概要
書いて字の通り「読むのが難しい」こと。
「読めない」とは違い、頑張ればなんとか読み取れる状態を指す。おもに書類や看板、小説などの文字(文章)を読むのが難しいことを指すが、漫画のように文字が主体でないものについても使われる。
Pixivでは撮影やスキャン、画像書き出しなどの関係で文字が読みにくくなっている漫画・イラストや、誤字脱字、改行、顔文字などが多い小説などにタグとして使われることがある。
なお、作者本人が閲覧時の注意として添える場合は別だが、他者がつける場合は時に中傷や荒らしと捉えられかねないので、もし読みにくいと思った場合はすぐにタグつけせず一度コメントなどで相談した方がいいと思われる。
読みにくくなる原因について
ここでは、主に漫画内の吹き出しや描き文字について、読みにくくなってしまう原因について簡単に紹介する。なお、演出上の意図があってそのように制作したものについても、特に区別せず記述するものとする。
文字(フォント)が原因のもの
- 文字が大きすぎる、もしくは小さすぎる
- 文字が太すぎる、もしくは細すぎる
- 文字を細かく詰めすぎている
- (演出上の意図を除いて)台詞が極端に多い、吹き出し内に収まっていない、配置が極端にずれている
- (手書きの場合)字が汚い→悪筆
- 特殊なフォントやデザインとして意図を持って配置したのが裏目に出ている
漫画的な技法によるもの
- コマ割りが細かすぎる、コマの境目がわかりにくい
- コマの配置が特殊で、コマを読み進める順番がわかりにくい
- 吹き出しやコマの形が極端に歪んでいる
- 配置ミスなどで文字が背景などの絵に溶け込んでしまっている
- 描き込みに力を入れすぎてキャラクターが背景に埋もれている、逆に必要な描き込みも省いてしまいシチュエーションがわかりづらい
- イマジナリーラインを意識しない演出。頻繁にアングルが変わり誰が話しているか分かりにくい(イマジナリーライン超えを意図してやっている場合もあり、容姿や口調など他の要素でキャラの見分けがつくように工夫されていれば問題ない)。
文章が原因のもの
- 句点・読点が多すぎる、もしくは少なすぎる
- 言い回しがくどく、主語と述語が離れすぎている
- 主語や述語を省略しすぎている
- 馴染みのない外来語や独自の概念・造語を説明もなく使う
- 誤字・脱字が多い→誤植
- 文章の切れ目をミスリードする不適切な改行、またはひらがな、カタカナ、漢字のみなど単一の文字種だけで書かれていて単語の切れ目がわかりにくい
- 強引なこじつけや不適切なたとえ話の使用(その人物が「ズレている」ことの演出やギャグとしてやっている場合は可)
印刷やデータ出力が原因のもの
etc