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はきだめ鎮守府

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はきだめちんじゅふ

「はきだめ鎮守府」とは、ざさ氏による『艦隊これくしょん』二次創作漫画シリーズである。 略称は「はき鎮」。

概要

不吉とされる男性艦が多く集まる通称「はきだめ鎮守府」に飛ばされた荒磯提督と艦娘たちとの日常を描いた作品。

艦娘の男体化にはじめ、ざさ氏独自の創作要素が強い作品となっている。

飲酒や喫煙・艦同士、艦と人との性行為描写などアングラな作風も特徴のひとつである。

登場人物

はきだめ鎮守府

荒磯提督

本作品の提督。38歳バツイチ。

怒鳴り声が46センチ砲並みにデカく、女性関係にだらしがない。

自分を慕う黒潮に対して可愛がると同時に弄ぶような言動や行動をとる。

非常にフランクに部下たちに接しているが「捨てる時は捨てる」酷薄な面を持つ人物。

植物に詳しく、柿の木を大切にしている。

キャビン・マイルドを愛飲。

作者twitterによれば「海上に現れる向日葵畑」を見ることを望んでいるが

実は向日葵畑は彼の背後に広がっており、彼はそれを知覚することができない。

海で死ぬことを望んでいるがはき鎮世界のありとあらゆる「神」に嫌われているせいで

望み通りの最期は決して訪れない、という暗い最期が暗示されている。

黒潮

秘書資格を持っている駆逐艦。提督に恋愛に近い感情を抱いているが、本人はまだその気持ちに気づいてはいないようだ。

時折鎮守府外から訪ねてくる、荒磯と肉体関係にある足柄に本人も分からぬ不穏な気持ちがある。

過去の記憶をなくし、深い心の傷からたびたび幻聴・幻覚を見る。

「司令はんと!24」で海上に向日葵畑を幻視するようになる。

天龍

男性艦。龍田と肉体関係を持っている。龍田へのとことん報われぬ恋心を抱いている。

本当は煙草は好きではないが龍田に合わせてラッキーストライク・メンソールを吸っている。

鎮守府外からたまに訪れる鈴谷を気にしている。

龍田

いわゆるビッチで、鎮守府内であらゆる男性と懇ろになっているが、意中の相手である荒磯提督とそのような行為に及んだことはないようだ。

男性関係のトラブルではき鎮へ、腹に手を当てるのが癖。

子どもを望めない身体である。

前に所属していた鎮守府で付き合っていた男性から教えてもらい、グダン・ガラムを愛飲。

天龍のメンソールは好きではない。

海上の向日葵畑を幻視する者に何が訪れるのかを知っている様子を「司令はんと!24」で示す。

大破し死にかけていたところを雄型のレ級に保護され、彼に求愛され強く慕われる。相思相愛。

雌型レ級のことは怖がっている。

皐月

いつも元気いっぱいだが、軽い盗癖の持ち主。

伊勢に家族同然に可愛がられ、男性艦日向と相思相愛の間柄。

伊勢

はき鎮の良心。皐月と男性艦日向を家族同然に愛している。男性艦日向への恋心が示唆されている。

日向

男性艦。皐月に一目惚れ。同じ男性艦の赤城と仲が良い。

雪風

はき鎮独自設定である「死神」のひとつ。

海で死ぬものの死神、司るのはひまわりの花である。

海で死んでゆく者の目には海上にひまわり畑が見えるようになる。

艦でも人でもないようだ。

陽炎

男性艦。雪風は死神ではないと信じて雪風を守ろうとするが

当の雪風からは「つれていく対象」として見られていることを知らない。

不知火

男性艦。真面目で黒潮を守ろうとし、荒磯に敵意を抱くが

真面目であるがゆえに誰も守れない男であり、雪風から「かわいそう」と見られている。

幻覚の世界にいる舞風を助けたいとも思うようにもなるらしい。

あきつ丸

「死神」のひとつ。

陸で死ぬものの死神、司るのは曼珠沙華である。

陸で死んでゆく者の目には地平線に曼珠沙華の花が見えるようになる。

雪風とは敵対関係にあたる。男性艦隼鷹に激しい恐怖を抱く。

すでに故人である「将校殿」を慕い、彼の愛飲であった煙草、ピースを吸う。

大井

ヒステリックな部分を持つが、暴走する北上を止められる数少ない存在

一度北上と事故のような肉体関係を持ってしまっている。

北上

男性艦。根っからの戦闘狂であり、はらわたがはみ出しても戦うのをやめないし死なない。

大井と一度だけ肉体関係を持つ。

雌型レ級にその強さから気に入られている。

戦闘狂だが金剛のことは恐ろしいらしい。

伊19

痴女。SとMのふり幅が異常。頭にほぼ常に「きらきら」を刺しており、その副作用と無謀な戦闘行動のせいで脳や身体に重大なダメージを受けており、瞳孔にひまわりが映っている。

男性サイズのジャケットを羽織っているが、本人はそのジャケットの持ち主を忘れている。

龍田とはお互いに同族嫌悪からか嫌い合う間柄。

荒磯に対しては「お仕置きして」と求めているがあまりの痴女ぶりに荒磯はドン引きしたが

現在は戦力として使えることを知った荒磯が適度に仕置きを与えつつ彼女を運用している。

赤城

男性艦。良く食べ良く眠る良心。翔鶴に恋心を抱いている

瑞鳳

男性艦。前にいた鎮守府で男性艦ゆえの虐待を受けて全身に傷がある。

瑞鶴を敬愛し、彼女を守ろうとする。彼女に敵意を向けるあきつ丸が嫌い。

瑞鶴

「死神」のひとつ。

空で死ぬものの死神、司るのは木蓮の花。

空で死んでゆく者の目には空いっぱいの木蓮が映るという。

優しい性格であり、空で死ぬ者すべてを慈しむ。

舞風

「司令はんと!20」ではき鎮に配属された艦娘。

幻聴・幻覚が絶えないが彼女にとって幻聴・幻覚こそが正しい世界の認識である。

自分の影の中にいるものたちを常に監視しなければならないという強迫観念に囚われている。

長波

夜の魔女。

星をまとった不思議な髪を波打たせており、その髪には魔法がかかっているらしい。

人好き。

大けがを負った際に秋月と邂逅し彼女にはきだめ鎮守府を紹介される。

鎮守府外

鈴谷

鎮守府外の人間で、荒磯の恩師の秘書艦でありケッコン艦。

現在は老境に達し提督を辞めた彼と共に艦娘をやめ、彼と暮らしている。

夫を愛しているが荒磯のことを気にしており、荒磯も昔馴染みの彼女には優しく

「きれいな世界に疲れたら戻っておいで」と声をかけている

足柄

鎮守府外の人間でたまに荒磯の元を訪ねる。彼と肉体関係がある。

年上のおじさまに教えてもらったパーラメントを愛飲。

龍驤

記録する者と呼ばれる謎の者たち。本当は黒潮たちと仲良くなりたい。

隼鷹に対して恐怖感を持っている。

隼鷹

男性艦。記録する者と呼ばれる謎の者たちのひとり。

龍驤に恐怖感を持たれ、たびたびちょっかいをかけるあきつ丸からも怖がられている。

アークロイヤル・パラダイスティーを愛飲

レ級

雌型レ級と雄型レ級の姉弟。

雌型レ級は自分と互角に戦った北上を気に入っている。

雄型レ級は拾った潮に惚れこみ、彼女に犬のように求愛をしている。

翔鶴

バー・バビロンにいる女神さま。

秋月

羅生の門番。鳳翔と同じく死神たちとは一線を画する存在。

春雷鳴り響く門を背に、お供の風見の雄鶏たちを連れて艦娘の処分にあらわれるらしい。

雄鶏たちにはそれぞれ榎と柊という名があり、四季を司っている。

長波と邂逅し、以後それなりに仲良くなるらしく長波の魔法で榎と柊を人間の男にしてもらう。

時津風

記録するもののひとり、神出鬼没なチェシャ猫

「司令はんと21」で目を覚ました長波に声をかける。

大和

艦娘たちの『かみさま』。艦娘とも人間とも違う存在。

童女の姿をしており、和服を着ているが首の金属輪は変わらない。

ひらがなで喋る無邪気な少女だが無邪気が過ぎて邪を為す性格らしく、また無知でもあるため

作者twitterでは庭師が丹精込めて育てた花を無惨に千切る描写や

「司令はんと!22」ではスズメの死体を見ても死の概念を理解できていないなどの行動が見られる。

彼女が歌う唄によって『きらきら』が生まれる。

武蔵

男性艦。大和とは違い大柄な男性の姿をしている。

大和の影武者として存在している。

作者twitterではあらゆる穢れを大和の代わりに請け負ってきたことで

歪んだ愛憎を大和に抱いている描写が見られる

金剛

はきだめ鎮守府所属の最強破壊神。ギザ歯と不敵な笑みが特徴的

何もかもを消し去ってしまう暴力の持ち主であり、暴れすぎたために現在幽閉中らしい

「司令はんと!24」ラストページで獰悪な笑みを浮かべて登場。

本編未登場人物

本項では一枚絵、作者twitterや番外編のみ登場する人物たちを記載する。

時雨

雨の死神。大きな雨傘を持っている。

雨の日に死ぬ者は鈴蘭の花に囲まれるらしい。

男性艦時雨は彼女の噂を聞いて迷惑がっている

鳳翔

鎮守府外の人物、水子を司る鬼子母神。

死神たちとはまた一線を画する存在であり、形代の形をとった水子の霊を常に連れている。

水子たちを「わたしのかわいい子どもたち」と呼ぶ。

柳葉永楽

出張彫り師で基地を回っては刺青を施す眼鏡の男。

彼自身も彫り物を背負っている。

敷波

永楽と行動を共にし、基地を回る艦娘

永楽に好意を抱いているが永楽からの気持ちは「いい子」どまり

独自設定

男性艦

不吉と呼ばれる存在で歓迎されず、はきだめ鎮守府にとばされる。

はき鎮設定では女性艦も含め、すべての艦は人間が犠牲となった姿である。

艦装を外せば人と何ら変わらない。

深海棲艦

はき鎮世界のとある隊が水平線の向こうまで、外国から更に行った時点で

「何か」を見て戦意を喪失した。

隊は沈み、ひとりの二等兵が島に流れ着いたが彼は発狂していた。

発狂した中で彼は「深海棲艦を撃ってはならない」と言っていたという。

真相は不明。

「司令はんと!9 もしもの話」でパラレルとして深海棲艦化した荒磯たちが登場する。

死神

死を司る人間でも艦でもない存在、時の流れも違う。

海で死ぬ者を司り、ひまわりと共にある雪風

陸で死ぬ者を司り、曼珠沙華と共にあるあきつ丸

空で死ぬ者を司り、木蓮と共にある瑞鶴。

雨に死ぬ者を司り、鈴蘭と共にある時雨。

きらきら

艦娘たちが戦闘の高揚によって生み出す謎の物体、神さまからのプレゼントとも。

星型をした物体であり、頭に刺し脳を直接刺激することでドーピング効果を得る。

伊19はきらきらにほぼ依存しており、躁鬱や記憶障害、更に死期が近いと思しき描写があるため

多用することで脳や身体に悪影響があることは明白である。

『かみさま』である大和が産み出していることが「司令はんと!22」で明らかになった。

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