警告:現実において相手の合意無く実行すると準強姦もしくは準強制わいせつ罪となり、三年以上の有期懲役もしくは六月以上十年以下の懲役に処せられます。絶対に飲酒前に許可を取りましょう。
また、本人の意思に反して酔わせるだけでも傷害罪にあたり、中毒やアレルギーにより最悪死に至る可能性も生じます。
概要
ヒトにとってアルコールは毒物であり、摂取すると心身に変調をきたす。それを「プレイ」として利用するものである。
体質や性格にもよるが、一般的には初めに論理的思考が働かなくなると共に、血行の促進も手伝って興奮して感情的になる。
その状態で性行為に臨むと、羞恥心が無くなって普段より大胆な事ができたり、恐怖心が無くなって普段より貪欲に快楽を求めたり、場合によっては相手自体普段とは違う人にできてしまえたりするという。
量が増すと身体感覚も鈍ってくるため、性感も減って「イきにくく」なる。一見デメリットに見えるかもしれないが、特に早漏気味な男性にとっては長時間中断せずに性行為ができるというメリットになるという。
更に摂取すると、完全に正常な思考ができなくなり「キメセク」に近い状態となる。宙に浮いたり、夢うつつになったりと、文字通り「昇天」するような感覚で「イく」事ができるという。
これ以上になると、まともに動く事もできなくなって性行為そのものが成り立たなくなる・・・と言うより、昇天したまま帰ってこれなくなる可能性が高いので自重するべきであろう。
主な傾向
性行為なので当然と言えば当然なのだが、2016年1月現在トップ画像以外の全てがR-18作品となっており、性関連タグの中でも驚異の比率を誇る。
泥酔した女性を素面またはそれに近い男性が一方的に襲うというものが多い傾向にあり、その男性も大半が彼氏や夫ではない。
創作上では何を表現しようと自由であるが、現実で行った場合は冒頭の通り立派な犯罪であるという事はどうか忘れないでほしい。
また、現実での傾向として、薬物乱用の広まりと共に「薬で強引に酔いの度合いを高める」というガチなキメセクに至る者が増加しているという事も特筆しなければならない。
事後にどのような症状が出るか分からない自殺行為である事はもちろん、他人の酒に無断で混入させて正気を失わせるという誘拐犯と変わらぬ凶行に走る者さえも出現している。既に欧米では社会問題となっており、ディズニー映画のストーリー展開にまで影響を与えていると言われる。
日本でも酒場から運ぶ途中に何らかの事情で捨て置かれたと見られる女子大生の集団が発見されるという事件さえ発生しており(※)、既に個人単位では相当数の「成功例」が発生しているものと見られている。おちおち人前で酒も飲めない時代が到来しつつあるのである。
※ただし、日本社会は酔った勢いでの「一夜の過ち」には非常に甘い傾向にあり、「他人と酒席を共にする」という事自体が初めから「そういう期待がある」と見られがちな事もまた事実である。
この事件も警察の見解では「事件性無し」とされて踏み込んだ捜査が行われる事は無く、むしろ、「女性達が街中で酔いつぶれた」事を咎める人間が出ているくらいである。