ピクシブ百科事典

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※この項目にはUndertaleの全てのルートに関わる重大なネタバレが記されています。
※物語の最も核心に迫る内容であり、「Undertale」未プレイ・一部ルートをクリアした方の楽しみ、あるいは感動を強く削ぐ可能性があります。
※閲覧は全て自己責任でお願いします。





















































✖️MERCY


ごきげんよう。
私はキャラ

Undertaleの「キャラ」

どんな人物?

通常のプレイの1周目では、まず出会うことが無い人物。
しかしファンの間では、Undertaleの物語において、最初に地下世界に落ちてきた人間(原語版では『First Human』あるいは『Fallen Human』)が、便宜上そう呼ばれている。

そもそも『Chara』あるいは『キャラ』という名前そのものはゲーム本編中に明示されることはない。
しかし本作では、ニューゲームの最初に名前を入力する画面で、作中に登場するNPCの名前とかぶるとそれは使用できないと警告されたり、自分と同名だが使っても構わない的な反応を返してくる。この警告の内容はそのNPC本人が会話してくる感じに演出されておりなかなか凝っている。
(例えば『sans』あるいは『サンズ』と入力すれば、【nope.(ダメだぜ。)】という反応が返ってきて、入力画面に戻される。)
この仕様において、『Chara』あるいは『キャラ』と入力すると【The true name.(ほんとうのなまえ。)】という意味深な反応が返ってきて、そのままこの名前を付けることが可能なことが判明している。
つまりこのゲーム内に『Chara』あるいは『キャラ』というNPCがいるということになるのだが、そんな名前を名乗る人物はどれだけゲームを探索しても見つからない。
これは誰の名前なのか?

本編中には2種類のキャラクターがいる。
他のキャラクターから存在を示唆されており、プレイヤーからも姿を確認できるキャラクター。
他のキャラクターから存在を示唆されてはいるが、プレイヤーからは姿を確認できないキャラクター。
つまり、「キャラ」は後者である可能性が高いということになる。
この条件に当てはまるキャラクターは他にもいるのだが、さらに絞り込む要素としてGルートを攻略したプレイヤーによってある予想が立てられた。

Gルートは攻略した者には周知のことだが、全ての地下にいるモンスター達を主人公が虐殺する道筋のことで、アズゴアを倒し、主人公が虐殺を決意してから援助してきたフラウィをも一方的に殺した後、とあることが起きる。
何も無い真っ暗な空間で、主人公と同じ背格好の人間の子どもが現れる。
この子どもは、主人公と同様に性別は不詳だが、無表情に見える主人公とは対照的に、目は茶色でぱっちりとしていて、口元は常に可愛らしい笑みを浮かべている。さらに色白でピンク色の頬をもつ。服の色はアズリエルが来ていた服と似ているが、濃い緑色と1本のボーダーの色は明るいベージュ色のものである。ちなみに、この服の色は主人公の服の補色になっているため、ペイント等のお絵かきツールで服の色を反転させると、お互いの色となる。

この子どもは最初に現れた際に「ごきげんよう。私は (プレイヤーが入力した名前)。」と名乗ることから、プレイヤーと主人公がイコール関係ではなく、この子どもとリンクしていることがわかる。
ちなみにゲーム中では周囲のモンスターたちは主人公のことを単に「ニンゲン」と呼ぶか「キミ」「あなた」などの二人称で呼ぶのだが、ハッピーエンドであるPルートでようやく主人公の名前呼びがされる。このときに初めて自分が入力した名前が出てくる……わけではなく、それと全く無関係の『Frisk(フリスク)』という名前で呼ばれるのだ。
つまりこのゲームの主人公は「フリスク」であり、Gルートに出てくる子どもこそがプレイヤーが名前を入力した存在であることが裏付けされている。
ここで一つ思い出すべきことは、ゲームを始める時の名前入力で表示されるメッセージが「おちたニンゲンに なまえをつけてください」であったこと。ゲームの主人公の名前を決めろとは言ってなかったのである。まあ、ニンゲンが地下に落ちてきたというオープニングの後にこのメッセージが出てきて、主人公ではない者の名前を決めてると初見で気づける者はまずいないとは思うが……
(ちなみにこの名前入力にて上記Pルートで明かされる主人公の名前「Frisk(フリスク)」を入れてしまうと高難易度の『ハードモード』が始まり、序盤のみプレイしてメタ的なギャグエンドで終了、になってしまう)

プレイヤーの入力した名前が主人公の名前ではなく、この子どもの名前だというだけでもかなりの凝った展開なのだが、これだけでは『Chara(キャラ)』とは関係ない話である。
しかし、上述したように名前入力画面で『Chara(キャラ)』とつけると【ほんとうのなまえ。】と返されることが判明してからは、この子どもの本当の名前は『Chara(キャラ)』で、そのうえでプレイヤーに別の名前を上書きさせているのではないかという考察がファンの中で広がり、この子どもを便宜上「キャラ」と呼ぶようになったのである。
以降、本項ではこの子ども=「キャラ」であると仮定して解説する。

「Chara」の発音について

Charaの発音は、海外では複数の地域で一般的な名前にもあるためか「チャラ」「カルラ」「カーラ」などと様々に呼ばれている。
だが日本人ならばこれを「Character(キャラクター)の頭の言葉をとって『キャラ』」と呼んでしまう者もいるだろう。英語的な発音では明らかにおかしいが、原作者のトビー・フォックスが自ら和訳監修している公式日本語版でも『キャラ』という表記が採用されている。つまり日本人に対してはこの発音でないと意図が伝わらないと原作者は考えていた事になる。
このことから、架空の登場人物のことを指す「キャラクター」が名前の由来なのだと思われる。ネイティブな英語では一般的にCharacterの略はchar(チャー)なのだが、人名っぽくしたものがCharaという事なのだろう。
前述で示されるように『キャラ』という人物がこのゲームのプレイヤーである「あなた」を認識し、ゲームとリアルを区別できる存在として描写されていることから、『キャラ』という名前自体にメタフィクション的な意味合いが込められているとも考えられる。
サンズパピルスが文字・フォントのデザイン名から来ていることから、フォントの「Character」の短縮の意味合いもあるかもしれない。(ただし、サンズ達は自身のフォントに「Comic sans」が使用されているが、「Character」はキャラが喋る場面では使用されていない)
関係性はあるかは不明だが、ギリシャ語だと「Chara(χαρά)」は「喜び」を意味する単語でもある。

最初の人間?

『最初の人間(First Human)』は、Nルートで語られていた昔亡くなった地下世界の王子の友であり、国王夫婦の養子に迎えられた人間の子供である。
その人間と王子を亡くした事件以降、主人公が来るまでの人間はもれなくバリアを破壊するために必要な「タマシイ(SOUL)」を回収されるために殺害された。
そのため、ゲームプレイ時にいる人間は主人公ただ一人なのである。

しかし、前述の主人公の名前がフリスクだと解るシーンでは、同時にプレイヤーのつけた名前の人物はすでに故人であり、王子アズリエルの友人であったことがわかっている。
名前入力画面で訊かれる言葉「Name the fallen human.(おちたニンゲンに なまえをつけてください)」で『fallen human』は直訳で「落ちた人間」だが、「亡くなった人」という意味合いもある。
これは主人公を名付けると見せかけて、すでに死んだ子供を名付けるというミスリードを含んだダブルミーニングでもあったということである。
(Gルートの子ども=プレイヤーの分身=過去に死んだ子ども?)

虐殺趣味?

以上のことから、プレイヤーが入力し、バトル中のステータス欄に表示されていた名前は、主人公ではなく、『最初の人間』ないし『プレイヤー自身』の事を指していることになる。
現在の二次創作品には「ナイフを持ったモンスターを殺すキャラ」があふれているが、その解釈は本当にただの一部のファンの一考察の結果であり、公式には明言されていない。
前述のほぼ確定の要素からしても、キャラはプレイヤーの写し鏡という見方であり、Gルートの解釈は難しいにしても、『最初の人間』が一方的に殺す趣味があったということは立証できない。

ファンの解釈は様々であり、『キャラ』はファンの想像によって生み出されたと言ってもいい。

しかし、その考察・解釈を公式情報のように扱うと、ファン同士の諍いの原因になるので扱いには注意が必要である。


各ルートでわかることのまとめ

※この項目では便宜上、「キャラ」としているが、ここで出す情報は「First Human」及び「Gルート最後に現れる人間の子ども」のものである。

Neutral(中立ルート)

最終エリアに出現するモンスターたちが『First Human』について言及する。

201X年、イビト山の穴から落ちて地下世界に迷い込んだ『最初の人間』。
ケガをしていた所をモンスターの王子であるアズリエルに助けられ、その両親であるトリエル、アズゴアらに家族として暖かく迎えられる。こうして人間はモンスターの王子と親友になり、国王夫婦も人間を本当の子供のように扱って、種族こそ違うが家族のように暮らしていた。

しかしある日、人間は治る見込みのない重病にかかってしまう。そのことを察した人間は、最期の願いとして「故郷の村に咲く金色の花が見たい」と言ったが、モンスター達にはどうすることもできず、翌日に亡くなってしまった。

親友であった「最初の人間」の死の運命に悲しみにくれたアズリエルは、偶然なのか死した親友のタマシイを吸収してしまい、凄まじい力に包まれて姿が変わる。そのことに気付いたアズリエルは、親友の最期の願いを叶えるべく、新たな力と共に親友の遺体を抱えて地下世界と地上を隔てるバリアを乗り越える。

人間の村に辿り着いたアズリエルは、村の中央、金色の花が咲き乱れる場所に親友の遺体を横たえた。しかし、地上の人間達は遺体を抱えたアズリエルを「子供を殺害したモンスター」だと思い込み、攻撃を加える。力を得たアズリエルは人間を皆殺しに出来るほどの力を持っていたが、彼は人間達に反撃せず無抵抗に攻撃を受け続け、そして親友の遺体を強く抱えて微笑みながら立ち去った。

アズリエルは致命傷を負ってよろめきながら地下世界へと舞い戻るが、城に辿り着いた途端、力尽きてしまい、彼の体は塵と化して庭園に散ってしまった。2人の子供を一度に失ってしまった両親は泣き崩れ、アズゴアは今後地下世界に迷い込んだ人間を全て殺すという方針を打ち出すことになる。そしてトリエルはその方針には賛成できず、何処かへと去ってしまうことになる。

True Pacifist(真の平和主義者ルート)

このルートでのみ入れる場所で見られるビデオ、およびエピローグ中にある場所に戻ると出会えるアズリエルによって、『彼の親友』の生前についてが語られる。

実は親友のタマシイを吸収した時、アズリエルの身体の支配権は彼と人間の半分ずつだった。
アズリエルによると『親友は人類を嫌っており、地上では全く幸福ではない人生を歩んできた』らしい(同時に、詳細については最後まで教えてくれなかったとも語られる)。

地上の人間達がアズリエルに攻撃を加えた際、アズリエルの身体の支配権を半分持っていた親友のタマシイは、空っぽの自分の遺体を起き上がらせ、二人の全ての力を奮って地上の人間達に攻撃を加えようとしていた。しかし、アズリエルはそれに抗って、親友のタマシイを抑え込み、致命傷を負いながら地下世界へと逃げ帰り、そのまま亡くなった。その後、アズリエルはタマシイを失った状態で花の体、フラウィとして転生することになる。
すなわち理解者であったアズリエルがフラウィの姿になる、きっかけをつくった人物である。

親友が重病になったのも、バターカップ(セイヨウキンポウゲ)の毒を利用した自作自演の可能性が示唆されている。
何故このような事態を引き起こしたのか詳しい事情は分からずじまいだが、親友は(恐らく『全く幸福ではない人生』が理由となって)他の人間達に対し絶望と強い殺意を抱いており、その結果、世界そのものを破壊したいと願うほどの邪悪な思いに駆られるようになったと推測している。

Genocide(虐殺ルート)

このルートでは、操作している主人公の周囲への慈愛や関心、一般的なユーモアを理解する心などが薄れていく。主人公が序盤であるいせき内のモンスターを全て殺戮した後、フラウィは主人公をかつてアズリエルだった頃の親友そのものが蘇ったのだと確信する。
また、その後のシナリオでは時折、正体不明の赤字の字幕が挿入されるなど、不気味かつ主人公とは別の何かが主導権を握る形になっていっていると取れる演出がある。
なお、フラウィは主人公のことを蘇った親友本人だと確信しているものの、その理由については疑問を浮かべており、トリエルがいせきへ遺体を持ち帰った後、何らかの要因で蘇ったのではないかと独自に推測している。しかし最終的には主人公の行動に怯え、アズゴアにトドメを刺して許しを請うものの成すすべもなく殺害されてしまう。

主人公のLOVEが最高潮に達したエンディングでは、プレイヤーの「ケツイ」と「たましい」に呼応する形で過去に死んだはずのその子どもは復活し、プレイヤーが敵を殺しEXPを得るたびに自身が強くなるのを感じ、その導きによって転生したことに気付いたことを明言している。
その際にプレイヤーを「相棒」と呼び、「私達は敵を殺すたびに強くなる、数値が増えたときの気持ちが自分」「この世界は終わった、次の世界(ゲーム)へ行こう」などのセリフのあとに「一緒に世界を破壊しよう」と提案してくる。この時に提案を受け入れるか否かの選択肢が出現するが、どちらを選んでも世界は破壊されてゲームは終了する。

Soulless Pacifist(魂無き平和主義者ルート)

ゲームを再起動してしばらくすると、再びこのゲームで遊ぼうとするプレイヤーに対し、先程はパートナーと呼んだのにも関わらず、見限ったのか軽蔑とも取れるセリフを向けた後、「世界を再構築する代わりにタマシイをもらう」という取引を持ちかけてくる。
これに応じて再構築された世界でPルート(平和主義者ルート)を迎えた際、一緒に暮らす方を選ぶと最後の最後でベッドで眠るフリスクの身体を乗っ取る形で現れる。この際、キャラのものと思われる恐ろしい笑い声が響き渡った後にゲームは暗転。
一方、集合写真が画面に映し出される方を選んだ場合、その写真に映っているサンズらメインの登場人物の顔は赤いバツ印で潰され、中央に居たフリスクもキャラに置き換わる。そしてラストの「THE END」のBGMも不気味なものに変貌してしまう。
いずれにせよ、本来ハッピーエンドのはずだったPルートのエンディングは、Gルートを経たが最後、後味が悪く恐ろしいものに変わり果ててしまう。
このことから、本来のPルートをTrue Pacifist(TP)、Gルート経由のPルートをSoulless Pacifist(SP)として区別して呼ばれることも多い。

「誰も死ななくていいやさしいRPG」という謳い文句に疑問を感じた人も多いだろうが、その謳い文句に大幅に抵触すると後が怖いという意味ではどのルートをとっても間違ってはいないのだ。

ちなみにGルートをクリアしたというゲームのフラグは、現在のバージョンではセーブデータを直接消しても初期化されない。
PS4やSwitchなどのコンシューマ版では内蔵ストレージからUndertaleのデータを丸ごと消去すればさすがに初期化されるのだが、Steam版は本体及び本ソフト関連のデータファイルを完全に消去して再インストールしても元に戻る。ある方法を使えば本来のエンディングを見ることはできるが、魂を売ったフラグはゲーム内に永遠に残る。これだけだとタチの悪いウィルスのようだが流石に違法性はクリアしているはずなので、PC内におかしなファイルを残しているのではなく、Steamのアカウントでフラグを判別しているものと思われる。

考察のポイント

二人の人間の子供

プレイヤーの操作キャラクターである主人公、つまり「フリスク」と名乗る子どもとの関係性ははっきりしていない。
作中で明かされるのはどちらもストライプのシャツを着た人間の子供であること、しかし見た目がそれほど似ているわけではないこと、strange SOUL resonate(奇妙なタマシイの共鳴)が起きていること程度である。作中ではフラウィが関係を推測しているが、本人もその考察は疑問点が残ると言っており、結局どのルートを経由してもこの関係は明かされないまま終わる。

先述通りゲーム中で常に表示される名前がプレイヤーが名付けた名前であることと、主人公の「フリスク」という名前はPルートの最後にしか出てこないことから、「同一人物がルートによってフリスクとキャラに分かれる」、「元は別人だったが後から体を乗っ取った」、「最初から最後まで別人」、「キャラの遺体が蘇って別人格を得た存在がフリスク」、などの様々なファンの考察があるものの、やはり公式には明言されていない。

その一つとして、Gルートの最後に現れるキャラはアズリエル→フラウィと同様に転生した存在であり、「自分の魂と決意は君のものだった」という言葉から、タマシイを失って性格が変わってしまったフラウィと同様、キャラも人格が変化しているのではないかという説もある。当時アズリエルの力を使って人間達を皆殺しにしようとした件も、モンスター達の味方として憎い人間達を滅ぼそうとしたと考えることもできる。また、このルートの確定後はプレイヤーやその他に対するメタ的な言及も増加していくことも特徴的である。

名前の変わる装備品

ストーリーで入手できる装備品は、各々がかつて地下世界に来た人間たちの落とし物であるという考察がある。その上で、キャラのものだと思われるものはニューホームの子ども部屋に置いてある箱から入手できる「ハートの形をしたロケットペンダント」と「古びているが本物の切れるナイフ」だと考えられる。

「古びているが本物の切れるナイフ」は武器となっており、N・Pルートでは「Worn Dagger(ふるびたダガー)」、Gルートでは「Real Knife(ほんもののナイフ)」という名称で入手される。「Worn Dagger(ふるびたダガー)」の名称と説明文からすると、刃物の用途としては、両刃の園芸用ナイフだと思われる。(花を摘むときに使用したのだろうか?)
Gルートの序盤で、ホームの台所をチェックすると「ナイフはどこだ?」と赤文字で反応する。終盤で入手し、装備した時に「About time. (ようやく みつけた。)」と喜ぶ反応を見せる。このことからもナイフが所有物にあったことがわかる。

「ハートの形をしたロケットペンダント」は防具となっており、N・Pルートでは「Heart Locket(ハートのロケット)」、Gルートでは「The Locket(ロケット)」という名称で入手される。「Best Friends Forever.(ずっと ともだち)」という文が防具に書かれており、Gルートでは「You can feel it beating.(こどうが かんじられる。)」と出る。

なお、Gルートで入手できる「Real Knife(ほんもののナイフ)」と「The Locket(ロケット)」はそれぞれ作中で数値上最強の武器・防具となっているが、入手タイミングの関係上ゲーム内でその性能をまともに活かせることはない。

様々なファンによる考察

Undertaleの『絶対的な悪諸悪の根源悪意の権化自分自身が悪だと自覚していない程の悪など』として、初期にそのような位置にファンによって設定されることが多くなったキャラであるが、最近では海外・国内での新たな考察が進んだことにより、その認識は変化しつつある。

以下は主に海外での考察による推測である。

・ナレーション=キャラ説
モンスターのステータスやアイテムの効果など、ナレーションは主人公やプレイヤーが知らない情報を知っているため、かつて地下世界で生活をしていたキャラが背後霊のようにくっついて助言をしているというもの。これは鏡を調べたときの文章や、レッサードッグをなで続けたときのナレーションのように、明らかに主人公やプレイヤーとは別の人格がナレーションをしていることが分かる。
また、通常の方法では入れない部屋にて、「ブキミなかおをしたニンゲンがうしろにいる」ということを、草むらの中にいる謎の人物に言われている。(なぜかこういった部屋の一部は公式でも翻訳されている。)

・親友との思い出
アズリエルとの最後の戦いの時、フリスクとプレイヤーは思い出を頼りに友達をSAVEしなければならない。しかし、最後に救うべきであるアズリエルとの思い出はフリスクにもプレイヤーにも一切無い。
そこに突如として蘇った遠い昔の記憶、アズリエルとの友情の記憶はキャラ以外に持つ者はいないはずである。アズリエルをSAVEすることができたのは、フリスク・プレイヤー・キャラの三人の決意が一つになった結果であるのかもしれない。またこれ以降、アズリエルは初めて主人公をフリスクと認識し、キャラが既に死んだことを認める。キャラの影響力が極小になり、消失、あるいは成仏したかの様にもとれるが、戦闘画面においては最後まで「キャラ LV1」のままである。無難な線としてフリスクが戦闘画面に入らなければ意味を成さないのがLV(LOVE)であり、それがフリスクによるキャラへの鎮魂なのか、LV(LOVE)を抱えたキャラは尚ずっとそこに居続けるフリスク≓キャラという事なのか、或いはその両方なのか詳細は定かではない。

・Gルート
Gルートの最後に復活、顕現するキャラの言葉によれば「なぜ自分が生き返ったか分からなかった」「君の力によって復活できた」とのこと。Gルートの黒幕として扱われることの多いキャラだが、これらの台詞を見る限り、虐殺はキャラの意図ではなく、あくまでプレイヤーの意思と見なせる。
後述の二度目のGルートの台詞にもある通り、なぜプレイヤーが虐殺という選択肢を選んだかは、キャラにも理解できていないのである。なぜならキャラはプレイヤーによって操られるゲームの「キャラ」に過ぎないのだから。
そしてそんなキャラがプレイヤーをパートナーとして受け入れ辿り着く結末が「プレイヤーがプレイヤーキャラクター(キャラ)に支配権を奪われる」だが、詳細はプレイヤーの想像に委ねられているだろう。

・二度目のGルートとG→Pルート
一度Gルートを完遂した後に再度Gルートを完遂した場合は最初とは異なる反応を見せる。
何度も殺戮と再生を繰り返すプレイヤーに「理解できない」「君は歪んだ感傷を持っている」と罵倒した上で「こっちの道には来ないほうがいい」と、暗に殺戮をやめてPルートへ進めと忠告を行う。(ゲームの攻略対象としてもうGルートに目新しいモノはないとプレイヤーのパートナーとして暗に教えてくれている)
そのため、Gルート→Pルートを行った際の最後の集合写真に塗られた×印はキャラの殺害予告であるというよりはプレイヤーへの当てつけに近い。実のところ、Gルート以降のゲーム世界はキャラによって再構成された世界であり、キャラの影響を逃れることができない。どちらかと言えば、一度Gルートを完遂したうえで「平和」を求める、プレイヤーに対する皮肉と嘲笑を込めた意思表示であるととれる。Pルートのフラウィーのセリフ「これはただのゲームさ」「てがとどきそうでとどかないところにゴールをちらつかせて…キミがそこに辿り着きそうになったらズタズタに壊してやる」に通ずるものがある。
どこまでもこの世界はゲームであるという事の提示であろう。プレイヤーにとって「平和主義者ルート」とはその程度だろうと。(通称:魂無き平和主義者ルート)


「Megalo Strike Back」

直訳すると「誇大した逆襲」。『Megalo』はギリシャ語である。
曲名がGルートラスボスの戦闘曲「MEGALOVANIA」に似て造語のようであることや、危なげな曲調の雰囲気がキャラにしっくり来ると一部のファンの趣味で、主に二次創作であるAUにて、『キャラのテーマ』としてファンから扱われることが多い曲である。

しかし本曲そのものは公式にはキャラと一切関わりがなく、この曲の初出は2012年に『MOTHER2』のファンアルバム「I Miss You - EarthBound 2012」でTobyFox氏が制作・提供したもので、そもそもUndertaleの曲ですらない。
ちなみに元はどのようなものかというと、MOTHER2のOPに出てくるギーグが地球に逆襲しに戻ってきた時のBGMのアレンジである。

本来はこの曲の最初にあるおどろおどろしい曲調の部分がMOTHER2のOPのアレンジなのだが、該当パートはカットされてピコピコした曲調の箇所からが使用されていることが多い。
Toby Fox - Megalo Strike Back(上記アルバム配信サイトでの公式試聴)

関連タグ

Undertale
Asriel Frisk(Undertale)


ウボァ……虐殺エンド後にプレイヤーを乗っ取ろうとする時に恐ろしい表情を見せるが、その時の顔がウボァにそっくり。
みんなのトラウマ……この恐ろしい表情や虐殺エンド後の平和エンドがトラウマになったプレイヤーもいる。
全ての元凶……もしキャラが生存していれば、この物語は始まらなかった。

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