概要
アニメGXでエド・フェニックスが使用していたD-HEROに属する闇属性、戦士族のモンスター。
カードテキスト
効果モンスター(禁止カード)
星1/闇属性/戦士族/攻 300/守 300
このカードが墓地からの特殊召喚に成功した時、
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
解説
墓地から蘇生するだけで2枚ドローできる。
場にモンスターを展開しつつ手札が増えるといえばどれほど強力な効果を持つかよく分かるだろう。
生還の宝札とコンボすることで3枚ドローとかイカれたことができた時代もあった。
それでも当初はこのカードを蘇生する手段が限られており、このカード自身のステータスの低さから状況によっては蘇生カードの無駄遣いとなる事も多かった。
しかし、シンクロモンスターの登場により低レベル低ステータスのモンスターを特殊召喚する意義が大きくなり、対応する蘇生カードも増えたことによってこのカードは強欲な壺にも匹敵するかあるいはそれ以上の強力なドローカードとなった。
氷結界の龍ブリューナク、早すぎた埋葬の無限ドローまで生まれたため07/09/01にて制限カードに指定され、08/09/01にて禁止カードに指定された。
相性のいい蘇生や墓地送りカードが増えており、仮に復帰したとすればフォーミュラ・シンクロンやTGハイパー・ライブラリアン等による更なるドローに繋げる事ができるようになるのでそのままのテキストでの復帰は絶望視されていた
新テキスト
効果モンスター
星1/闇属性/戦士族/攻 300/守 300
このカードの効果はデュエル中に一度しか使用できない。
このカードは墓地に送られたターンには墓地からの特殊召喚はできない。
①このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
エラッタ
カードテキストの変更により「デュエル中1度のみ」「このカードが墓地に送られたターンには特殊召喚できない」の条件を追加され、地味ながら強制効果から任意効果に変更された。2018年4月のリミットレギュレーションにより制限カードに緩和され、2018年10月には制限解除された。
弱体化が激しいため、産廃エラッタ扱いされることも多かったが、「聖騎士の追想イゾルデ」「D-HEROドミネイトガイ」や「フュージョン・デステニー」、「ドクターD」など当時にはなかった相性がいいカードが登場しているため、「D-HEROであれば活かせる効果」としてバランスの取れた効果と見ることが出来る。
余談
このカードが禁止カードに指定されている間に、アニメARC-Vで登場した「捕食植物テッポウリザード」は効果でのドロー枚数が1枚になっているという、実質的な調整版とも言える効果のため、いかにディスクガイが強力であったかが分かるだろう。