もしかして⇒U3
概要
ロス・イルミナドス教団が生み出した生物兵器の1つ。
寄生した生物の肉体を完全に操り、驚異的な身体能力を与える寄生生物「プラーガ」を用いて生み出された。
プラーガと複数の生物の遺伝子を結合させて創り上げられた合成生命体で、各生物の特徴の調整が不十分なため、非常にいびつで醜悪な姿となっている。
名前の由来は不明だが、人間、昆虫、爬虫類の、3種の生物の遺伝子が用いられていることに関係していると思われる。
外見
人間の上半身に昆虫のような節のついた楕円形の腹部を持ち、その巨体をトカゲのような四本脚で支えている。
人間部分は舌が異様に伸びており、左腕は触手状に変化。また背中にはハサミのようなアゴを持った大型のプラーガが潜んでいる。
戦闘能力
身体能力は非常に高く、初登場時は潜んでいた岩の壁を破壊する程の怪力を発揮。最初の戦闘場所であるコンテナでは一瞬で4m近い跳躍をして天井裏に身を隠し、崖下に落下した際には垂直に壁を走行して戻ってくる。
主な武器は左手の触手で、目にも留まらぬ速さで振り回し、相手の首に巻きつけて頸椎をへし折る。
また、途中まで進めると背中のプラーガが露出する第2形態となり、アゴで切り裂く攻撃も加わる。
耐久力も高く、人間部分が機能を失うとプラーガが直接肉体を制御する第3形態に移行。アゴで地中を掘り進み、足元からの奇襲攻撃に戦法を変えてくる。
RE:4では
『4』のリメイク版である『RE:4』本編には残念ながら登場しない。但し、作中ファイル内で「U-Ⅲ」という名は登場する。ファイルにはサラザール家に仕える学匠、イシドロ・ウリアルテ・タラヴェラがラモンの執事を実験体にして開発したものに名付けられた仮称であることが記載されている。名前の由来はイシドロの家名「ウリアルテ」のイニシャルと「Ⅲとは最も美しく完成された数字」という彼個人のこだわりとその完成度の高さから名付けられたとのこと。
後に『魔犬(ペサンタ)』という新しい名前が与えられ、ラモンの右腕として活躍した。しかし、「腕はもう一本必要」という理屈からイシドロも自身に同様の施術を行い『処刑者(ヴェルデューゴ)』と自らを命名した。
このことから、「U-Ⅲ」はイシドロが開発段階のヴェルデューゴに用いた仮称であり、「ペサンタ」もイシドロが用いたヴェルデューゴの正式名称かと思われたが、エイダを主人公としたDLC「SEPARATE WAYS」で新たな事実が判明した(リンク先ネタバレ注意!!)
関連タグ
U-8:こちらも複数の生物の遺伝子を融合させたプラーガ系統のB.O.W.であるが、関連性は不明。
キメラ(バイオハザード):シリーズ的に先輩。
???:リンク先ネタバレ注意