駒場駅

こまばえき

北海道河東郡音更町、東京府東京市並びに宮城県栗原市に存在した駅。いずれも名称変更や廃止により、現存しない。

駒場駅(東京府)

東京都目黒区駒場4丁目にある、京王電鉄井の頭線駒場東大前駅の移転前の旧称の一つ。目黒区立駒場野公園の実験田・通称「ケルネル田んぼ」に隣接する位置にあり、現在もホームの擁壁の一部が残されている。当初は西駒場駅を名乗っていたが、相方となる東駒場駅が東大前駅に改称された際に、駒場駅に改称された。その後、東大前駅と統合の上現在地に移転し、駒場東大前駅となって現在に至る。

駒場駅(北海道)

北海道河東郡音更町駒場に設置されていた、国鉄士幌線の駅。士幌線廃止に伴い廃駅となり、現在は北海道拓殖バスの駒場ターミナル停留所となっている。

駒場駅(宮城県)

宮城県栗原市鶯沢南郷上新反田にあった栗原電鉄の駅。1952年4月に鶯沢〜細倉間に新設された、行き違い不可能の単線構造の駅であった。

栗原電鉄は経営難により、1995年4月より第三セクターのくりはら田園鉄道に移管。その際、駒場駅は鶯沢工業高校前駅に駅名変更を行った。

しかし、そのくりはら田園鉄道も現存しない（2007年に全線が廃線）ため、鶯沢工業高校前駅も現在は廃駅となっている。