宮崎まさる原作、石垣ゆうき作画による漫画作品。
概要
二階堂財閥の御曹司・二階堂ひろしが後継者を決める名目のもと父から渡された一億円を軍資金に世界各地で名うてのギャンブラーたちとのギャンブル勝負に挑むという物語。
勝負のスピード感と強敵との勝負に逆転勝ちを収めるパターンのカタルシスが読者に支持された。対戦相手のギャンブラーが使用するイカサマやトリックには疑似科学的な説明がついたトンデモな代物もあったが、評価を落とすことはなかった。
空条承太郎がダニエル・J・ダービーを倒したのと同様の「ブタのカードに多額の賭け金を賭ける」「さらに相手に有利な条件を提示して勝負に挑む」といった心理戦の緊迫感、盛り上がりも大きな魅力である。