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魔狩人-DEMONHUNTER-

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まかりうどでーもんはんたー

魔狩人-DEMONHUNTER-は、毛羽毛現の漫画作品。 月刊COMICロリポップとキャンディータイムに不定期連載され、1989年にOVA化された。

主な登場人物

「魔」。「魔狩人」の世界では、彼らは自分をこう名乗る。

特定の者以外は、伝承上の名前がそのまま名付けられている。(”ネームド”作品と云うのか?)

魔王(善玉)

六道夜摩 CV:高山みなみ

東京在住。モチーフは閻魔大王。羽毛のように軽く鋭い切れ味の真っ赤な2本の鎌に炎熱を秘めて戦う。

同名の兄の後を継いで魔王となった。幼名はヤミー。

年齢は2000歳以上。

もう一人の主人公。転生した夜摩の恋人。体内に夜摩の宝珠を持つ。

特殊能力はなくても、はじめは棍棒一本で夜摩を救っていた。

後に夜摩からアゾット剣を託される。戦いが終われば、かる~い少年の顔もある。

高校退学後、探偵事務所を立ち上げた。

古代龍。夜摩の従者。体の大きさを小鳥大~無限に変えられる。その姿は龍といっても骸骨獣。

人間時の姿は褐色の肌に白毫をつけた細身の少年。

  • ローラ・N・時田

生の助手で、彼を「ボス」と呼ぶ。

服装や諜報能力、射撃の腕など見ても一介の私立探偵を超え、

スパイに迫る手腕を持つ「デキる女」。

悪魔の存在を知り、だんだん夜摩に不信感を抱いてしまう。

那落迦 CV:冨永みーな

ルーマニア在住。エジプト風のマントを纏っている。武器は長剣二刀流、電光を纏わせ戦う。

ロリポップ版の表記は「イ奈落迦」。キャンディータイムで改名された。

  • サラ

フクロウの悪魔。雌。主な役目は伝令役。

巨大化や人化能力はないが、戦闘時は腹に人の顔が浮かび上がり、爪で切り裂き攻撃をする。

  • 毛利陽

フリーカメラマン。戦場経験があり、片目を混乱した暴徒に奪われている。

当初は夜摩をひっくるめて危険視報道をしようとしたが、最後の最後に

「悪魔の中にも味方がいる」と悟り、フィルムを残して救急車に乗った。

Siりぃとおく時代、さんざん名前を公募され、

『こりゃお前さんだよ、魔狩人に出るほうのね』と毛羽毛から太鼓判を押された。

なのにキャン・タイ時代まで出演が遅れた、超不遇女。間久部緑郎同様、一種の女優とも言える。

魔王(悪玉)

カオス CV:江原正士

最強の魔王。ニューヨーク在住。果てしない威圧感を誇る。

夜摩の因縁のライバルだが、ある程度の友情は持っている様子。

だがその友情を見せたかと思えば、人間市民を見殺しにするなど一時の行動で量れない男である。

それは無敵ゆえの余裕なのか。果たして…!?

  • ルゥ

白い鴉の悪魔。雄。能力は見せていないが、サラを強化したような力があると思われる。

ガープ

「西の魔王」。戦闘には加わっていないが、物語に重要な布石を残してゆく。

ヤミー

第五の魔王にして「救世主夜摩王」。

本作の黒幕的存在で、夜摩を350年の禁固刑にした張本人。

超規格外のが武器。

連載時は夜摩の「黒」に対し雪色の「白」と思われたが、同人誌で青肌と判明。トーンが貼り直されている。

「ニセ夜摩」である以上、また別の名があるかもしれないが、この名があまりに似合いすぎる。

一般魔族

永遠の番人

「Ⅰ」第1話、「Ⅱ」1話・18話に登場。魔王を幽閉する刑務所「黒の牢獄」の看守長。

最初は痩せこけた単眼ミイラにしか見えなかったが、

魔王を異世界に封じ込めるその世界に眼だけで追ってくるなど、忌まわしき能力を次々発揮。

間違いなくカオスにも劣らぬ最強の悪魔である。大きな鎌を一本持つ。

チョンチョニィ

はるぴゅあ

詳細はチョンチョンを参照。本作を代表する悪魔で、看板役。

正体は亡霊の変異体。

  • グルー

同人版「Ⅱ」0話に登場した、珍しく人格を保った個体。

ルザニアに生前・死後利用され続けた。

エキドナ・ファミリー

龍族。本作では魔族よりも上位種となる。家族関係はおおむねギリシア神話の設定に沿う。

エキドナ

母。人間型の上半身に蛇の下半身を持つ。普段は自分の異空間で暮らす。

最大体長は2万Kmにもなり、「Ⅰ」時はその自重に耐えられなかった。

「Ⅱ」では人間大になり、玉座の周りに常時全裸で子供たちを侍らせている。

外では黒い革ジャンを愛用している。

スピンクス

人獣。人間時でも3mはあろうかという巨躯と、類を見ない筋肉が自慢。

革ジャンはエキドナとお揃い。

ケルベロス

エキドナに先んじて登場、前座を務める。

オルトロス

ザガム

芋虫型。薫・隆司・ローラを病院内で襲う。変身前からヤンデレ

アモン

鳥人型。後頭部にも顔がある。

純粋にエキドナの子ではないらしく、那落迦とは旧知の仲のようだが、

対戦時はその記憶を消されていた。

喫茶・銀の森

生たちが毎日のように通うカフェ。その店員と常連客。

青野薫  生の同級生。カチューシャが目印。彼女も生を愛している。

沢口隆司 通称沢さん。生の親友、薫が好き。

鎌田鈴  店員。気のいい不良娘でヘビースモーカー。

鎌田蘭  店長。黒目が大きい。

青野誠  6~7歳?。仲間をちゃん付けで呼び、頭に乗りたがる。

魔女

ルザニア・グロックス

ミカヤ

  • 「店の名はネメトン」の登場人物
  • 「都会の夜の変な影」の登場人物

………

連載期間

COMICマルガリータ    1984年4月(5号)

月刊COMICロリポップ 1985年12月冬号~1989年10月号(全7+2話)

キャンディータイム 1995年3月号~1998年12月号(全19話)

開始当初、毛羽毛は高校在学中であり、受験が迫っていた。

皆勤ショウの内容が真実なら、実家がもともと薬局であり、薬大入学を宿命されていたに違いない。

またキャン・タイへの参加はスカウトなどではなく、先に連載が始まった『都会の夜~』を

一般公募で、正々堂々と持ち込んだもの。後藤寿庵らロリポップ組は、全員このルートだろう。

これら人の流れがキャン・タイがロリポップの後継誌たる証明であり、同時に

一般公募とか言っといてプロ経験者以外はまとめてポイした、史上最低の俗悪誌たる証拠でもある。

毛羽毛ひとりだけでも、マジで久保書店に入ればよかったのに。

そんな中でもロリポップにはSiりぃとおくという形で参加を続け、海野やよいともこの時点で既に知り合っている(彼女が最大の出世株)。

ヤミーも陽もこの時代に生まれてるなら、2色でエッセイ描く必要なんか・・・』と正直思うところであるが、

男とは一旦ためらうと、急に物事が進まなくなり、何年も延ばし延ばしになるものなのだ・・・。

後年、勉強だけに集中できなかった中、10回近くの試験の末、ついに薬剤師の資格に合格。

我々があずかり知らぬ"その後"に至る。(参照:皆勤ショウ)

進学に左右され、プロを引退し 同人原稿をパートナーの松田紘佳(空本光王)と郵送でやりとり・・・

'95年にはもう考えていた電子書籍も2010年代まで遅れてしまったが、

医療の道に進んだ彼の半生を観ると、これほどもう一人の手塚治虫と呼ぶに相応しい人は、他にいないだろう!!

作中の時間

1984年にスタートしたとあり「Ⅱ」では随分大人びた容姿になっているが、

薫・隆司によればそれでも10か月しか経過していないという。

学年は進級したかもしれないが、2年生か3年生かは不明。

流通

「魔狩人Ⅱ」4巻、5巻は通販で購入できる。

ゆうちょ銀行対応ではなく現金書留なので、

初めての方はメールのやり取りはもちろん、最後は局員にも相談しよう。

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