概要
東京都出身。筑波大附属高校から推薦入試(彼女の代が2回目の実施)を経て東大に入学。愛称は「光ちゃん」。
類い稀な頭脳もさる事ながら、その美しさや、表情の豊かさ(特に照れ顔にハートを撃ち抜かれる人が多い)、時折見せる愛らしい仕草(「東大王」で自分の苦手な問題が連続した時に思わずペンを落とす、プレバトで馬場典子がセリ鍋の良さを熱弁する句を披露した際にツボにはまり爆笑する、新東大王候補生の一人である紀野紗良の「鈴木光さんに憧れている」というコメントを聞いて分かりやすくニヤニヤが止まらなくなる、マジシャン・如月琉のマジックを見て驚きのあまり放心状態に陥る、後述の珍解答披露時のリアクションetc...)に惚れ込むファンが非常に多い。
彼女がInstagramの公式アカウントを作った際にはわずか一晩でフォロワーが5000人を突破した。
東大王での活躍
彼女の名を一躍有名にしたのは「東大王」(TBS系列)である。
「第2回東大王決定戦」で初参戦。本格的なクイズ番組は初ながら見事ベスト7に入りサブメンバー入り。その後、「第3回東大王決定戦」では4位に入り、念願の正規メンバーとなった。ただしかし2019年7月中旬からは学業のため欠席となり、それ以降は2019年9月10日、2019年12月18日、2020年9月23日、2021年3月24日放送分のみ出演となった。4thシーズンで8人全員揃う回では林修がある沢拓司のごとく鈴木光に女装した状態で出演した。5thシーズンでは篠原梨菜もたまに東大王チームに所属するようになった。
キャッチコピーは「スタンフォードが認めた才媛」。彼女は高校2年生の時にスタンフォード大学主催の英語の論文コンテストで優勝しており、そのことを指していると思われる。
他のメンバーと比べてジャンルによる得手不得手がはっきりしていた。
英語系(前述のとおり英語力は相当のもの)、音楽問題(高校時代は軽音楽部でボーカルとドラムを担当していた)などでは無類の強さを見せ、早書きバトルや難読漢字オセロの成績は非常に優秀。
一方、国語系(ことわざなど)やひらめき系(なぞかけなど)、時事ネタ、芸能、スポーツなどが苦手である。
それ故に「ランキングサバイバル」が苦手で、以下のような珍解答を見せたことも。
問題 | 正解 | 鈴木の解答 |
「なりたい顔ランキング・男性芸能人編」で4位に入った、『デ』で始まる男性芸能人は誰? | ディーン・フジオカ | デーブ・スペクター(コメンテーター) |
「印象に残った金メダリスト」で10位に入った、『い』で始まる金メダリストは誰? | 岩崎恭子(競泳) | 井上公造(芸能リポーター) |
いずれのケースにおいても、当然全員からツッコまれ顔を真っ赤にしていた。ちなみに、井上公造については「どなたかも存じ上げない」とコメントしている。
- なお、鈴木は「井上公造」の珍解答をした回を最後にチームを長期離脱(本人のinstagramにて、テストとゼミの関係であると明かされた)しており、事情が判明するまでの間「よほど井上公造がショックだったのでは...?」と噂された。
2021年3月、東大卒業に伴い惜しまれつつも「東大王」を卒業。10連勝をかけて挑んだ3時間スペシャルが最後のテレビ出演となった。
また、2022年12月以降は昼放送などに行われている過去の映像ですら見ることができなくなり、鈴木光の姿そのものが抹消となった。これまで彼女が活躍していた場面はすべて篠原梨菜アナウンサーや乃木坂46の池田瑛紗に置き換わって再編集されている。
それ以外の番組では...
プレバト!!(TBS)
2019年1月3日OAの番組対抗スペシャルに「東大王」代表として伊沢拓司と共に出演。生け花査定は最下位に沈むも、俳句査定では審査員の夏井先生が絶賛する句を作り出し圧勝。さらにその後立川志らく(当時は特待生2級)を相手に行われたエキシビションマッチでも勝利を収める。
その後、同年2月14日OAの回にも出演し、またまた俳句査定で1位に。その結果、俳句査定では最短となる、僅か2回の挑戦での特待生入りを果たす。
特待生後は昇格試験3回中2回し、特待生3級となる。
初挑戦のタイトル戦でも熟練を圧倒し予選を1位通過。決勝は5位だったものの名人2人を倒す大健闘を見せた。
俳句作りに苦労しぼやく人が多い中で「楽しい」と前向きな姿勢を見せる一方、過去の句から傾向と対策を交えて作り上げる「優等生的な俳句」に、査定を行う夏井いつき先生からは「『俳句はこの程度書いてりゃ先生OKって言うからいいかな』ってのが少し見えた」と厳しく指摘されてもいた。
ネプリーグ(フジ)
2018年11月5日OAの回(東大男子vs東大女子)に「東大女子チーム」のメンバーとして出演。期待に違わぬプレーイングでチームを勝利に導くも、最後のトロッコアドベンチャーで、「桃太郎」の最初のお供を猿と間違えてしまったため、100万円は獲得できなかった。
人物・余談
- 名前の読み方は「ひかる」。「ひかり」ではない。
- 英語の発音がとにかく流暢。第3回東大王決定戦の予告CMでは彼女が「New Zealand・Denmark」と回答して伊沢から得点するシーンがあり、大いに話題となった(因みに問題は「英語の国名でしりとりをする時、空欄に入る国2つはどこか?」というもの。なお本編ではあと1問正解で勝利というところまで伊沢を追い込むも、そこから伊沢に3連続正解をかまされて敗れている。)...が、実は帰国子女ではない。
- 身長は高く見えたり低く見えたりすることがあるが、160.5cmであるとのこと。また、私服姿や制服の凹凸などから隠れ巨乳説もあるが、詳細は不明。
- 先述の通り高校では軽音楽部に所属していたため、歌が物凄く上手である。加えて、ギターやピアノも弾ける。好きなアーティストは東京事変で、「プレバト!!」では鈴木の登場シーンになると「幸福論」(椎名林檎のヒット曲)が流れる演出がなされる。
- 世界遺産の知識もさることながら、日本地理・鉄道・習俗に非常に強く(他のメンバーの欠点を補うために特に力を入れて勉強しているらしい)、これらに関しては伊沢を凌ぐトップクラスともいえる。その中でも鉄道に関する知識は凄まじく、「次の写真の場所を答えよ」という問題で土佐北川駅(高知県の駅で、ホームが鉄橋の上にある。)という問題が出された際には鉄道オタクも震え上がるレベルの秒殺をかました。
- 愛犬家であり、「ココ」という名前のチワワを室内で飼っている。公式Instagramにもしばしば登場。
- 初登場当初から司会や芸能人チームに無茶ぶりをされることがよくあり、「三浦知良」と回答した際は藤本敏史から「じゃあ光ちゃんカズダンスやってよ」と振られて、困惑していた様子(最後に腰を激しく前後に振る踊りなのでもはやセクハラレベルの要求だったが、横にいた鶴崎修功が間髪を入れずに代わりに敢行する神フォローを見せ、鈴木は難を逃れている。)。
- 2ndシーズンまで東大王チームのチームメイトだった伊沢のことを心から尊敬しており、2019年3月に伊沢がチームを卒業する最後の回の最後にはコメントを求められて取り乱し号泣する一幕があった(このシーンは「東大王」の歴代最高視聴率をマークした。)
- 大抵は「待ち」のスタイルで他メンバーをアシストするスタンスが多いが、7月11日放送のファイナルでは、「地球押し」が東大王、芸能人チームから1回ずつ入り外した後、高橋名人も脱帽のもの凄い勢いでのボタン連打を披露してくれた(なお鈴木は不正解。その後正解者は出ずスイープされた。)その負けず嫌いで一途な一面もまた、「かわいい」と評判だったようである。