西鉄3000形
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にしてつさんぜんけい
西日本鉄道が保有・運用している優等列車向け車両。
2006年より営業運転を開始。
西鉄では初めてステンレス車体が採用され、また日本で初めてレーザー溶接製法が採用されたことから、2007年度の鉄道友の会ローレル賞を受賞している。
導入に当たっては『一新』、『高品質』、『快適』をコンセプトに製造された。本系列は急行用として使われていた2000形の代替用として開発され、3ドア・クロスシートを採用している。また(一貫して)特急運用中心で用いられていた8000形も本系列で代替する方針となり、最終的に60両が製造。特急運用も本系列主体となった。
- 3005編成以降からは西鉄初のLCD(液晶ディスプレイ)も採用。取り付け位置がドア上でなく連結面にある。また3001編成は試験的にLCDが取り付けられていた。
- 特急運用は6両編成主体、急行運用は5両編成主体。2両・3両・5両固定編成が存在し、2両編成3本による「ブツ6」を組成するなど柔軟な運用が組めるようになっている。
- 5両固定編成の車種構成は、福岡天神方に2両をつないだ5両編成から運転台をなくした設計へ変更したもの。
- 8000形退役後は急行運用が本系列のみで賄いきれなくなったため、当該運用は9000形などのロングシート車も充当されている。
- 8000形が用いられていた観光列車「旅人」「水都」は、8000形退役後本系列が担当することになり、3010編成(5両)、3017編成・3018編成(各3両)がそれぞれ「旅人」「水都」仕様のラッピングが施されている。
2両編成
←大牟田 | 福岡天神→ | |||
---|---|---|---|---|
形式 | モ3100 | ク3500 | 案内表示 | 備考 |
MT構成 | Mc | Tc2 | ||
3103編成 | 3103 | 3503 | LED | |
3104編成 | 3104 | 3504 | LED | |
3105編成 | 3105 | 3505 | LCD | |
3108編成 | 3108 | 3508 | LCD | |
3113編成 | 3113 | 3513 | LCD | |
3114編成 | 3114 | 3514 | LCD | |
3119編成 | 3119 | 3519 | LCD | |
3120編成 | 3120 | 3520 | LCD |
3両編成
←大牟田 | 福岡天神→ | ||||
---|---|---|---|---|---|
形式 | ク3000 | モ3300 | ク3500 | 案内表示 | 備考 |
MT構成 | Tc1 | M1 | Tc2 | ||
3001編成 | 3001 | 3301 | 3501 | LCD | LCD試験編成 |
3002編成 | 3002 | 3302 | 3502 | LED | |
3006編成 | 3006 | 3306 | 3506 | LCD | |
3007編成 | 3007 | 3307 | 3507 | LCD | |
3015編成 | 3015 | 3315 | 3515 | LCD | |
3016編成 | 3016 | 3316 | 3516 | LCD | |
3017編成 | 3017 | 3317 | 3517 | LCD | 『水都』編成 |
3018編成 | 3018 | 3318 | 3518 | LCD | 『水都』編成 |
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