P226(ドールズフロントライン)
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ぴーにいにいろく
ドールズフロントラインに登場する戦術人形。
敵に射速デバフを付与するスキル。
射速デバフは敵の手数そのものを減らすことができる為、その性質上SGとの相性が良い。
陣形バフもMGと相性が良い命中と火力アップだが、その形状ため他のキャラの陣形活かせない事を考慮して配置をしたい。
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第8話「ベターデイズ・アー・カミング」
「わたしね、配属されて早々、この子、壊しちゃったんだ。お気に入りだったから、すごく泣いちゃった。そしたら、指揮官さんが、『一晩貸してくれないか』って。次の日の朝、きれいに治った『まんちゃん』持って、あくびしながら『もう、かじっちゃダメだよ』って。わたし、気が付かないうちにこの子、かじっちゃうんだあ。で、この子のベストも指揮官が作ったの。『タクティカルベストはオマケ。おそろいだな。SIG(しぐ)っち』だって。でね、指揮官の指見たら、絆創膏だらけ。器用なんだか、不器用なんだか」 てへへへ、と子供らしく笑うP226。つられて、AUGも微笑む。作り物のはずの「胸の奥」が、ふわり、と温もる。 「ほら、それ」とP226。その言葉に、AUGは、ふ、と思いを巡らす。間髪入れずに、P226が笑いながら、 「AUGも笑ってる。みんなを笑顔にする。ウチの指揮官の才能は、きっと、それだよ」。 「あ、」とAUG。そして、P226が差し出す「まんちゃん」の頭を撫でながら、 「確かに、変な才能ですね」。 仕事の時には、めったに見せない、P226の少女の顔。自分のお気に入りのぬいぐるみを、憧れの女性に撫でてもらいながら、満面の笑み。幸福な昼食の光景だった。10,509文字pixiv小説作品