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概要

赤と黒のクラッシュ 殉職』において、黒ずくめの組織のメンバー・キールこと水無怜奈に来葉峠に呼び出されたFBI捜査官・赤井秀一

だが怜奈の目的はあの方から命じられた赤井の暗殺であり、赤井は拳銃で肺を撃ち抜かれてしまう。苦しい息の下、とどめに頭部を撃たれる直前に呟いたのがこの台詞である。

真意

単純に状況を考えれば、組織に潜入し続けるために自分を殺そうとする玲奈と、彼女の信用回復という名目で自分を暗殺させようとする組織の徹底ぶりを指す言葉だと思われる。世界的女優としての顔を持つベルモットも、記録されていた赤井のこの台詞を聞いて「演技ではなく心の底(本心)から出た言葉」だと断言した。

しかし、赤井の死がフェイクであると確信して調査を進めていたバーボンこと安室透は、この台詞の真意は別にあると推理した。

先の先まで見通して一連の計画を立てたこの人を称賛する意味で、「まさかここまで読んでいたとはな」と言いたかったのだと。

この推理を聞かされていたのは実際にはこの人だったため、赤井の真意が本当にそうであったかは定かではない。

ただ、赤井のこの台詞を直接聞いた怜奈は「私も驚いたわ...こんなにうまく行くなんて…」と返している。彼女も計画に加担していたことを踏まえれば、赤井同様読みを的中させたコナンを称えたのだと考えていいだろう。

余談

原作(サンデー掲載時)の赤井は怜奈に肺を撃ち抜かれた後、離れた場所に停車しているポルシェ356A(=ジンの車)を見つけてモノローグで「フン...まさかここまでとはな...」と呟き、怜奈が頭部に銃を向けた際に同じ台詞を口に出して言っている。

さすがに同じ台詞が続くと不自然だと思ったのか、単行本化に際し最初のモノローグの台詞は「フン… そういう事か…」に差し替えられている(第58巻FILE.11)。

アニメでも再現されているが、中の人は当時本当に赤井の最期の台詞だと思って演じてしまったらしい。まあ無理もないであろう。

応用

「物事が予想を遥かに(良い意味でも悪い意味でも)上回っていた」時の台詞として、使い勝手は非常に良い。

使用例)

  • 「まさかここまで(クオリティが高い)とはな…」
  • 「まさかここまで(ハマる)とはな…」
  • 「まさかここまで(出番がない)とはな…」

ちなみにpixivでは、赤井が大きな活躍を見せる劇場版第20作『純黒の悪夢』への感想などでこの台詞が散見される。もちろん良い意味で。

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