概要
正式名称は「三式一型電波探信儀三型」。
陸上用対空見張りレーダとして開発が進められたが、軽量で小型、性能も良好であり、後に艦艇にも搭載された。
終戦までに約2000台が製作された。
性能
カタログ上では航空機を単機で50km、編隊で100kmから探知可能となっているが、実戦では編隊で150km、相手が味方識別装置を使えば300km以上からも探知可能だったという。
大きさ | 幅2m、高さ4m(アンテナ部) 高さ8m(支柱) |
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重量 | 110kg |
出力 | 10kW |
波長 | 2m |
アンテナ | 八木宇田アンテナ |
ゲーム「艦隊これくしょん」に於いて
艦これに於いては艦娘に装備できるアイテムのひとつとして登場する。
駆逐艦や揚陸艦も搭載可能な小型電探で、一時期は唯一の小型対空電探であったが、改良型の13号対空電探改の実装後はじわじわ世代交代が進んでいる。…ため、処分してしまった提督も続出。ところが後の装備改修の実装において、13号対空電探改の改修に必須であることが判明。泣きながら電探開発に勤しむ提督の姿が散見されているとかいないとか。誰だ兎牧場とか言ったの。
スペックは「対空+2、索敵+3、命中+1」。対空電探なので電探の絡む対空カットインの装備にも使える。