一人暮らし中の主人公 江藤巽の隣室に引っ越してきた女の子 江藤まとり。苗字が同じということで互いに兄妹のような付き合いを始めた彼らを中心とした4コマ作品。単行本 全8巻。
登場人物
- 江藤巽(えとうたつみ)
主人公。隣室にまとりが引っ越してきたことで彼女の「お兄ちゃん」になる。
基本はツッコミポジションだがまとりを妹としてかなり可愛がっており、その溺愛っぷりが暴走してしまうことも多々ある。一方で実姉のシトラに対しては昔から構われ過ぎて若干苦手意識をもっている。
乾とは幼少時からの幼馴染で異性として意識している節もあるものの(主に胸関係)、肝心の彼女からの恋愛的な好意についてはほとんど気付いていない。
- 江藤まとり
巽の「妹」であり隣人、学校の後輩。若干天然だったりズレていたりするところもあるがどんな相手にも和やかに接する明るさとおおらかさの持ち主。
好物は飲むヨーグルト、得意料理は袋ラーメン。またかなり動物好きなようで自室には大量かつ多様な動物のぬいぐるみがある。
- 乾みなみ(いぬい-)
巽の幼馴染。巽に惚れているがなかなか素直になれないなど少々ツンデレ気味なところがある。後に一念発起して同じアパートに引っ越してくる。いわゆる「女の勘」がかなり鋭いところがあるがみなみの母曰くこれは家系的な特徴とのこと。陸上部に所属。
- 真木(まき)
乾の友人。相手の考えていることを読むのが異様に上手く、遠隔地にいたとしても正確に相手の行動を読めるなどそのレベルは殆どエスパー。まとりに「お姉ちゃん」と呼んでもらおうとあれこれ画策するがなかなか上手くいかないでいる。複数のペットを飼っているが馬に「さくら」、ワシに「かしわ」、うり坊(猪)に「ぼたん」と名付けるなど命名センスは若干酷い。
- 飯辻あみ(いいつじ-)
まとりの友人であだ名は「もこ」。まとりを溺愛しており反面巽のことは「偽兄」として毛嫌いしている。
- 八木坂登(やぎさかのぼる)
まとりの友人。比較的常識人ではあるが小さい子が大好きなようでまとりやもこと一緒にいることでよく癒されている。実家は喫茶店。陸上部員で乾にとっては部の後輩でもある。
- 宇佐木翼(うさぎつばさ)
巽の友人。男子だが女子制服を違和感なく着こなせてしまうくらい中性的な容姿の持ち主。
- 江藤寧子(-ねいこ)
巽とシトラの実姉。落ち着いた雰囲気の美人で妹や弟に対しては優しくも悪いことをした場合はしっかり反省させるなど真面目な性格。かなりの方向音痴で地図を見ても迷ってしまうほど。
- 江藤シトラ
巽の実姉で寧子の妹。職業はラノベ作家で「作品のキャラクターと同じ髪色にする」というマイルールをもっている。弟に対しては事あるごとにかまってもらおうと無茶を繰り返すところがあり(水着で巽の部屋に侵入する(しかもそのままの格好で帰る)、自分のパンツを勝手に部屋に隠しておくなど)、昔から現在に至るまで煙たがられている。年齢は「もうすぐ23歳」らしいが年の割にはかなり小柄で、胸の薄いのを気にしている節もある。