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WRXSTI

だぶりゅーあーるえっくすえすてぃーあい

スバルWRXは富士重工業(現・SUBARU、スバルブランド)が製造・販売するスポーツセダン。インプレッサWRX STIの後継モデルである。
目次 [非表示]

概要

スバル・WRX STIは、富士重工業(現・SUBARU)が製造・販売するスポーツセダン。2014年8月発売。

インプレッサWRX STIとして長らく親しまれてきたモデルの後継車種である。現在はレヴォーグのシャーシをベースにしているため、現在はインプレッサの名を冠さない。20年以上にわたって生産され続け熟成の進んだEJ20型エンジンを搭載し、最高出力は308psを誇る。現在も海外・国内ラリーを始めとしたラリーの世界に挑み続けているが、近年ではスーパー耐久やニュルブルクリンク24時間耐久レース等のサーキットでのレースにも参戦し世界中の道を制覇する勢いでモータースポーツの世界で活躍している。


また日本限定仕様でより裾野の広いモデルとして、FA20型エンジン+リニアトロニックCVT+EyeSightを搭載した『WRX S4』も設定された。


2016年4月、競合車種の三菱ランサーエボリューションが販売終了となったため、日本車のコンパクトスポーツセダンの現行モデルはこのWRXが唯一となっていた。その後2019年12月23日をもって国内での販売を終了した。しかし北米では2021年現在でも販売が続けられている。


2021年11月25日、「WRX S4」フルモデルチェンジ。エンジンに新開発の2.4L直噴ターボを搭載、トランスミッションに新開発の「スバルパフォーマンストランスミッション」を新たに採用。レヴォーグと同じく新開発の「アイサイトX」を搭載した「EX」グレードを新たに設定。ボディカラーに「ソーラーオレンジ・パール」「イグニッションレッド」「サファイアブルー・パール」「セラミックホワイト」の4色を新たに追加。


グレード

初代

  • STI

基本グレード。18インチ仕様。

  • STI TypeS

19インチ仕様。ビルシュタインダンパーやリアスポイラーを標準装備する上位版。

当初はかつてのインプレッサWRX STIのようなアーチ型ウイングを装備していたが、2017年の改良でオプションになった。オプションなしの場合は小型のリアスポイラーになる。

  • S4 2.0GT EyeSight

S4の基本グレード。

  • S4 2.0GT-S EyeSight

こちらもビル足やリアスポイラーを標準装備する。

  • S4 2.0STI Sport EyeSight

2018年9月に追加された最上位グレード。

下記の限定車tsの簡易量産版ともいうべき仕様で、レヴォーグSTI sportsと同様のボルドー本革+ウルトラスエード内装、上位ビル足「DampMatic II」などのより質感を重視した専用装備が奢られる。

キャッチフレーズは「人生がより豊かに研ぎ澄まされていく。


オートサロンで公開されたコンセプトモデル「WRX S4 STI Sport GT Concept」には、S209で初採用されたフレキシブルタワーバーなどのSTIパフォーマンスパーツも組み込まれていたが、いずれも標準装備とはならなかった。


2代目

  • GT-H
  • GT-H EX
  • STI Sport R
  • STI Sport R EX

特別仕様車

※主にスバルテクニカインターナショナル(略称=STI)で生産される台数限定のコンプリートカーを中心に記載。


初代

S207

WRX・VA型初となるSTIのコンプリートカー。

2015年10月発売。400台限定(内NBR CHALLENGE PACKAGE 200台、NBR CHALLENGE PACKAGE YELLOW EDITION 100台)。

足回りは後にSTIの定番となる新型ビル足「DampMatic II」を初採用。最高出力328ps。ボディカラーに限定色サンライズイエローを100台限定で設定。


S4 SporVita

2015年11月発売。500台限定。


S208

2017年10月発売。450台限定(内350台はNBR CHALLENGE PACKAGE)。

後期型ベース。ダンプマIIやエアロはS207と変わらないが、NBR CHALLENGE PACKAGEにはカーボン製ルーフ、カーボン製リアスポイラーを装備。馬力も329psに引き上げられた。ボディカラーに限定色クールグレーカーキを設定。


S4 tS

2016年10月発売。期間限定受注生産で台数は上限なし。「S207の思想をS4で表現したモデル」であり、エンジンやCVT、EyeSightを除き、外観、内装はほぼS207を踏襲。同時にカーボン製ルーフにカーボン製リアスポイラーを装備したNBR CHALLENGE PACKAGEも設定。


TYPE RA

かつての競技ベースモデルの名を受け継いだ北米限定モデル。


TYPE RA-R

2018年7月19日発表・発売。500台限定。※

STI30周年記念モデル第一弾。S208と同じスペックのエンジンに専用の足回りを備える超軽量化仕様(18インチ仕様をベース かつてのスペックCに相当)。

2018年7月19日即日で500台完売。


S209

2019年1月、アメリカ・デトロイトモーターショーにて発表。Sシリーズ初の北米市場車であり、ハンドル車。WRX STI TYPE RABRZ tSに次ぐコンプリートカー第3弾となる。

ボディカラーにWRブルー・パール&マットグレーホイール、クリスタルホワイト・パール&マットゴールドホイールの2色を設定。歴代のNBR CHALLENGE PACKAGEと同じく、カーボン製ルーフ、カーボン製リアスポイラー(S209ロゴ入・形状はS208と同じ)を装備。

同年10月に詳細を発表、11月発売。名前の通り209台限定。日本円価格は約693万円。


EJ20 Final Edition

2019年10月、東京モーターショー2019にて発表。555台限定・抽選販売。EJ20型エンジン搭載車生産終了に合わせて発売した特別仕様車。

さらに、RECAROシート(8ウェイパワーシート)、アドバンスドセイフティパッケージ、ウェルカムライティングを装備したフルパッケージも設定。


STI Sport#(2020)

2020年5月26日、先行予約開始。500台限定。※1

7月6日発表、8月20日発売。

エクステリアにS208で採用されたエアロパーツ「フロントアンダースポイラー」を装備。

インテリアにシルバー基調のRECARO製フロントシートを装備。

リアトランクにS209で初採用されたフレキシブルタワーバー「フレキシブルスティフナードロー リア」を装備。

ボディカラーにセラミックホワイト(特別設定色)※2、WRブルーパール、クリスタルブラックシリカ、アイスシルバーメタリックの4色を設定。

※1=2020年6月11日で500台完売となった。

※2=北米市場車の特別仕様車「シリーズ・ホワイト」と同じボディカラー。1000台限定(WRX・WRX STI 各500台)。


2代目

STI Sport#(2024)

2024年1月12日発表。500台限定・抽選販売。抽選エントリー期間2024年1月28日迄。

2023年1月に発売された特別仕様車『レヴォーグSTI Sport#』続くSTI Sport#シリーズ第3弾。

上記のレヴォーグと同じくボディカラーに「WRブルー・パール」「セラミックホワイト」「クリスタルブラック・シリカ」「オフショアブルー・メタリック」(33000円高・STI Sport#専用色)の4色を設定。


20B(仮)

STI30周年記念モデル第二弾にして大本命。伝説の限定モデル22Bの再来であり、専用のワイドボディに350ps級のエンジンを備えお値段900万円と予想されている。

STIの社長によれば「最近のSTIは丸くなったと言われるのでそれを払拭したい」とか。


・・・蓋を開けてみれば上記のS209のことだったようである。


余談

中古車情報サイト「カーセンサー」にて、S209の販売を掲載。北米市場限定のS209を日本国内で購入できる唯一の情報源となる。

生産台数は名前の通り209台だが、実際の生産台数は内200台、内9台は企業の所有とのこと。ボディカラーの打ち分けはWRブルー・パール129台、クリスタルホワイト・パール80台だったという。


※2022年12月24日現在、以下の店舗にて販売。

  • 静岡県浜松市にある「INDIVIDUAL」(インディビジュアル)にてWRブルー・パールクリスタルホワイト・パールを各1台販売。価格は応相談

関連項目

インプレッサーインプレッサWRX STIの後継車種

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