概要
コーポ氏が幾つか執筆しているウマ娘プリティーダービーのファンコミックシリーズの一つで、とある幼いウマ娘の笑える日常や先輩ウマ娘達との心温まる交流を描いたものである。
主な登場人物
- ブルボンの娘
ミホノブルボンとブルボンのトレーナーの子供。
名前は「ネットにのせるとキケン」という理由で明かされていないが、ミヤシロブルボンのウマ娘という説あり。読者からはれんちょんぽいと言われる。
拙い喋り方やアホっぽい表情とは裏腹に頭がよく、まだ幼いにしては知識も語彙量も豊富。ただし母親は昔ガンダムだったと誤解している。
ちなみに最初の三回とそれ以降では目のデザインが少し違う。
「そういうプレイなん?」
「ダディー ガンダムおるー!!」
- ブルボンの娘の母
ミホノブルボンのウン年後の姿。
サイボーグめいた無表情はなりをひそめ、柔らかい表情を見せるようになった。それでも夫やかつての学友の前では(キャラを守るためということもあり)よくサイボーグに戻ってしまう。たとえ隣に娘がいようとも切り替えに関してはプロで柔らかいママの顔がすぐに無表情になるなど徹底している。
『機械殺し』は相変わらずでテレビと録画機器に触れず、夫がそれを良いことに現役時代の映像を垂れ流すのが悩み。
- ブルボンの娘の父
ミホノブルボンの元トレーナー。現役時代のグッズや映像を持ち出して妻をからかったり娘に見せたりするのが好き。あまりやり過ぎると「夜の長距離レースに併走させられる」のだが、これも夫婦円満の一つの形なのだろう。
登場人物ではないが一応記載。
この作品世界ではマスコットキャラ或いは『SYONBORI』というブランドとして存在し、千葉県にはテーマパークまである(それもかなりの人気)。ブルボンの娘のお気に入りでぬいぐるみ等のグッズを多く所持している。
なお、本物のシンボリルドルフはブルボンの娘的には「…なんかちがう」らしい。
ミホノブルボンとは今でも友人で、時々訪ねてくる仲。ただし現役時代のことをブルボンの娘に(悪意無く)話してしまう「過去からの刺客」でもあり、油断できない相手。ミホノブルボン同様結婚している。
迷子になっていたブルボンの娘を保護したのが縁で年の離れた友人其の一となった。
天然なのか愛情からなのかは不明だが、ブルボンの娘の言動は基本全肯定する(しかも初対面時から)。
レースから遠ざかっているようだが、その事に迷いもある様子。
ブルボンの娘との触れ合いで迷いを断ち切り、ついにレースへの復帰を果たした。
上述のように燻っている妹を気にかけている。
ブライアン共々ブルボンの娘の言動については全肯定するため、この3人の会話は基本ツッコミ不在。
ブルボンの娘の両親から信任を得たようで、時折預かるようになる。
ウーマーイーツをしているところをブルボンの娘に出会い、彼女を弟子にした。
一人称が「ターッ…わたし!」になったが、気が緩むと「ターボ」に戻る。
何らかの形でまだ走っているらしく、マスターズ的な大会があるのかもしれない。
トレセン学園教員兼寮母(美浦寮)。
年末に帰国したブライアンにタイマン勝負という名目でドンジャラの頭数合わせに呼び出された。
ハヤヒデ・ブライアン姉妹に対する貴重なツッコミ枠…と思いきややはりボケる。
なお、ハヤヒデ・ブライアンと一緒にいるときに「誰が一番速いのか」という話題は禁句。
「目白商店」なる駄菓子屋を不定休で営業している。何故かいつもサングラスを掛けており、素顔は見えない。
意味不明な言動はいつも通りだが、ブルボンの娘に合わせて加減してあげているのか、内容がややマイルドになっている。
「バー独占力(レア)」なるバーを営業している。
店でお菓子を食べているブルボンの娘に現役時代のチア写真を無言で差し出されて取引に応じる羽目になった。
実家の花屋で暮らしており、初登場時は体調不良の親に代わって店番をしていた。
既婚者らしく背に子供をおんぶしていた。
備考
開始当初はシリーズ名も無く、また主人公は本名不明である為、便宜的に「ブルボンの娘」と呼称&タグ付けされていたが、やがてシリーズ名と主人公名、共に作者公認で「ブルボンの娘」となった経緯がある。
なお、ミホノブルボン視点の姉妹作として「機動主婦ブルボン」がある。
顔は隠されているがシンボリルドルフがゲスト登場しており、ブライアンの口から夫がいる事が明言されている事から同作者による他のウマ娘シリーズ「奥様は皇帝(ルナ)」と世界線を同じくしていると見られている。「奥様は皇帝(ルナ)」と「オグリのラブコメ」も世界線を同じくしているので、これからも誰かが登場する可能性がある。
球体X氏が描いている昔の勝負服を着てくれるシリーズのブルボン回に登場しているブルボンの娘は本作のブルボンの娘とよく似た容姿になっており、こっそり「そういうプレイなん!?」とツッコんでいる。