概要
越谷家の主婦。越谷卓・小鞠・夏海の母親。明言はされていないが専業主婦と思われる。
面倒見の良い性格をしているが、夏海のひどい成績やイタズラには問答無用で叱り飛ばすという厳しい一面も持っている。その際に小鞠や卓にとばっちりが来ることもある。
夏休みには、旭丘分校の教師宮内一穂の代わりに、子供たちのラジオ体操の監督を行っていた。
顔は小鞠や夏海とはあまり似ていないが、卓の眼鏡を外した顔とよく似ている。
割とスマートな出で立ちであることが多い。基本はパンツルック。
その気性の激しさは登場人物ほぼ全員の知るところで、例外は引っ越してきたばかりの一条家ぐらい。蛍は夏海が叱られるところを何度か目撃しているが、蛍自身は他人に迷惑をかける性格ではないため特に雪子を恐れている描写はない。
また一穂は小さい頃雪子に面倒みられていたことから、今でも頭が上がらない。夏海と同じくらい雪子を恐れている。
隣人の富士宮このみは礼節のある人物の為自身が叱られることはないが、やはり雪子の気性の激しさは知っており、雪子が激昂する事態を避けようとする。
いわば本作のラスボス。
笑顔はとてもチャーミングだが、その笑顔は地獄の釜の蓋が開く前兆である。
越谷家について
越谷家は非常に謎(というか矛盾)が多い。
住宅はどう見ても農家のつくりなのだが雪子の夫(卓・小鞠・夏海の父)はサラリーマンであると公式ガイドブックで作者自身が答えている。
雪子たちの親の世代を最後に農業を廃業したという可能性も考えられるが、卓・小鞠・夏海の祖父母は同居しておらず、日帰り圏内ではあるが別の村に住んでいるという。
そうなると結婚後にこの住宅を中古(昭和56年耐震基準により新築はできない)で購入したことになるが、今度は雪子が幼いころの一穂の面倒を見ていたという設定が矛盾する。
この矛盾を解消するように解釈するなら、
- 現在の家は雪子の実家である。
- 夫の両親は健在だが、別の場所に住んでいる。
- 雪子の両親はすでに鬼籍に入っている。
……という具合になるんですが、どうなんでしょう、あっと先生
なお、一穂に畑作を仕込んだのは雪子とのことで、どうやら雪子の実家が農家というのは確実なようだ。
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ミリディアナ・クラエス…怒らせてしまうと鬼の様に恐ろしい中の人が同じな母親繋がり。こちらも手のかかる娘を持つ苦労人でもある。