CV:長嶝高士
概要
日本の地獄の王。大らかな性格で体がでかい(トトロくらい)、ちょっとお間抜けな好好爺。
浄玻璃の鏡を用いて亡者の行き先を決める裁判を行う重要な役割を担うが、大抵はのんびりとした口調で話し、個性的な面々の多い主要キャラの仲で最も一般人に近い言動をする。割りと頻繁にサボっては鬼灯にお仕置きされている。
部下であるはずの鬼灯には前述のお仕置きも含めてかなりぞんざいに扱われているが、勝てたためしは無い。
その影響で他の面子(特にシロ)からも結構舐められている節はあるが、鬼灯のキツイ仕置や嫌がらせを大抵意地悪の一言で済ませてしまえる器の大きさはある種敬意をもたれている。鬼灯からも『地獄一頑丈でへこまないあなたの下で地獄の黒幕やるのが楽しい』と言われつつも、裏では閻魔大王がいてこそと思われている。
ちなみに胸には、鬼灯と白澤につけられたどっかの世紀末救世主みたいな北斗七星を模った7つの傷がある。
作中では地獄行きの宣告のみならず、どの地獄に亡者を流すかも決めているが、本来は具体的な流刑先を決定するのは次の変成王の役目である。
人類初の死者(正確に言うと日本に住み着いた最初の民族の長老である)でもあり、生きていた頃は石を加工していた。
遙か昔、混沌としているあの世を何とかしようと発起し、女王イザナミに改革のための署名を集めた。その道中で三人の子鬼と出会い、そのうちの一人から改革のアイディアを貰う。なお、アイディアをくれた子鬼少年に名を聞いた際、その名は召使いのことだから改名しなよと閻魔は少年の生い立ちから新しい名前を提案し、少年はその名を用いるようになる。
その少年こそが、後の二代目補佐官である。