概要
弾丸ないし砲弾を加速させるために装薬(火薬)を燃焼させ、その急激な膨大(爆発)をエネルギーとして加速させるための部分を薬室と呼ぶが、これを砲弾の通過にシンクロして順次点火させ、驚異的な加速を砲弾に与えるものを多薬室砲と呼ぶ。
ヒュージキャノンは計21の薬室で構成されており、中途デザイン画には砲弾は核弾頭と付記されている。
全体構造は折りたたまれた巨大な砲身と円筒状のガスタービンジェネレーターから成り、圧倒的な長射程を活かした遠距離からの射撃により、一定範囲に壊滅的ダメージを与える。
タンク型脚部であっても使用時に移動を行えないのは砲に殆どのエネルギーを持っていかれて動くだけのエネルギーが残らないため。
ロックオンが不可能な上にOWの起動に伴う画面のノイズの発生により正確な照準が困難であるため、対AC戦では主任のように交戦中の味方を巻き込むか、チームメンバーと連携して閉所に追い込むなどの工夫をしなければ、まともに当てる事は難しいだろう。
ゲーム内ではアセンブリ次第で、1機につき1試合内で最大2発まで撃つ事が可能。
狙撃するというよりは対象のいるおおよその位置に撃ち込み、巨大な爆発判定で辺りを焼き尽くすのが主な使用方法。
発射を阻止しようと近接戦闘を挑んできた敵機に対して、自分の足元に撃ち込み自周囲に爆発を発生させ撃退するなどのトリッキーな使い方もある。
OWは全て独自の攻撃属性のため、危害範囲内に入ってしまえば防ぐ術はない。
ストーリーミッション中にて主任が使用するため、ACfAの社長砲に倣って主任砲と呼ばれる場合がある。
因みにこの主任砲はミグラントによって2門作られたうちの1つを企業が強奪し、主任が使用しているという設定を持つ。
独自の改良が加えられているのかOW起動時の熱によるAP減少は無く、チャージから発射までに要する時間も短くなっている。