CV.横尾まり(角川映画版)
人物
クローム・バランシェによって製作された40体目のファティマ。
「ブルー・メガエラ」の二つ名を持ち、アレクトー・ティスホーンと同時期に製作された三姉妹のうちの次女に当たる。
ボード・ビュラードことトラン連邦共和国大統領ミッション・ルースのパートナーであり、最高位のクリアランスである「F(フローレス)」の称号を持つ傑作ファティマである。
数いるファティマの中でも本編での活躍が最も多いうちの1人。おでこが広く、ボードやソープからは「おでこちゃん」と呼ばれていた。
スペック…戦闘A・MH制御2A・演算2A・耐久A・精神B1・クリアランスF・タイプM
マスターであるボードにしょっちゅう無理難題を吹っかけられては、ファティマでありながらマントも羽織らず出歩いたり、人間の服を着せられたり、裸にさせられたりと、星団法を無視しまくっているが、既に世話女房根性が染み付いてしまっているのか、初登場時から既に拒否も抵抗もする素振りもない。
ボードが偽名で活動している際には、メガエラもまた「メルクラ」の偽名を名乗っている。
出会い、そして未来(それから)
幼き頃、バランシェ邸に建設中だった地下式MHサイロに落ちかけたところをボードに救われたことが強く記憶に残る事となった。 ※自身は無傷だったが、ボードは左腕を骨折してしまった。
当時のメガエラは、『騎士様が退屈そうにしていたから、御本を読んで差し上げようと思ったの・・・だから、(今回の事故は) 騎士様は悪くないの・・・』と涙ながら執事に打ち明け、自分を助ける為に負傷してしまった彼を庇った。※それでも、案件が案件だったためSPIは、暫しバランシェ邸への出禁を喰らった
月日は流れ15年後、お披露目に出るが出席した強豪の騎士達を全て蹴ったのである。父に連れられ警備に当たっていたボードを1対1の対面を希望し、彼をマスターに指名した。
しかし、公式には不在だったミッション(ボード)をマスターとしたことから、外交問題化を回避すべくボードはしばらく表舞台から消えざるを得なくなってしまった。
バランシェはメガエラとアレクトーが、共に豪放な性格の持ち主であるボードとアイシャ・コーダンテに連続して嫁いだ事が相当悔しかった(曰く「どいつもこいつもひっでー奴らのとこばっかに行く!」)らしく、お披露目から帰る途上のリムジンでメチャクチャ荒れた挙句、「ソープに八つ当たりしてやる!」と叫ぶのであった。
ボード亡き後はアマテラスの下に身を寄せ、星団暦4000年代のフロート・テンプル陥落時ではミラージュ騎士である剣豪ウピゾナ・バーデンバーグのパートナーとなっている模様。
そして、AKDと反乱軍の最終決戦の最中、ボードの子孫であるウェイ・ルースと出会い、ボードが無事に血を後世に残せたことを知り、涙する。
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ボード・ビュラード:騎士にしてパートナー。