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概要編集

香川県は設楽の里に住む褐色少女

お外堂さん」と呼ばれる犬神を使役する外堂使い。

本来は人に取り憑き心の闇を喰らって力をつける危険な妖怪だが、彼女たちは特殊な訓練を積みそれを使役する術を身に付けた者たちである。

設楽の里においてお外堂さんは守り神であると同時に畏怖の対象であるめ、外堂使いの家系である水乃緒も里の人たちから敬意を払われるものの恐れの目を向けられながら育った。

その孤独感から他人を拒絶するようになり、暴力的で人を寄せ付けない性格になった。


かつて設楽の里では多くの外堂使いがいたが、戦争を境にその数を減らし今では水乃緒と祖母の二人のみで、お外堂さんも設楽家の一匹となっていた。

昔里を出た一人の外堂使いが別の地で死に、そのときお外堂さんを受け継ぐ者もいなかったため、「はぐれ外堂」となってしまった。

使役するものがいなくなったはぐれ外堂は、本来の人に取り憑き心の闇を喰らう悪しき妖怪に戻り人を害するようになる。

行方不明となったはぐれ外堂が50年経って東京の中学校にいることを水乃緒の祖母がつきとめると、水乃緒にお外堂さんを託し退治するように頼んだ。


転校早々教室に入るなり強烈な妖気に襲われる、それはに取り憑いていたとらだった。

水乃緒はとらが件のはぐれ外堂と勘違いするのだが……。


呪禁歌編集

お外堂さんを操るには呪禁歌と手の印を使う。

はぐれ外堂にも呪禁歌は有効でその力を削ぐとこができる。


雨風を具して参れ

風を巻き、重ねて来たれ

肉を食み甘を吸い忘るる事なかれ

昔日に縹々とすすき野に啼く

彼の時を想えい汝よ

時は流れ逝きて留まること能はずとも、なお

侍髪長くして長柄は隠形の型

汝を幾重にも責め刻む

曰く、これより汝が棲まふのは小さき箱

以て現に出ること能はず

  • ちなみに、ファンがこれを発見したが、歌詞をよく見てみると、これはかつて外道が、一人の侍の操る獣の槍で調伏された事を示す。その侍とは・・・もうお分かりだろう。

ちなみに編集

彼女は潮の初体験のお相手としてあまりにも有名である。

関連項目編集

うしおととら 蒼月潮 とら 羽生礼子 はぐれ外堂

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