驚くべき偉業(マーベラス・エクスプロイツ)
- ランク:A
- 種別:対軍宝具
- レンジ:不明
- 補足:不明
「地面ごと、平らにしてやる……」
「邪魔……『驚くべき偉業(マーベラス・エクスプロイツ)』!!」
アメリカ合衆国そのものを概念宝具とし、その建国史をエネルギー化して敵に叩きつけそこにあるすべてを薙ぎ払う……と本人は言っているが、実際は巨大な脚で敵を踏みつけているだけのようにしか見えない。
この巨大な足、実はモンティ・パイソンネタのひとつでもある。パイソンのオープニングアニメーションに登場する巨大な足がそれ。
ちなみに、「アメリカゆかりのキャラクターなのにイギリスのコメディアンのネタが出てくるのはおかしいのでは?」と思う方もいるかもしれないが、「巨大な足」の生みの親でありパイソンのアニメーション(通称:ギリアメーション)を制作したテリー・ギリアムはパイソンメンバー唯一のアメリカ人(1968年にイギリス国籍を習得し二重国籍だったが2006年にアメリカ国籍を放棄しているので現在は国籍上はイギリス人)である。
なおもう一つのボイスのほうは、知る人ぞ知るアメリカンロボゲームが元ネタと思われる。
ゲーム内ではこちらを使用する。
種別はBuster。効果は【敵全体に強力な攻撃&防御力をダウン(5ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉】その後7周年記念強化クエストをクリアすることで攻撃倍率と防御力ダウン両方強化される。
この宝具の真価はその演出の短さにある。飛び上がって巨大化して敵を踏みつけるだけという非常にシンプルなもので、高速化をしていればわずか2秒で終わる。
それまで最速だったアーラシュの「流星一条」やエイリークの「血塗れの戴冠式」よりも速い(上手くいけばスキル使用時の台詞が長いオジマンディアスや宝具選択時の台詞が長い源頼光の台詞中に宝具を撃ち終える事もある)。
ゲーム内プロフィールにも「全宝具の中でも驚きのスピード。」と表記されており、リヨぐだ子が度々願っている「宝具演出スキップ」に対する一つの答えがここに実現されたといえよう。
本人がNPチャージ系のスキルを持たないので、即ぶっぱするには高レアリティの概念礼装や他サーヴァントからの補助が必要となるが、その体制を整えられれば相性を気にしないバーサーカーであるというのも合わさって、種火クエストなどの周回にはうってつけである。
ただ、本人としてはその短すぎる演出は相当不満なようで、2018年大晦日に放送された『マンガでわかるFGO』のアニメ内にてその怒りから暴走状態に陥った。リヨぐだ子から新規ボイスの収録を提案されるもマシュを踏み潰すまで収まらなかったほどである。
(なお、新規ボイス自体は放送後にきちんと実装された。)