CV:最上嗣生(ヒーローズ)
概要
『暗黒竜と光の剣』および続編の『紋章の謎』(ともにリメイク版含む)に登場。
オレルアン狼騎士団の緑髪の男性。
クラスは「弓騎兵(ホースメン)」。
FC版『暗黒竜と光の剣』、SFC版『紋章の謎』第一部では存在感の薄さと攻撃の当たらなさで群を抜く。
それもそのはず、加入時は何の台詞もなくハーディン・ウルフ・ロシェ・ビラクらとまとめて加入するだけ、それ以降もストーリー上の見せ場はなく、死亡時の台詞・顔グラフィック・クリア後の後日談にいたるまでが他キャラの使い回し、おまけに肝心の成長率がダメダメと、何も特長がない不遇のキャラだったのだ。
さらにSFC版『紋章』ではシステムの仕様変更により(彼自身の成長率はFC時代から変わっていないのに)相対的に弱体化してしまう(後述)顔グラフィックは固有のものになったが、それでもトーマスとの区別は難しかった。
リメイク作である『新・暗黒竜と光の剣』では公式イラスト投稿企画 ”みんなでつくる『新・暗黒竜と光の剣』”でイラストの投稿が一枚も無かったことなどから、依然として残念なキャラクターとして愛され続けている。
ちなみにこの事はFEヒーローズ実装時にキャストの最上嗣生氏も言及している
一方で顔グラフィックは大人びた精悍な顔つきとなり、童顔タイプとなったトーマスとの区別が容易になった。
今ではピクシブにも割とイラストが投稿されているのでその残念な面は払拭されただろう。
『紋章の謎』第二部では終始ハ-ディン側の戦力として登場するが、リメイク作『新・紋章の謎』では、なんと仲間にすることが出来る。さらに長らく不明瞭だった性格が肉付けされ、友情に熱い性格とされ、軍の武具の手入れを熱心に行うマメな性格としても描かれている。一方でウルフ程では無いにしろ忠義にも熱く皇帝となったハーディンの変化に気づきながらも命令に背けず、いつか昔のように戻られると信じて目を背け、皇帝を批判する声に耳を塞ぐなど盲目的な面も見て取れる。
マイユニットとの会話では武具に対する目利きはちょっとした不具合にもすぐに勘付く程繊細で確か。また、自分が使わない武器の手入れまで行っているのだが、その理由にはある人物が関係している。
キャラクター性能
FC版では初期ステータスも成長も壊滅的であり、雑魚の名をほしいままにした。特に初期ステータスでは1話からいるゴードンと比較しても殆ど劣るという有り様であり、成長率も低いのでとても実用に耐えうる性能では無く、使えないキャラの蔑称・イラナイツの筆頭として名を連ねる。
一応、HPだけは全体の2位という成長率なので驚異的に伸びる
「紋章の謎」では低すぎる初期ステータスと成長率は据え置きのまま、ホースメンの仕様上、更なる弱体化が施された。
本作では屋内では騎乗不可なので下馬する必要があるのだが、そうするとただのハンターとなり低すぎるステータスがさらに低下。上級職のLV1で加入するのに下級職のハンターカシムと比較しても乗馬した状態でもほぼ下位互換なので最弱の名をほしいままにした。
リメイク版の「新・暗黒竜」ではウルフ共々チート級の成長率を持ち、ウルフと並んで圧倒的な強キャラとして君臨するが、あからさまな贔屓っぷりにアンチをうみ、語感が良いからという事で「ウザ」という新たな蔑称が産まれてしまった…
「新・紋章の謎」では流石に前作ほどの鬼成長ではなく、かなり高めの部類と無難な成長率にされた。
ヒーローズ
友義の狼 ザガロ
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 弓/騎馬 |
武器 | 瞬撃の弓+ |
奥義 | 烈風 |
A | 攻撃守備の機先3 |
B | 守備の封印3 |
2021年10月に大英雄戦で登場。大英雄戦で初の機先系スキル所持者である。
ステータスは攻撃と速さが高めで守備はやや平均値よりで魔防は低い。
瞬撃の弓はミレディとバルタザールが持っていた瞬撃系の武器と同じ効果。追撃を封じつつ、有利な状態だと強くなる癖のある弓ユニット。
余談
担当声優の最上嗣生氏はエコーズでディーンを演じた経験があり、4年ぶりの担当だがヒーローズは初になる。
関連イラスト
関連タグ
ディーン(FE外伝):同シリーズの中の人繋がり