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プロフィール編集

誕生日????
誕生日神峰より少し低い
メイン楽器ピアノ、????
サブ楽器????
好きな食べ物イチゴ
好きな音楽????
備考このプロフィールも嘘かもしれないし、本当かもしれない(イチゴは本当)

概要編集

SOULCATCHER(S) の登場人物で、神峰翔太と同じく、他人の心が具体的なアイコンのように「見」えてしまう能力を持つ少年。

外面は謙虚な物腰で人に接する好人物だが、内面は他人の「心」を黒く染めることを生きがいとして、愉快犯的に人の心を弄ぶ危険人物

「心」の形は『すべての光を飲み込むブラックホールで、さらにその中には気味の悪い造形をした人形が潜んでいる。その化け物に攻撃されると諦めや恐怖による負の思念が流れ込み、「心」を黒く染められていく。


能力編集

話術がすさまじく巧みで、能力と併用することで言っていないはずの情報を拾うなど、洞察力にも長けている。心配している風を装って対象に声をかけ、言葉巧みに追い詰めていく。外面の良さも相まって周りには相手を心配して声をかけているようにしか見えず、神峰も能力の理解者である刻阪響以外に危険性を訴えることが出来なかった。


ピアノは幼少期から親の言いつけで習い続けたために技術はある。しかし黒条自身は人生においてピアノをやりたいとは思っておらず、音楽をやることを辛いと神峰に言及したことがある。そのせいか、神峰の音楽を聴いた際には「殴られたような衝撃」に感じていた。


作中での活躍編集

本編開始前編集

ピアノを習っていたピアノ教室には金井淵涼がいたが、金井淵と管崎咲良のいびつな二人が接触したのを見て、いつかこじれると予感し、二人が信頼関係を持つように仕向ける。


鳴苑高校所属時編集

当初は鳴苑高校74期生(神峰の1学年下)として登場し、吹奏楽部に入部。

手始めに音羽悟偉に苦手意識を持ち続けていた久住智香に近づいて「心」を黒く染め上げようとするが、神峰に阻止される。会話を通じて自分と同じ能力を持つことを知ると、嫌な「心」を見る事を楽しいと語るが、逆に「全力で止める」と言われてしまう。

続いて複雑な心を抱えていた管崎舞に近づき、「自分が苦しんでいる共感覚が周囲にも伝染するのでは?」と吹き込むことで、倒れる程に「心」を追い込んでいく。

その後、救われた舞の心を見た後、「貴方と潰しあうために音楽に出会った」と告げた。

神峰が「桜の音」を求めて行動する一方で、入院していた伊調剛健を通じて伊調鋭一にも接近していく。当然鋭一からは疑われるが、「神峰翔太を倒す者」と告げて興味を持たせるなど、暗躍を続ける。

スプリングコンサート終了後、金井淵と管崎咲良にこれまでのネタ晴らしを行い、鳴苑高校の面々から去っていく。

そんな中、実は鳴苑高校に入学していなかったというとんでもない事実が発覚する。


竹風高校所属時編集

竹風高校に移ってからは指揮者補佐の座に就く。

祖父の剛健が篤い病で倒れたことを先に知ると、「伊調剛健に認められたい」という鋭一が持っていた心の隙を突いて鋭一の心を潰す。


そして西関東大会において、伊調の再起のために音楽の指揮をする神峰と対決。同じ音楽の中で弾徹也と戦っている刻阪のサックスに頼れない神峰の「心」に圧力をかけ続け、幾度となく追い詰めるが、コントラバスチューバの力を引き出して「自身の音楽」を貫いた神峰に、音楽を通して殴り飛ばされた。

殴り飛ばされたものの自身に目を向けたことで鋭一の再起は叶わないとほくそ笑むが、神峰の音楽を通して「音楽の楽しみ方」を思い出したことで鋭一は再起を果たし、黒条の目論見は崩れてしまった。


神峰に音楽で負けた後、黒条は神峰、鋭一と対峙。目論見が崩れたとはいえ心変わりをしたわけではなく、神峰に音楽を通して殴られた上に「心」について言及されたことを「人格否定」だと感じて屈辱を覚え、「心を食い破ってやる」と決意するも、神峰に「今はな いずれな」と言われたことで心に変調をきたす。


これまで神峰の「心」に圧力をかけ続けたが、数々の困難を乗り越えてきた神峰の「心」は攻撃を受けるたびに強くなったことを受け、最早自分では神峰を曲げることはできない、諦めさせることができないと確信を持つ。さらに「神峰への攻撃は無意味ではないか?」「いつまでも神峰が自分の心に近づき続けたら?」と、来るかもしれない「いずれ」に対して急激な発汗と共に「恐怖」を抱き始める。

そこに呼吸音から変調に気付いた鋭一から「何を恐れている?」と指摘されたことで自身の感情を自覚。その瞬間に神峰が「見」たのは、黒条自身から生まれた「諦め」や「恐怖」の感情に侵食され、断末魔と共に沈められていく黒条だった。

パニック状態となった黒条は二人に背を向け、悲鳴を上げながら逃亡。そのまま物語から姿を消すこととなった。


余談編集

作中の登場人物の中でも飛び抜けて不快指数が高いキャラクターで、物語後半からとはいえ幾度となく登場したのに、作品の連載中には彼の記事が建たなかったあたり、嫌われぶりが窺える。

関連性は不明だが彼の登場以降、作品自体のジャンプの連載位置も中堅から下がり、完結に至るまでに二度の連載媒体の移籍を経験するなど、作品も長い回り道をすることになった。


最終11巻のあとがきで作者である神海氏は、彼を「真の悪人」にして「世界においてありふれた悪人」と評した上で、「競い合い、理解し合う」作品において異質な「倒すべきキャラクター」を生み出した理由を、「この物語は吹奏楽漫画であると同時に、あくまで心が「見」える少年である神峰翔太が主人公だったから」と述べている。


関連タグ編集

SOULCATCHER(S) 神峰翔太

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