同じ名前のカードが墓地に複数枚あっても1種類としかカウントされない。
通常召喚できず、条件を満たした場合「のみ」「手札から」召喚できる。
そのため、墓地からの特殊召喚が不可能である。正規の手順で一度召喚しても同様である。
これは、死者蘇生などの蘇生カードを適用できない事を意味する。
相手から利用されにくいというメリットと共に、自らの再利用も制限されている。
墓地に行ってしまった場合、輝光竜セイファートなどによって手札あるいはデッキに戻す事が必要となる。
また、ライトロードの切り札である自身は「ライトロード」と名前が付かないため、
「ライトロード」と名のつくカードを対象にした効果を受けることが出来ない。
ライフを1000ポイント払えばこのカード以外のカードを全て破壊する効果があり、しかもライフが1000以上あればメインフェイズで幾らでも発動できる。終焉の王デミスと比べて1000ポイントライフコストが減っている。また、その効果を発動させるのに1ターンに1度の制限がなく、何らかの効果で1度だけ破壊を防いでも、もう1度破壊効果を発動して破壊すると言う事が可能なのである。
モンスターをいくら並べていても無力化でき、罠や魔法もほぼ破壊できるため、攻撃力3000でのダイレクトアタックを召喚したターンに仕掛けることができる。
なお、裁きの龍を複数召喚する場合は、まず1体を特殊召喚し、破壊効果を使ってから次を特殊召喚しなければ、効果を使用した1体を除いて全て破壊されてしまう。
このカードが自分フィールド上に存在する限り、自分のエンドフェイズ毎に自分のデッキの上からカードを4枚墓地に送る。墓地へ送る枚数が他のライトロードよりは多めであるため、短期決戦で臨みたい。