Frisk(Undertale)
ふりすく
※本項目には「Undertale」の全てのルートに関わる重大なネタバレが記されています。
※物語の最も核心に迫る内容であり、未プレイ・一部ルートのみクリアした方の楽しみ、あるいは感動を強く削ぐ可能性があります。閲覧は全て自己責任でお願いします。
*ケツイがみなぎった。
「フリスク」とはundertaleの主人公の本当の名前であり、同作でプレイヤーが操作するキャラクターの名前である。
ただし、たまに勝手に行動し、操作できないこともある。
地下に落ちてきたニンゲンの子ども。
地下の世界にはモンスターのみが暮らしており、先に落ちているニンゲンは全員既に死んでいるため、劇中では唯一の人類となる。
主人公の目的は地下世界から脱出することである。
このゲームはモンスターたちは戦闘画面で結構細かいデザインがわかるようになっているが、主人公についてはマップ上のドット絵でしか表されない。しかも8ビット風のファミコン絵なので外見については非常にざっくりとした感じでしかわからない。
ドット絵を見る限りは見た目は焦げ茶っぽい髪で肌は黄色。青地に紫(あるいは蛍光ピンク?)っぽいボーダーが入った長袖の服と、青いズボンと茶色い靴を着用している。ボーダーは二本以上ある。
そして無表情で((-_-)←こんな顔)常に目を閉じている(細目の可能性もある)。
ただし、サンズが表情から色々察することができることから実際は表情豊かだと思われる。
作者は「どういう人種ともとれるような外見にした」らしい。
そのため、主人公に細かい描写は殆ど無い。
中性的な外見をしているため、性別すら不明。
不明というより「作者が決めてない」という方がより正確であり、プレイヤーが考えた性別や人種でロールプレイしてくれればそれで良いというスタンスである。実際、英語版では二人称に「he」「she」「boy」「girl」を用いずに「they」「child」「the Human」などと呼ばれており、公式日本語版もそれに準じて「キミ」「あなた」「おまえ」「きさま」など性別が限定されない表現が徹底されている。
二次創作では描き手の解釈によって男性か女性かが異なるが、どちらかが正解ということは無い。
今時の精緻なグラフィックのゲームではこういうスタンスをとるのは難しく、この作品がレトロゲーム風の雰囲気であるからこそと言えるだろう。
バタースコッチシナモンパイが好きで、他の食べ物とは違い、バタースコッチシナモンパイでのみどんな状況でもHPを全回復できる。それ以外でもどんな食べ物でも美味しく食べる。
テミー曰くテミーアレルギーらしいが、ゲーム中ではテミーと普通に接することができる。
ほんとうのなまえ。
このゲームは「地下におちてきたニンゲン」が地上に戻るまでの冒険を描いたRPGである。
ゲームをスタートすると最初に「おちてきたニンゲンになまえをつけてください」と促される。
この時にプレイヤーがつける名前は、バトル画面に表示されるのだが、モンスターからは一貫して二人称か「ニンゲン」とのみ呼ばれる。
唯一フラウィがプレイヤーが入力した名前を呼ぶ場合がある。
ふざけた名前(またはパピルス等の劇中に登場するモンスターの名前)でプレイすると、特にPルートでのシリアスが台無しになるため注意が必要である。
しかし、せっかく名前を入力したのに、なぜ周りはその名前で呼んでくれないのだろうか?
その答えは、プレイヤーが入力した名前は主人公の名前ではないからである。
そしてPルートでようやく明かされる主人公の名前こそが「フリスク」なのだ。
ちなみに、Pルート以外ではこの名前は明かされない。
では、プレイヤーが最初に「おちてきたニンゲン」に付けた名前は一体なんだったのか……? という方はこちらへ。
なお、『Frisk』は米国英語で「子どもが軽快に跳ね回る、じゃれて飛び回る」「新鮮」という意味の単語である。
某ミントタブレットは特に関係ない。こちらはデンマーク・スウェーデン語の「新鮮」という意味の単語から来ている。
ちなみにこの名前を先に知ったからといって、「Frisk」「フリスク」の名前をつけてゲームを開始すると、高難易度の『ハードモード』が始まってしまう。
けいこく:このなまえは
じごくへの いりぐち…
このまま はじめますか?
そして、序盤最初のボス戦を終えるとあのイヌが乱入し、メタ的なギャグエンドでそのままゲームが終わってしまう。
昨今では本作がメジャーになったことで「主人公の名前」の情報だけを先に知ってしまうプレイヤーも居るため、ある意味罠である。
能力
人間はモンスターと違い「水でできている」物質的な存在なので、身体が魔法でできているモンスターに対して非常に強い。このため、おもちゃのナイフや空っぽの銃といった武器ではないものを使って殺傷することもできる。LVが上昇するごとに攻撃能力は高まっていく。モンスターは感情によって強さが変わるため、会話によって油断させたモンスターを一撃で倒すことも可能。
一方で、精神面は人間とモンスターで共通するものがあり、モンスターたちと心を通わせることもできる。
地下世界に落ちた主人公は、「Determination(決意。公式日本語版ではカタカナ表記でケツイ)」によってSAVE(セーブポイント)で自身のHPを回復したり「セーブ」を行ったりできる。「セーブ」された後のイベントは何度も読み込むことができるが、ほんとうのリセットをされるか世界が完全に崩壊しない限りこのゲームの登場人物の記憶は守られる。
- 最初に襲って来た敵 → フラウィ
- 最初に出会った味方 → トリエル
- 最初に出会ったゴースト → ナプスタブルーク
- 最初にジョークぶっかけてきたモンスター → サンズ
- 最初にデートしたモンスター → パピルス
- 最初に槍を投げつけてきたモンスター → アンダイン
- hOi!! → テミー
- 最初に出会ったコミュ障 → アルフィー
- 最初に踊ったロボット → メタトン
- 最初に出くわしたお嬢様 → マフェット
- 最初に出会った変顔のお兄さん → バガパン
- 最初に対面した王様 → アズゴア
※適当にまとめたので詳しく知りたい方はこちら