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D-HEROディアボリックガイ

ですてにーひーろーでぃあぼりっくがい

遊戯王OCGに登場する戦士族の効果モンスター。「D-HERO」モンスターの一体。
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概要編集

遊戯王GXにてエド・フェニックスが使用したD-HEROモンスターの一体。

名前の通り、D-HEROの中でもとりわけ悪魔的な姿のHERO。一応は戦士族なのだが、背中には大きな、手には鋭いのような棘、腕や下半身の大部分を覆う毛皮に2本の尻尾など、何も知らなければ悪魔族と言われても普通に納得してしまいそうである。名前も含めてもはやHEROというよりヴィランである。


カードテキスト編集

効果モンスター

星6/闇属性/戦士族/攻 800/守 800

(1):墓地のこのカードを除外して発動できる。

デッキから「D-HERO ディアボリックガイ」1体を特殊召喚する。


解説編集

通常召喚可能なHEROモンスターの中では比較的高いレベルを持ち、イラストもなかなかに屈強そうに見えるが、戦闘力は下級アタッカーにも劣るほどに低く、戦闘での活躍はほとんどできない。というか、そのままではフィールド上に繰り出す意味が薄い。このカードの真価はまず墓地に送られてから発揮される。


自分のターン中にこのカードを任意のタイミングで墓地から除外することでデッキから直接D-HERO ディアボリックガイ1体を特殊召喚することができる。高レベル、低ステータス、闇属性の戦士族モンスター(しかもHERO)をほぼ確実にフィールド上に呼び出せるのである。単純に援軍を呼べるだけでなく、そのステータスからD-HERO ディアボリックガイには登場時点で対応するサポートカードやコンボパーツが山のように存在したため、非常に重宝される存在となった(ただし収録時はウルトラレアだったため、複数枚デッキに投入できなければ意味合いが薄いこのカードを2枚以上手に入れること自体は骨だったが)。


しかし、重宝されすぎて環境を乱すほどに暴れ狂うこともあり、そのせいで準制限カードに指定されたり、数年後にそれが解除されたりという状況を繰り返しながら現代に至っている。

ちなみに、2枚以上カードがデッキに投入されていないと意味を成さないその性質からか、制限カードに指定されたことは無い。


活用する術はいくらでもあり、柔軟な戦略を取れることが最大の魅力であるが、反面高レベル且つ低ステータスであるがために変なタイミングで手札に来てしまうと処理に困るという欠点もある。

効果の性質上複数枚の投入が当たり前だが、それ故に手札に来る可能性も高くなりやすい。手札を墓地へ送れる、もしくはデッキに戻せるギミックも用意しておけば多少は動かしやすくなるか。

また、これも効果の都合上仕方ないが、普通に使うと最終的に1体は効果を発揮できずに墓地に余る形になる(ディアボリックガイがデッキに残っていないことが明白な状態で効果を使用し、結果としてディアボリックガイの除外だけを行う形にする「空撃ち」はできない)。


元カテゴリであるHEROでは、融合D-HEROディナイアルガイがそれらの欠点を補える他、他のデッキにもある直接デッキから落とすギミックはV・HEROヴァイオンで可能となっている。


関連項目編集

戦士族 HERO D-HERO

エド・フェニックス

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