カードテキスト
No.35 ラベノス・タランチュラ/Number 35: Ravenous Tarantula
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、自分と相手のLPの差の数値分アップする。
(2):X素材を持ったこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手がモンスターを特殊召喚する度に相手に600ダメージを与える。
(3):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
解説
レベル10モンスター2体から出す比較的重いモンスターでありながら攻守0。その効果によりライフ差をパワーに変えるので、劣勢でも優勢でも大きなステータスを得る。逆に勝負が拮抗している場合その恩恵は少ない。この恩恵は自身だけではなく自軍モンスター全員が得るので、たくさん展開すればその分とんでもない総ステータス強化に繋がる。
X素材を持っている限り、相手が特殊召喚する度に相手にダメージを与える。2回の特殊召喚で1200とそれなりの数値になるので相手はいつの間にかコストにできるライフが無くなるという事態もあり得る。
X素材を使うことで、自身の攻撃力以下の相手モンスターを全壊させる。ピンチの時はそれだけ相手の場に強力なモンスターが並んでいるであろうから決まれば爽快である。勿論相手が有利な版面は妨害も喰らいやすいので注意。逆に自分が有利だと上記の効果も併せてオーバーキル気味か。
このモンスターを複数並べると相乗効果で凄いことになる。
自身はナンバーズなのでサポートが充実しており、ランク10はいわゆる【列車】の得意とする所でもある。最近は黄金卿エルドリッチやメタル・リフレクト・スライムなどレベル10の展開も容易になってきているので出すのも難しくはない。様々なデッキで活躍できるモンスターと言える。昆虫族特化のデッキはレベルを合わせにくいので少々出しにくいか。
活躍
漫画版ZEXALにおける九十九遊馬&神代凌牙&天城カイトvs八雲興司の3対1変則デュエルにて八雲が白紙のカードから覚醒させて使用した。分裂するマザー・スパイダー(原作でのカード名はただのマザー・スパイダー)から呼び出されたベビー・スパイダーが共食いによってレベルを上昇させレベル10となりX素材とされる。ここでの効果は「昆虫族の攻撃力と守備力はライフの差の半分の数値となる」であり、八雲と遊馬チームのライフ差は変則ルールにより8000だったため自身及び自身と共にフィールドにいたNo.84ペイン・ゲイナーの攻撃力を初っ端から4000にしていた。なお、このモンスターのX素材はペイン・ゲイナーを出す為に即座に取り除かれたので他に効果を持つかは不明。
関連タグ
ランク10 闇属性 昆虫族 エクシーズモンスター 効果モンスター No. No.84ペイン・ゲイナー