概要
2025年1月30日、X(Twitter)で『豆腐ハラスメント』がトレンド入りする。
昨今色んなハラスメントがある中、いったいどんなハラスメントなのか一般的にはまったく想像がつかずに騒然となった。
長寿アニメ『忍たま乱太郎』を知る人を除いて。
発端・経緯
事の発端は2025年1月30日に再放送された32期39話『最高の豆腐を求めての段』である。
久々知兵助は性格はとても素直かつ温厚で真面目、原作者である尼子騒兵衛先生曰く「天然」で、五年生が全員集合すると大概リーダーに選ばれ、成績優秀、頭脳明晰、文武両道の優等生。
が、「大好物の豆腐が関わると、無自覚に皆を巻き込んで困らせてしまう問題児になる」という人物である。
忍たまでは18期87話『おいしい豆腐料理の段』以降、久々知兵助による通称『豆腐回』なるものが放送される様になった。
「もう豆腐は食べたくないよな?」
「また豆腐を食べてくれ!」
この回はざっくり言うと
最高の豆腐を作るために、一年生の後輩・同学年二人にひたすら豆腐・豆腐料理を食べさせるというものである。
久々知兵助の豆腐は味自体はとても美味しいらしいのだが、いかんせん振る舞う豆腐および豆腐料理の量がとても1人では食べきれない程多いのである。
(この回で兵助が振る舞った豆腐料理→参考リンク)
あの食いしん坊のしんべヱが食べ過ぎで「豆腐の悪夢を見た」と言う程な上に、久々知兵助をよく知る忍たまファンですら「恐怖を覚えた」「もはやサイコパスだよ」と言う程なのでどれだけヤバいかわかるだろう。
上述したとおり、初回放送でもこの回は「ヤバい」というのは分かっていたのだが、2024年12月20日に劇場版『ドクタケ忍者隊最強の軍師』が公開された事や久々知兵助含めた五年生も作中で活躍していた事もあり、乱きりしん・土井先生・山田先生・ヘムヘム・食堂のおばちゃん・滝夜叉丸しか知らないといった初心者や新規から映画効果で注目されていた中、映画公開後に最初にテレビ放送された久々知兵助登場エピソードがこの回の再放送であった。
忍たま、そして久々知兵助を知る人はトレンドを見てこう思っただろう。
「豆腐ハラスメントを起こす人物、この世で久々知兵助ただ一人しか思い浮かばないんだけど」。
余談
- 豆腐地獄
20期32話『兵助の豆腐地獄の段』によれば、久々知兵助と同級生で同室である尾浜勘右衛門からはひたすら豆腐料理を食わせられるこの所業を「豆腐地獄」と呼んでいる。
また、『最高の豆腐を求めての段』でも犠牲になった不破雷蔵・鉢屋三郎もこの回でもたらふく食わせられたということが語られている。
尾浜勘右衛門は同室であるが故に、上記の他に23期35話『作りすぎた豆腐の段』、26期55話『一人になりたいの段』、31期68話『久々知の豆腐の謎の段』などで久々知兵助の豆腐関連で苦労してるシーンがある。
- 公式では
2024年11月25日「いい双子の日」という事で不破雷蔵・鉢屋三郎(なお、二人は双子でも兄弟でも血縁者でもなく、三郎が雷蔵に変装してる血の繋がりのない別人である)と共にこの回の事も紹介されたが、「豆腐小僧が暴走」とツイートされた(参照)。
また、10月2日が「豆腐の日」である為、その日にはやはり豆腐小僧である久々知兵助が紹介される。