曖昧さ回避
- ゲーム『ブレイブサーガ2』に登場する軌道兵器。『ごうばく』→轟爆(ブレイブサーガ2)
- 僕のヒーローアカデミアの登場人物、轟焦凍×爆豪勝己のカップリングタグ。『とどばく』→本記事にて説明
概要
雄英高校のヒーロー科1年A組に在籍する2人轟焦凍×爆豪勝己をBLにして描いた作品に付けられるタグ。
初の実戦形式の授業にて圧倒的実力を見せつけた轟焦凍。そんなチート個性な彼をすげぇと思いつつ、それでも負けないと奮起する爆豪勝己。
一方的な意識だったが雄英体育祭の舞台にて敵対、爆豪は轟を負かすことに成功する。しかし諸事情から轟の全力を出させず仕舞いで不完全燃焼。完全勝利を目指す爆豪にとってはまだ決着は付いてないようだ。
2人とも能力的には高く成績は良いが精神面での問題を抱えており、仮免試験ではそれが足を引っ張り落とされることになる。
体育祭の成績からツートップとも呼ばれる。
プロフィール
名前 | 轟焦凍 | 爆豪勝己 |
---|---|---|
クラス | 雄英高校ヒーロー科1年A組15番 | 雄英高校ヒーロー科1年A組17番 |
個性 | 半冷半熱 | 爆破 |
出身校 | 凝山(こるさん)中学校 | 折寺(おるでら)中学校 |
誕生日 | 1月11日(15) | 4月20日 (15)→(16) |
身長 | 176cm | 172cm |
血液型 | O型 | A型 |
出身地 | 静岡県あたり | 静岡県あたり |
好きなもの | そば(温かくないやつ) | 辛い食べ物全般 、登山 |
ヒーローネーム(仮) | ショート | 爆殺王/爆殺卿(却下) 爆心地(プロット時) |
互いの呼び方 | 爆豪 | 轟、半分野郎、舐めプ野郎、マボロキ |
CV | 梶裕貴 | 岡本信彦 |
轟爆の歴史
原作
出会い
「氷の奴見てっ!敵わねえんじゃって思っちまった…!!」
原作2巻、戦闘訓練で緑谷に敗北し、追い打ちを受けるようにして轟の実力を初めて目の当たりにする爆豪。
屋内で何度も爆破を使用し大規模攻撃を行った爆豪と違い、建物を一瞬で凍らせて敵を弱体化し一瞬で勝利を収めた轟。轟焦凍は爆豪勝己にとって同世代で生まれて初めて戦わずして敗北感を覚えた相手であり、このときから爆豪は轟をも超えてトップに立ちたいと意識し始める。
その一方で轟は戦闘訓練時に怒りに震えながら何度も爆破を繰り返す爆豪に対して、「考えるタイプには見えねえが意外と繊細だな」と評して周囲をざわつかせた。
USJ編
「これがトップ…」「プロの世界か…!」
USJに襲撃した敵と戦うオールマイトのピンチに轟と爆豪も駆けつける。上述した通り、のちに「ツートップ」と評されプロの世界でも活躍していくであろう二人が本気のオールマイトの力を肌で感じることになる。
体育祭編
原作3巻~5巻
体育祭当日、控室にて轟が緑谷に宣戦布告するのをじっと睨む爆豪。クラス最強が緑谷に宣戦布告!?とクラスメイトがざわつくように、爆豪にとっては轟がなぜ自分ではなく緑谷をライバル視するのかがわからず納得がいかない。
「せんせー 俺が一位になる」
選手宣誓で皆の前で上記のように言い放った爆豪は、轟を振り向かせようと躍起になり、障害物競走では轟に直接「てめェ宣戦布告する相手を間違えてんじゃねえよ」と想いをぶつけている。
騎馬戦では爆豪が初めて「轟」の名を呼ぶシーンがあり、基本的に他人の「個性」や「名前」を覚えようとしない爆豪が「轟の氷対策」で芦戸を騎馬メンバーに加えるなど、唯一最初から「個性」と「名前」を認識していたとわかる。
また、轟が緑谷に自分の生い立ちを話すシーンでは、こっそり爆豪も聞いていた描写があり、
爆豪は轟の凄惨な過去を知る数少ない人物のひとりである。
轟VS緑谷戦で轟が炎を使ったことを知った爆豪は、未だ迷いのある轟にいらつき、「どこ見てんだよ」とふっかける。
「てめェの家事情も気持ちも…! どうでもいいから俺にも使ってこいや炎側」
轟の本気を引き出そうと煽った爆豪は、決勝戦で轟と相対する。
初っ端から巨大な氷を繰り出した轟に対して、戦闘訓練で爆豪を「繊細」と言った轟とは逆に「強え”個性”故に攻め方が大雑把だ!」と爆豪は評している。
「俺じゃあ力不足かよ」
「悪ィ爆豪」
爆豪の新技「榴弾砲着弾(ハウザーインパクト)」で決着が付き、試合は不完全燃焼のまま終了する。
爆豪は悔し涙を浮かべながら、意識を失った轟の胸ぐらを掴み「ふざけんなよ」と叫んだものの、教師ミッドナイトにより強制的に眠らされ、轟爆は世間に仲良くおねんねする映像を晒してしまうのである。
林間合宿編
原作8~10巻
林間合宿では共に肝試しのペアになり、同じような驚き方をみせる。自分の前を歩かせたがらない爆豪が轟を前に歩かせている。また、この頃から轟が頻繁に爆豪に話しかける描写が見られる。
肝試し中に敵に襲撃された際は、引火性ガスに覆われ「爆破」と「炎」の個性が封じられたことから、轟がひたすら氷で敵と応戦し、爆豪を守っていた。常闇の黒影の暴走を鎮めるタイミングでは轟と爆豪で炎と閃光弾を同時に発動させ見事な連携を見せた。
そして、敵が爆豪を狙っているとしった轟は「おまえ中央歩け」「ちゃんとついてこいよ(※アニメ)」と爆豪を気にかけていた。
しかし、爆豪は敵に攫われてしまい、轟は球体に閉じ込められた爆豪を取り返すために必死で手を伸ばす。が、すんでのところで敵の荼毘に「哀しいなあ 轟焦凍」と掠め取られてしまう。アニメ版では愕然とした轟の表情が描かれていた。
神野編
「俺たちのやろうとしてる事は誰からも認められねえエゴってヤツだ」
爆豪が行方不明になった翌日、じっとしていられなかった轟はクラスメイトが入院する病院へと向かい、爆豪を救出することを画策する。クラスメイトから止められても動揺するそぶりは見せず、必ず奪還するという固い決意を見せた。
救出の際は、戦場を横断するための道を氷結で形成して使命を果たした。
仮免試験編
概要でも記してある通り、仮免編では轟と爆豪のみが仮免を落としてしまう。
B組は全員仮免試験を合格しているので、学年で見てもふたりだけ落ちたことになる。
ふたりきりの「3か月間の講習」の始まりである。
補習編
緑谷や他クラスメイトがインターンへ行く中、轟と爆豪は毎週末「仮免講習」へと通うことになる。
「早くあいつらに追いつかねえとな」
「だァからうっせんだっつの!」
と会話をしながら仲良く二人並んで講習に向かう様子をクラスメイトに確認されている。また、週明けにはボロボロになっており、補習がハードであることが描写されている。
◇実際の補習は――?
原作18巻
やんちゃな小学生たちを相手にした「心の通わせ合い」を主とした訓練。
子どもたちに振り回され、暴力で解決しようとするのを轟に咎められた爆豪は、轟の家庭事情を思い出し、てめーのやり方を見せてくれよと促した。
そして、子どもたちの心を掴めなかった轟に「~~~~しょうがねえな ったく」と序盤に比べれば信じられないほど甘々な態度をとる爆豪。
また、同じく補習メンバーの現見ケミィに甘い言葉を吐く少女漫画ちっくなカレシのような轟の幻(※マボロキ)を発現された際に、爆豪は口を手で押さえながら今まで一度も原作では描かれてなかった爆笑を見せ「俺は良いと思うぜ! マボロキ君よォ!」となぜか喜んだ。
なお、アニメ80話「ホッコれ!仮免講習」では、
マボロキ君にウケた爆豪が「カワイイカオガミテーンダ」とマボロキ君の物真似を繰り広げ、視聴者をざわつかせた。
マボロキ君はあくまでもケミィが作り出した幻だが、上記のマボロキ君の真似をする爆豪(マボカツ)は爆豪本人で現実である。
文化祭編
文化祭でのクラスごとの出し物が決まらない中「ダンス」という意見に賛同を示す轟。
ヒーロー科が意図的なものではないにしろ他の科に迷惑をかけているという側面を鑑みて「なんか馬鹿騒ぎするやつ」と言って轟が提案したのが、ダンスに加えた楽器の生演奏だった。
クラスメイトからも「轟から出る意見とは思えない」「パーティーピーポーになったのか」と言われた轟だが、彼のこの意見は仮免補講でマセガキを相手にしたことから得たものである。
恐らく、「自分たちに悪感情を抱いている人たちを楽しませる」という、補講と重なる条件の中、「すげーとかかっけーとか思わせる」(※補講時の爆豪の台詞)ためにどうしたらいいのかを轟なりに考えた結果、思いついたのがバンドだったと思われる。
その場に爆豪はいなかったものの、轟の成長も感じることができるシーンであった。
ちなみに、バンド提案時に「補講で学んだことだ」という轟の言葉に、砂藤が「どんな仮免補講だよ……」と制服でダンスを踊るパーティーピーポーになった轟爆を想像していた。
原作ではコマの片隅に踊る二人が描かれただけだったが、アニメでは轟爆が何故かお揃いのアイドル衣装を着てミラーボールの下、歓声を上げる人々に囲まれて踊っていた。
尚、この時の二人のポーズは某有名映画のパロディになっており、轟は主人公のポーズ、爆豪は主人公から想いを寄せられるヒロインのポーズとなっている。
その後、改めて楽器等の役割を決める際、「他の科へのおもてなし」というコンセプトに苦言を呈した爆豪に対し、轟が「話し合いに参加しねぇで後から腐すなよ」と言う。
アニメ版では、爆豪のドラム決定に歓声を上げるクラスメートを横目に、「そうか……」といち早く轟が爆豪の思いに気付いた風に描写されている。
更に、この場面では神野事件の時に敵に爆豪が連れ去られていく轟視点の回想が挟まれており、あの時手を伸ばしたにもかかわらず爆豪を救えなかったことへの傷が少なからず轟の中に残されていることが改めて描かれたシーンとなった。
ヒーローデビューはふたりで一緒に
原作23巻
轟爆は3か月間の講習を経て、雪の舞う12月初旬、無事に仮免をGETする。
帰りのタクシーでオールマイトと寮へ戻る中、ひったくりの敵と遭遇し、まだ仮免を取って30分だぞと止めようとするオールマイトを振り切り、
「あなたは戦えねえが俺たちは戦える」
「何分経ちゃヒーローになれんだよ?」
と、ヒーローとしてのデビュー戦がふたりでの共闘になり、あっさりと敵を制圧した。
「仲は良いです」
原作25巻
インタビュアー「仮免取得からわずか30分後にプロ顔負けの活躍!!普段から仲良く訓練されてるんでしょうか!?」
爆豪「そう見えンなら眼科か脳外科行った方がいいぜ」
轟「仲は良いです」
メディアを通して伝えられた衝撃の事実に全国民及び読者が「そうなんだ!?」「やっぱり!?」と度肝を抜いた回である。
尚、このインタビューにおいて爆豪の発言はすべてカットされており、「仲は良いです」という部分のみが放送されている。
「仲"は"良いです」とは、上述の通りインタビュアーの「仲良く訓練してるんですか?」という問いとかっちゃんの「そう見えるなら眼科行け」に対する答えのため、意味合いとしては「仲は良いです(が一緒に訓練はしてません)」となる。
が、省略的な言い方かつ、いきなり仲の良さを主張してきたように見えるため、動揺必至である。
ちなみに、この後のやりとりは以下のとおりである。
爆「ハァ!? テキトーこいてンじゃねーぞ いつ仲良くなったんだコラ」
轟「仮免補講で二人一緒にいる事多かったろ」
爆「なんだそのシステムは 時間と親交は比例しねェンだよ」
上記のように、これまでは「うるせェな…」とうんざりしていた爆豪もいつのまにか会話が積極的になっていることから、轟焦凍の主張は妥当である。
また仮免補講では二人一緒にいることが多かったということについては爆豪も否定していないので間違いなく事実であると言える。
「時間と親交は比例しない」という主張については、この百科事典で記述しているように轟爆にはこれまで様々なイベントが発生してきており「二人で過ごす時間が長く濃密」であるため二人の仲が進展することは不可避かつ、間違いなく仲良くなっていることは確かであると言える。
また、轟が「システムってなんだ」と自身との仲の良さを否定する爆豪に食い下がっていることから、轟が「俺と爆豪は仲が良い」と思っていることに対する本気度を窺え、この発言にはさすがの爆豪も「知らねーよ」と少々戸惑っている様子だった。
その後行われたヒーローインタビュー練習では、「ひとりだとマシ」と評価された爆豪に対して轟が謝ったところ、「てめーなんぞが俺に影響与えられるワケねェだろが!」と轟のせいではないと強く反論している(優しい)。
それには轟も「そうか」と、どことなく嬉しそうな雰囲気を醸し出していた(仲良し)。
因みに、「爆豪が今まで轟によって与えられた影響」についてはこの百科事典では記述している事項のため、割愛する。
インターン編
原作25巻
轟「来るか?No1のインターン」
轟は上記のようにインターンに行く当てのない爆豪と緑谷に声をかけ、年明けから3人でエンデヴァー事務所でインターン活動を行うことになる。
爆豪はここで轟の父であるエンデヴァーと再び出会い、
爆豪「補講の時から思ってたが きちィな」
炎「焦凍 本当にこの子と仲良しなのか」
爆豪「トップの現場見れンならなんでもいいけどよ」
炎「友人は選べと言ったはずだ!」
上記のような会話を繰り広げる。(※仲良し・友人発言に対して爆豪は反論をしていない)
爆豪、轟家訪問
インターン中、エンデヴァーに連絡した冬美(轟姉)の「今日よかったらみんなも連れてきてよ!」という一言により、
緑谷と爆豪は轟の家に行くことになる。
ほとんど勢いで着いてきてしまった爆豪は「なんでだ!」と憤り、「友達を紹介してほしいって」と説明する轟に対して
「今からでも言ってこい やっぱ友だちじゃなかったってよ‼」と怒鳴る。
ここでの台詞から轟爆は仲は良いが友だち関係ではないということが確定する。
ここで爆豪は冬美・夏雄と轟の姉兄とも顔を合わせ、ぴりついた空気の団らんの仲、ずっと轟家で食事を作っていた冬美の四川麻婆豆腐をいたく気に入り、後にレシピを教えるようせがむ。
爆豪「四川麻婆のレシピ教えろや」
轟「俺のラインに送ってもらうよ」
轟爆が個人ラインをするとはっきり原作で描かれた瞬間である。
また、敵に襲われた夏雄の命を救った爆豪は、夏雄にヒーロー名を聞かれた際に以下のような会話がある。
緑谷「バクゴーだよね」
爆豪「違え 言わねーよてめーにはぜってー教えねぇくたばれ!」
轟「俺はいいか?」
爆豪「だめだてめーもくたばれ先に教える奴いんだよ!」
轟は緑谷よりも自分の方が爆豪と仲が良いと確信しているからなのか、上記のような強気の発言をし、読者を非常に困惑させた。
また、爆豪もだめだと言いつつ嫌がらせで教えないのではなく、きちんとした理由があっての否定であることを説明しているので甘々である。
また、その後A組が開催した鍋パーティーのシーンでは以下のような衝撃的な会話が繰り広げられる。
爆豪「ニラ切った奴誰だ!」
轟「俺だ!」
爆豪「姉ちゃん泣くぞ‼」
ニラを切ったのは自分だと(彼には珍しい感嘆符までつけて)強く主張する轟だが、そのニラは繫がっており、まったくもって切れていない。謎に包まれていた轟の料理レベルが判明した貴重なシーンである。
「姉ちゃん泣くぞ‼」という台詞は爆豪が冬美のことを「姉ちゃん」と呼んだことに対して多くの読者がざわめいた。
その後、爆豪が「クソが‼」と言いつつ轟が切った(切れていない)ニラを切り直してあげていたため、補講やインターンを経て確実に二人の距離が縮まっていることが見て取れる。
アニメ
アニメ版では原作の台詞に加えてアニオリで轟爆が絡む台詞が少なからずあるため、視聴の際には十分に心の準備をする必要がある。
映画「2人の英雄」
劇場版である2人の英雄の時間軸は原作における期末試験後~林間合宿までの夏休み期間である。
轟と爆豪は敵に占拠されたI・アイランドで、背中合わせの命を預けあった共闘を行う。
尚、この時着用していた正装について、轟は白タキシード風のスーツ、爆豪は赤いシャツに白薔薇、ネイビーのベストといった轟を彷彿とさせるカラーリングの服である。
ここでの共闘では轟の「~しろ」という命令に対して爆豪が「命令すんな!」と言いながらも従うアニメお決まりの轟爆パターンが頻繁に使用されており、轟と爆豪は言葉を必要としない完璧な連携を見せ、後に切島からもふたりのコンビネーションについて称賛を受ける。
また、映画のラストに信じられないような伝説のシーンがあるので必見である。
映画「WHM」
劇場版ワールドヒーローズミッション内における轟爆は、原作のインターン軸であるため基本的にデクと三人で行動をともにしていることが多い。
中盤で、デクが指名手配となりオセオン国外に逃亡した際、轟爆はふたりで列車を使用し、約二日ほどかけてデクを追う描写がある。
伝説のドラマCDについて
ここではアニメDVDに付属するドラマCD(2期アニメVol.8)(3期アニメVol.8)(4期アニメvol.3)について記述する。(※ネタバレ含)
このドラマCDの脚本家はヒロアカのアニメや映画の脚本・シリーズ構成を手掛ける黒田洋介氏であるため、紛れもなく公式からの供給であると言える。
2期アニメVol.8「連合からの刺客」
時間軸は原作で緑谷や他クラスメイトが林間合宿に向けて木椰子区のショッピングモールに買い物に行っているシーンの裏側。
クラスメイトと買い物に行かなかった轟は母のお見舞いのために病院へ赴き、その帰り際になぜか爆豪と出会う。
更に、そこに現れたのは恥辱塗(ちじょくまみれ)といういかにも怪しい敵であり、轟と爆豪は敵の個性によって全身が密着してしまい、恋人同士のようだと言われながら写真を撮られたりキスを強要されるような場面も存在する。なお、轟と爆豪が無理やり取らされた社交ダンス的ポーズでは轟が男性側、爆豪が女性側となっているうえに、地面に押し倒す場面では轟が爆豪に覆い被さっている。
3期アニメvol.8ドラマCD
時間軸は轟と爆豪が3か月間の補習に通っている期間。
補習からふたりきりで帰ってきている轟と爆豪に恥辱塗の弟だと名乗る恥辱耐という敵が接触する。
敵の個性は「我慢をすると身体が動かなくなる」といったもので、爆豪は自身を侮辱されたうえに外で個性を発動できない状況を我慢し、轟は爆豪を侮辱された怒りを我慢したことによって敵の個性にかかってしまった。2期ドラマCDと同様に、轟と爆豪がまた恥辱を受けるサービスシーンも存在する。
4期アニメvol.3ドラマCD
時間軸は補講中。全体としてのストーリーは補講会場へ向かう轟爆が夜嵐の落とし物を捜す話となっている。
だが、実際は、
爆豪が「話しかけるな」と言っても轟がめげずに積極的に話しかけて夫婦漫才じみた会話を繰り広げたり、轟の抱いている友情観から轟は爆豪と仲良くしたいと潜在的に思っているが、それは【友達になろうとして】距離を詰めているわけではないってことが判明した、今後の「仲は良いです」発言に繫がる非常に重要なエピソードとなっている。
友達ではないのに仲良くしたいということは――つまり――?
5期アニメvol.4ドラマCD
時間軸はインターン編。依頼された買い物に向かう轟、爆豪、デク、切島の四人だったが、道中に恥辱塗の妹である敵の恥辱エモイと接触する話となっている。
敵の個性はエターナル・ハグというエモイに相合い傘を書かれた名前の二人は好き嫌いにかかわらずハグをしたくなり、一度抱き合ったら離れなくなる能力。また、相合い傘の上にハートを書くことで対象者を強制的にキスさせることができるというオプションの能力もあり、恥辱編の中でもっとも過激な個性となっており、またもや轟爆が恥辱の標的となってしまう。
その他
ジャンプスペシャルアニメフェスタ2016で放映、またコミックス8巻(特別版)に同梱されたオリジナルストーリー「救え!救助訓練!」では、USJ~体育祭前の轟と爆豪の様子が描かれている。
シナリオは堀越耕平先生原案で、同じく同梱されたシナリオ案(ネーム)には「カツキが轟のことも快く思っていないとこの補強」とある。
内容は、同じ救助チームになった轟と爆豪が意見を対立させ、怒った爆豪が轟の胸ぐらを掴むものの、八百万に窘められて結局一緒に救助を手伝うシーンや、敵に人質にされるというサプライズ作戦に加わった轟に爆豪がつめより、目を逸らしたまま「悪かったな」と謝るシーンが含まれる。今では丸くなったふたりのツンツン時代が見られる貴重な映像である。
すまっしゅ!!の轟爆
スピンオフの僕のヒーローアカデミアすまっしゅ!!も色々とすごいエピソードがあるので必見である。
耳郎ちゃんが轟爆推しの回
No.31:一緒に日直になった轟と爆豪が体育祭の結果について雑談する中、体育祭の結果に納得いっていない爆豪が轟を壁ドンし、「本気じゃなかったろ」と怒るも、それを見ていた耳郎が爆豪の台詞に「遊びだったくせに!」と昼ドラばりのアテレコをする。
No.33:職場体験の指名票結果でエンデヴァーの話題性で指名されただけだと謙遜する轟に「なんでもかんでも親父と結び付けやがって!相手はこの俺だろうが!ちゃんと俺見ろや!」と轟のネクタイを掴む爆豪、「ちゃんと見てる!」と言い返す轟。それを物陰から悪意ある編集を加えて行内にばらまくことを企む耳郎。なんで…?
なんか一緒にいる回
★チアガール姿の轟がチアガール姿の爆豪の服を脱がせている(なぜかはわからない)
★満開の桜の木の下でふたり並んで座り黄昏ている(なぜかはわからない)
★クラスメイトが炬燵の魅力に取りつかれていく中、唯一屈しなかった轟と爆豪が皆を背負う気に戻そうと奮闘する回(この回が発表された直後、作者の根田啓史先生のツイッターにて轟と爆豪がふたりでなかよく小さな炬燵で身を寄せ合っているイラストが投稿されてしまう。
★A組B組合同訓練回で物間とともに一緒のチームになった轟と爆豪。物間が気に食わない爆豪が「行くぞ半分野郎!」と轟とばかり組もうとするので轟がハラハラする回。
地産地消
No.90 轟と爆豪がふたりで地方の町おこしイベントに派遣される伝説の回。
なんやんかんやありつつもひよこの着ぐるみやにわとりの衣装を着ながら「地産地消――」とダンスをしている轟と爆豪の様子をイベントに来ていた緑谷達に目撃される。電車で行き来しているときの距離感が近い。
コアろき
3巻おまけページにおけるコアラ化した轟のこと。
南国の孤島で唯一動物化しなかった爆豪の腰にギューッとしがみつき、離れないコアラの轟。
「くっ……ムダに握力強ェ……!」
最終的にギュッとしてくるコアろきをそのまま好きにさせてる爆豪。また、この動物化は爆豪の相手に対する印象を反映している説が読者の間で囁かれている。
チームアップミッション
最強ジャンプにて連載されているスピンオフ(堀越先生監修)の前日譚では、
轟爆がほとんど人のいない廊下で微妙な距離感を空けつつ、ふたりで
「爆豪 おまえとも組むことになるかもな」
「願い下げだわ」
という意味深な会話を残している。なお、かっちゃんの顔は嬉しそうであった。
パラレル系
ハロウィン
2017年9月頃にハロウィン衣装を身にまとったキャラクターグッズが発売されたのが元。
吸血鬼な轟×狼男な爆豪というBLあるあるすぎる組み合わせなので、よくこのネタの作品が投稿される。
十傑
元は原作の人気投票結果のファンタジー風カラー表紙。
高貴な王子様風の轟×山賊っぽい爆豪とこちらも人気である。
第4回人気発表でこの続きのようなイラストが発表されており、轟が左半身を仮面のようなものに覆われ冷たい表情を浮かべる一方、その轟を救けに行くような一行の中で、唯一前を見据える爆豪といった構図になっている。
天動説
原作者のTwitterでのイラストが元ネタ。
2020/1/21に「天動説」と投稿されたイラストで「爆豪が太陽(緑谷)をぶん殴ることによって昼と夜がくる」というシーンが描かれているが、緑谷を殴り飛ばす爆豪の後ろから、轟の顔をした月が高速で爆豪に近付いていたため、「仲はいいです」「俺はいいか?」と爆豪に距離を詰めている轟を彷彿とさせた。
また、2020/1/28の投稿されたイラストの背景では、月の轟に飛びかかっていく爆豪の姿が確認できる。