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アウクソー
2

アウクソー

2

あうくそー

永野護の漫画作品『ファイブスター物語』の登場人物。生体コンピュータ『ファティマ』の一人。

解説

クローム・バランシェが製作した38番目のファティマ(オートマチック・フラワーズ)。

剣聖ダグラス・カイエンのパートナーを前提として設計・製作された特殊なファティマであり、ラキシスら「運命の3女神」のモデルとなった一人。

登場ファティマの中でも特に重要な働きをするヒロインの一人でもある。

スペック…戦闘A・MHGTM)制御2A・演算2A・耐久3A・精神B1・クリアランスVVS2(のちF)・タイプM


献身的で温厚な性格をしているが、女好きで破天荒なカイエンの行動や女遊びにたびたび翻弄される苦労人。

しかし同時にカイエンから何者にも代えがたい存在として愛情を注がれており、放浪時代に騎士ミハイル・レスターの不意打ちからカイエンを庇って死に瀕した際、アウクソーの肉体が回復しても記憶が喪われてしまうことを知らされたカイエンは騎士を廃業することも考えたほどである(後述する彼女の持つ特性によってその事態は回避された)。


星団最高峰の性能を持つ最強格のファティマだが、カイエンをパートナーとすることを前提とされているため、彼以外のマスターを認めることはない。

その実体は星団最初のファティマの一人ザ・フォーカスライトの改修体であり、さらにバランシェのドラゴンネイチャーの研究から得られた個体進化を応用した技術によって複数の情報体を持たされたことで、たとえ肉体が燃焼ガスになろうとも記憶と人格を保持したまま再生できるという特性を有する究極のファティマである


魔導大戦開戦直前、カイエンへの狂的な恋慕からミース・シルバーが企てた実験を承諾し、ミースの卵巣を移植、カイエンの精子を受精させられた。その受精卵は再びミースに移植されたファティマの子宮に戻され、後に純血の血とバランシェの研究の2つの偉大な遺産を受け継いだ超常の剣聖マキシマム・ハルトフォラスとなる。

魔導大戦開戦に際し、ボスヤスフォートとの戦いでの敗死を予知したカイエンによりパートナーを解除されたことで精神崩壊を起こしかけ、ファティマの本能である筈のGTM制御能力を失ってしまう。

しかし、パートナー解除をされたにもかかわらず、アウクソーはカイエンをマスターと呼び続けるという前例の無い事態が起こる。


ハスハ侵攻戦後はバランシェ邸に身を寄せ、そこでミースの招集に応じたモラード・カーバイトナトリウム・シング・桜子プリズム・コークスサリタ・アス・ジンクら星団の有名マイト達の検査を受ける。

五人は状況からアウクソーは壊れたので廃棄処分するしかないかもしれないという結論に頭を悩ませるが、そこに飛び入りで参加したエルディアイ・ツバンツヒは「アウクソーは生存本能により感応機能を休止させているのではないか」と推察。エルディアイとモラードの助言から、アウクソーのクリアランス(ファティマのランク)に別格としての名誉称号であるF(フローレス)を与えることで、アウクソーの廃棄処分を回避することになった。

これは表向き、彼女の唯一無二のマスターであり、最強の剣聖だったカイエンの死に哀悼の意を表した星団よりフローレスの称号を「ガーネット・アウクソー」の諡名と共に贈るということにされた。


その後もカイエンから形見として託された懐園剣(光剣)を携えてミースと行動を共にし、3075年のハスハント解放戦ではミースと共に城内に幽閉の身となっている。


最終的には自身(『アウクソー』としてのものと『フォーカスライト』としてのもの)をミースに託して半エトラムル・ファティマ「デルタ・ベルン」として再構成され、4000年代の星団解放戦争ではラベル・ジューダ(コーラス26世)のパートナーとして、ユーパンドラ率いるA.K.D.と戦っていくという。


関連イラスト


関連タグ

ファイブスター物語 FSS

ダグラス・カイエン

ミース・シルバー

解説

クローム・バランシェが製作した38番目のファティマ(オートマチック・フラワーズ)。

剣聖ダグラス・カイエンのパートナーを前提として設計・製作された特殊なファティマであり、ラキシスら「運命の3女神」のモデルとなった一人。

登場ファティマの中でも特に重要な働きをするヒロインの一人でもある。

スペック…戦闘A・MHGTM)制御2A・演算2A・耐久3A・精神B1・クリアランスVVS2(のちF)・タイプM


献身的で温厚な性格をしているが、女好きで破天荒なカイエンの行動や女遊びにたびたび翻弄される苦労人。

しかし同時にカイエンから何者にも代えがたい存在として愛情を注がれており、放浪時代に騎士ミハイル・レスターの不意打ちからカイエンを庇って死に瀕した際、アウクソーの肉体が回復しても記憶が喪われてしまうことを知らされたカイエンは騎士を廃業することも考えたほどである(後述する彼女の持つ特性によってその事態は回避された)。


星団最高峰の性能を持つ最強格のファティマだが、カイエンをパートナーとすることを前提とされているため、彼以外のマスターを認めることはない。

その実体は星団最初のファティマの一人ザ・フォーカスライトの改修体であり、さらにバランシェのドラゴンネイチャーの研究から得られた個体進化を応用した技術によって複数の情報体を持たされたことで、たとえ肉体が燃焼ガスになろうとも記憶と人格を保持したまま再生できるという特性を有する究極のファティマである


魔導大戦開戦直前、カイエンへの狂的な恋慕からミース・シルバーが企てた実験を承諾し、ミースの卵巣を移植、カイエンの精子を受精させられた。その受精卵は再びミースに移植されたファティマの子宮に戻され、後に純血の血とバランシェの研究の2つの偉大な遺産を受け継いだ超常の剣聖マキシマム・ハルトフォラスとなる。

魔導大戦開戦に際し、ボスヤスフォートとの戦いでの敗死を予知したカイエンによりパートナーを解除されたことで精神崩壊を起こしかけ、ファティマの本能である筈のGTM制御能力を失ってしまう。

しかし、パートナー解除をされたにもかかわらず、アウクソーはカイエンをマスターと呼び続けるという前例の無い事態が起こる。


ハスハ侵攻戦後はバランシェ邸に身を寄せ、そこでミースの招集に応じたモラード・カーバイトナトリウム・シング・桜子プリズム・コークスサリタ・アス・ジンクら星団の有名マイト達の検査を受ける。

五人は状況からアウクソーは壊れたので廃棄処分するしかないかもしれないという結論に頭を悩ませるが、そこに飛び入りで参加したエルディアイ・ツバンツヒは「アウクソーは生存本能により感応機能を休止させているのではないか」と推察。エルディアイとモラードの助言から、アウクソーのクリアランス(ファティマのランク)に別格としての名誉称号であるF(フローレス)を与えることで、アウクソーの廃棄処分を回避することになった。

これは表向き、彼女の唯一無二のマスターであり、最強の剣聖だったカイエンの死に哀悼の意を表した星団よりフローレスの称号を「ガーネット・アウクソー」の諡名と共に贈るということにされた。


その後もカイエンから形見として託された懐園剣(光剣)を携えてミースと行動を共にし、3075年のハスハント解放戦ではミースと共に城内に幽閉の身となっている。


最終的には自身(『アウクソー』としてのものと『フォーカスライト』としてのもの)をミースに託して半エトラムル・ファティマ「デルタ・ベルン」として再構成され、4000年代の星団解放戦争ではラベル・ジューダ(コーラス26世)のパートナーとして、ユーパンドラ率いるA.K.D.と戦っていくという。


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