概要
日本におけるNPBを構成するプロ野球の球団、セ・パ両リーグ6チームずつをさす。
1950年に両リーグは始まったが、セントラル・リーグは8チーム、パシフィック・リーグは7チームであった。その後セントラルリーグは西日本パイレーツがパリーグの西鉄クリッパースに併合されたり、松竹ロビンスが大洋ホエールズに合併されたりした。一方パシフィック・リーグは1954年に高橋ユニオンズが加入するも1957年シーズン前に解散、その球団を引き継いだ大映スターズが大映ユニオンズとなるも、このチームもその年最下位となり取り決めにより毎日オリオンズと合併、1958年より12チームが2つのリーグを形成する現行の体制となった。
10球団構想
この状況は長らく続くが、2004年には10球団に削減し1リーグとするシステムの是非が取り沙汰される状況となった。「球界再編騒動」を参照。
実際に大阪近鉄バファローズがオリックス・ブルーウェーブに吸収されるも、それに続く球団がなかった(想定されたチームとしては親会社の問題で福岡ダイエーホークス、ほかに千葉ロッテマリーンズが槍玉に挙げられていたようであるが、実際には存続)ことと、新規加入による東北楽天ゴールデンイーグルスの発足でこの体制は維持された。
16球団構想
新潟、松山、静岡、沖縄などに新球団を作って一気に16球団まで拡大しようという運動。
野球競技人口が減少するなか、NPBでは球界の裾野を広げるべく「NPBの2軍戦のみに参加する新規参入球団」の公募を行う方針を2023年7月に決定。2024年より2軍限定で2チームがNPBに参加し、今は試行錯誤の段階にある。