ニトロゼウス
にとろぜうす
「サンキューメガトロン!やったねベイビー自由だぜ!!」
CV:ジョン・ディマジオ/吹き替え:木村雅史
実写映画版トランスフォーマーシリーズ第5作目『最後の騎士王』に登場するディセプティコンで、JAS-39グリペンに変形する。文献などではより英語の発音に近いナイトロゼウスとも呼ばれる。
外見は『ロストエイジ』に登場した人造トランスフォーマー・KSIボスの胴体に、三作目で倒されたショックウェーブの頭部とケーブルを組み合わせたような姿をしており、アクセサリーとして金属のネックレスを首に巻き、刺青のようなペイントを両肩に施している。
ファンサイトで公開されている設定上ではショックウェーブと関係が深いようで、彼を殺害したオートボットと人類に激しい憎悪と敵意を抱いているという設定になっている(本編中の言動を見る限りではそれほどシリアスなキャラでもないのだが…)。
無口だったショックウェーブとは対照的にかなり陽気な性格で、軽口が多く、釈放に際しては喜びのあまり小躍りをしていた。釈放時の台詞から、TRFの看守たちとそれなりにコミュニケーションをとっていたことが窺えるが、話している内容そのものはお礼参りの話であり、看守達からも中指を突き立てられているため、良好な関係だったとは言い難い。
人類の対トランスフォーマー部隊・TRF(Transformers Reaction Force)によって仲間のオンスロートらと共に囚われの身となっていたが、主君メガトロンがTRFと結託したことで釈放されて自由の身となる。オートボット襲撃で返り討ちに遭った他のメンバーや、ストーンヘンジでの銃撃戦で置き去りにされたバリケードとは異なり終盤の決戦までメガトロンに付き従っていたものの、最期はバンブルビーの砲撃で頭部を吹き飛ばされた。
名前の由来は、2000年から2010年代にかけて計画されていたアメリカによるイランへのサイバー攻撃計画のコードネームに因んでいる。なお、このニトロゼウス計画自体は中東情勢の変化によって中止となっている。
玩具はボイジャークラスの製品が発売されたが、名称はニトロとなっており、ビークルモードはJAS-39ではなく水平尾翼+クリップドデルタ翼形式の架空の戦闘機となっている。頭部のデザインもパッケージのイラストではKSIボス、玩具はこれにショックウェーブを足して2で割ったようなデザインとなっている。
玩具は頭部が着脱可能であり、同シリーズのコグマンや『タイタンズリターン』(日本国内では『トランスフォーマーレジェンズ』として発売)の各種玩具と互換性があるものの、ニトロゼウスの頭部は小型ロボット(タイタンマスター)に変形するギミックを持たない。ビークルモードのコックピットは開閉可能で、別売りのタイタンマスターを乗せることができるようになっている(劇中では頭部を自発的に取り外すような設定はなく、頭を吹っ飛ばされるという末路から考えると、かなり皮肉なギミックとなってしまった)。
2019年には『スタジオシリーズ』にてニトロゼウスのカラーリングを変更したKSIボスが発売されているが、新造パーツなどはなく頭部の形状はニトロゼウスのままとなっている。
- 原語版のニトロゼウスを演じたディマジオ氏は、クロスヘアーズやオンスロートとの兼役でそれぞれ演じ分けている。また、日本語吹替え版を担当した木村氏は、2作目『トランスフォーマーリベンジ』にてザ・フォールンの吹き替えを担当していた。
- 原語版ではスティーブン・バー氏がニトロゼウスを演じたverも存在していたが、最終的にはディマジオ氏が演じたverで公開された。
- 劇中ではショックウェーブの頭部そのままの顔をしているが、実はコンセプトアート段階では頭部のデザインや身体のバランスが異なっていた。玩具と劇中でデザインが違うのは、玩具の方はコンセプトアートのデザインを再現した為である。
- マイケル・ベイのお気に入りキャラクターらしく、『最後の騎士王』の宣伝の一環でベイが2頭の子犬を引き取った際、うち1頭はこのキャラクターに因んで「ニトロゼウス」と名付けられた。ちなみにもう1頭はバンブルビーと名付けられている。
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