麻布台ヒルズ
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あざぶだいひるず
商業施設、オフィス、住居の顔を持つ再開発地域。
東京都港区の麻布台・虎ノ門・六本木に跨る位置に所在するする複合施設。オフィスビルである麻布台ヒルズ森JPタワー、マンションである麻布台ヒルズレジデンスA/Bの3つの超高層ビルに加え、低層の商業ビル4棟と中央広場からなる。
このうち森JPタワーは高さ330mと、大阪市のあべのハルカスを抜いて日本一の高層建築物となっている。なお当初は羽田空港に近い事から最大300mの建築制限があったものの、「近所に高さ333mの東京タワーがあるが飛行機は問題なく飛べているではないか」との理屈から特例で東京タワーの高さを超えない程度のビル建築が認められたという。
一帯は「我善坊谷」と呼ばれる谷となっており住宅や商店が立ち並ぶエリアとなっていたが、1989年より森ビルによる再開発計画が持ち上がる。森ビルは同地に社員寮を建て、周囲の住民に土地の売却を呼び掛けるようになった。その後30年にわたる折衝の末、2019年より再開発工事が着工され、かつての谷は埋められ台地として平準化される事となった。
またこの土地の一角にはかつて逓信省や郵政省の本省庁舎として用いられていた日本郵便グループ飯倉ビルが存在し、麻布郵便局が設置されていた。森JPタワーの名に日本郵便の略称である「JP」の文字が入り、ビル内に麻布台ヒルズ郵便局(前述の麻布郵便局の後身)が設置されているのはこのためである。
六本木ヒルズ:同じく森ビルによる再開発で誕生した複合施設。
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