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ALICE(ガンダムセンチネル)

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ありす

雑誌・プラモデル企画『ガンダムセンチネル』の登場キャラクター。モビルスーツ『Sガンダム』に搭載された演算装置およびその装置上に実装されたAI人格である。

ALICE ALICE ALICE ALICE ALICE ALICE ALICE ALICE ALICE ALICE ALICE ALICE ALICE

概要

「ALICE」は、ガンダムセンチネルの主役機であるモビルスーツ・Sガンダムに試験的に搭載された演算装置の名称であり、その名称は「発展型論理・非論理認識装置」のスペルを短縮したものである。

モビルスーツの完全自動化(無人兵器化)を目的として開発された経緯から、自己判断・機体の自律操縦機能を有する人工知能(AI)であり、劇中ではそのAIの“人格”をも同時に指していた。

RX-78ガンダムに搭載された、高性能光コンピュータ(光集積回路を用いた高度量子コンピュータ)の上位モデルである『教育型コンピュータ』を更に発展させた、量子コンピュータ系列の最上位モデルと言える。このため人間だけが有する、『時に不合理さを伴った思考・行動』を学習し、“理解”しようとする特性を持ち、本学習が完了した暁には、設計者(リョウ・ルーツの母親)が目指した、MSの完全自律稼働用AIとして完成するとされている。

教育役には『「父」であり同時に「恋人」でもある不条理な男』が適切とされ、α任務部隊は簡単に言ってしまえば、ALICEに適した男を探すための部隊でもある。そしてその条件に適うパイロットとして選ばれたのが本編の主人公リョウ・ルーツであった。

コンピューターではあるが、戦場に生きる男たちを描いた『ガンダムセンチネル』本編に於いて、ヒロイン的な描かれ方をしているようにも見える(但し、製作スタッフいわく「オカマ」であるとのこと)…というより中盤辺りからまるで意識を持ってるかのような振る舞いをし始める。実際にリョウの命を優先して機体のコントロールを奪って戦場から逃亡する事やリョウを守る為に敵機に反撃する事もあった。

常に、人間とはなにか?感情とはなにか?といった疑問を持っており、ガンダムセンチネルはALICEの成長の物語と言っても過言ではないだろう。

フォトストーリーパートをノベル化した単行本には『ALICEの懺悔』という副題が添えられた。

その性質から人格を再現できる究極とも言えるAIであったが、一機作るのにとんでもないコストがかかる事やパイロットが不要になる事で地位や権力が揺らぐ事を恐れられた事から研究は凍結され、設計者もこの世を去っている事から量産化は不可能となっている。

余談

『ALICEの懺悔』発売当時、ストーリー担当から「オカマである」と明かされた。

ただしこれは「男性が描く女性はオカマにしかならない」という半ばメタ的な表現であり、作中ではそれを示す描写はほぼなく「ALICEの懺悔」にて『彼女』を性別を超越した「菩薩」と表現する改変がされた程度にとどまる。

2020年代の現代ならば男の娘という概念で説明できるのかも知れないが。

また、モデルグラフィックス連載当時、カトキハジメ氏による擬人化イラストも描かれた。(単行本未収録)

ゲームなどでは朴璐美が声を担当している。

小説原文では『彼女』が発現する際には太字のゴシック体で、

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このように、上下が『ALICE』の繰り返しによって区切られるのが特徴。

「GジェネレーションZERO」でも再現されていたが、同シリーズ「F」では文字数の都合のためか省略されてしまった。

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ちなみに宇宙世紀のMSをAIで完全に制御することは困難である。

MSは戦闘機や戦車の機能を有すると同時に、歩兵の役割も果たさなければならない。

つまり、敵軍(敵兵)の行動によってリアルタイムで対応を変更し、自軍にとって最も有利な条件で戦闘目的を達成しなければならないのである。

例えば、敵基地の制圧作戦であれば、敵兵の士気が下がっている/敵指揮系統が乱れているならば、降伏・投降の「説得」を試みて(占領する)基地の被害を最小とせねばならず、逆に敵軍が自爆を目論んでいたらなばその意図を「見抜いて」、可能な限り多くの味方機へと通達しながら自機も脱出しなければならない(当然ながら、全ての味方機に通達できる場合などありえないため、優先順位を「判断する」必要も生じる)。

機動戦士Ζガンダムに於けるジャブロー降下作戦での、カミーユ・ビダンの行動を順序化すると、

①フライングアーマーを装備して大気圏突入に備える。

②突入妨害に入ったティターンズ部隊から、可能な限りの味方機を防衛する(フライングアーマーの機動力を鑑みての役割)。

③敵機との交戦を継続しつつも、大気摩擦を考慮した限界高度を想定し、自機の安全を確保する。

④降下成功した味方機の状態と自機の位置(ポジション)を確認しつつ、対空砲火を回避しながら、高高度からの着陸を成功させる。

⑤ジャブロー地上部隊を撃墜しつつ、基地内への潜入口を捜索する(味方部隊同伴)。

⑥基地である鍾乳洞の地形を活かし、遮蔽物を最大限に利用しながら、中枢を目指す。

⑦途中で入手した情報から、何処かに幽閉されているレコア・ロンドの捜索、救出を作戦目的に追加する。

⑧救出したレコアのジャブロー基地自爆作戦の情報から、自機および自軍の脱出経路を考案しつつ、可能な限り基地から遠くへ離脱する。

上記のように何度も変化する状況の中、何十機と居る味方との連携、自機の残弾・推進剤量、そして同じく遮蔽物を最大限に利用して仕掛けてくる敵機からの攻撃を回避・迎撃しながら、『作戦目標』を達成しなければならない。

なお、ALICEの最終目標は連邦のエースパイロットの戦闘データと融合して戦場に投入することである。

で、連邦のエースパイロットといえば……連邦の白い悪魔である。

そりゃ全力で潰すのも当然である。理想的に言えば赤毛の天パを量産することが可能なので、完成させることができれば連邦に対する反乱など鎮圧できる。それどころかAIが人類に反乱を起こしたら、人間には勝ち目がない。

関連項目

ガンダムセンチネル リョウ・ルーツ Sガンダム

AI モビルドール ゼファーガンダム ハロロ

アリス

ADA…作中でヒロインとしての扱いを受けるAI繋がり

EXAM HADES…パイロットの戦闘能力補助をしたり、時には機体のコントロールを奪ってしまう等ALICEに似た機能を持ったOS。しかしこちらはパイロットを使い捨てとした完全なキリングマシーンであり、人道的なALICEとは正反対である。

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    (12/12追記) あれまー、評価いただきましてありがとうございます。 次話以降も頑張りますね。 [pixiv小説] あなたの作品がランキングに入りました! pixiv事務局です。 あなたの作品が2020/12/10の[小説] 男子に人気ランキングに入りました! ぜひご確認ください。 72 位 作品タイトル「その日の二人・50」 https://www.pixiv.net/novel/ranking.php?mode=male おまっとさんでした。 その日50話です。 今回からクリスマスイベント編スタートです。 早速老スパイ”R”の孫が登場です。 ただ、主は親から話を聞いたので、その正体は認識した模様。 で話をしたら、ちゃんとわかってくれた模様です。 そらそうですわね。相手を通じて自分の行動が尊敬する祖父に届くとなれば、立派な態度を見せようとするもんですよ。 こういう解決の仕方もあるということで。 ところで、終盤何か不穏な動きが入りましたねえ。 これは一体? さあ、頑張れ明日のわし(;'∀') EXAMは惹かれあうんですよ(ブルーディスティニー脳) さてさて、歯車も滑車もガラガラ回り続けますよ。 これで残る未記載イベントは、 「八幡君、雪ノ下家で執事に挑戦」 「師走の疾走!県内対抗高校駅伝大会」 「主の隣に誰が来る!?比企谷家家族写真大騒動」 「平塚先生、お見合い日和」 「みんなで年越し、ジルベスターを見ながら年越しそばを作ろう!」 の五本ですな。 よっしゃよっしゃ。 お、次回予告今日もカマクラとサブレがやるの? じゃあ、後よろしく。 (しばらくして) (BGM:あぶない刑事予告編テーマ) カマクラ「え、最後のあれ何?」 サブレ「カマクラが知らんのにわしらが知るわけないじゃん」 カマクラ「やだなあ、次回はのっけから「THUNDER CLAP(VER.GSS)」がかかるんじゃ?」 サブレ「わしらも出た方が良いの?」 カマクラ「どうしようねえ。出た方が危なくないだろうけど」 サブレ「いや、なんかあの二人の間に入ったらわしらも危なそうな気が」 モキュロー「では、こういう時こそ私のこの「目」で!」 カマクラ「やめよう、それは別な意味で危ない」 サブレ「そ、そうなのよ。これある意味仕方ないぶつかり合いだから」 モキュロー「ははあ、寒げいこ的な奴ですね。なら仕方ないですなあ」 カマクラ「寒げいこ、なのか?」 サブレ「そんなわけで次回「その日の二人・51」すげーな50超えちゃったよ。クリスマスイベント編は大波乱、の巻でござる。ニンニン」 モキュロー「ところで、あざといん様にもダンスのチャンスを」 カマクラ「そうねえ、かわいそうな気がするんだけどどうしようか、サブレ」 サブレ「悩みどころだな。尺が余れば行けるかも。」
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