概要
データ
種類 | オリジナル版 | リメイク版 | VC版 |
---|---|---|---|
機種 | アーケードゲーム | ファミリーコンピュータ | WiiU |
ジャンル | アクションゲーム | 同左 | 同左 |
発売日 | 1974年 | 1984年2月18日 | 2016年6月22日 |
開発元 | 任天堂 | 同左 | 同左 |
販売元 | 任天堂 | 同左 | 同左 |
レーティング | 無し | 同左 | CERO-B |
1974年に任天堂が開発したアーケードゲームで、後に人気の高さからファミリーコンピュータでリメイク版が発売されたアクションゲーム。前者の方では実写映像が使用されていたが、後者の方ではハードの仕様上新たにドット絵が製作された。
ここでは、主にFC版について記載する。
ゲームシステム
A〜Cモードの3種類が存在しており、どれも主に西部劇の舞台で立ちはだかる悪漢達と銃で勝負をする内容になっている。プレイ時には、ソフトと同梱で付属する光線銃型コントローラーの『ガン』をFC本体に接続すると遊べるようになる。
Aモード(OUTLAW)&Bモード(OUTLAWS)
"FIRE"という悪漢の掛け声と共に早撃ちをするゲーム。Aモードでは1人、Bモードでは2人と戦う事になる。
相手が撃たれると倒れるのが殆どだが、時には帽子が飛んでハゲ頭が見えたりパンツが落ちるなどのコミカルなリアクションもある為、殺伐とした雰囲気にならないような演出になっている。
一方、撃つタイミングが遅れて敵に撃たれたり、掛け声の前に撃ってしまうとミスとなる。また、Bモードでは2人のうち1人だけが掛け声を言った場合はその相手だけを撃たなければならない。
Cモード (GANG)
酒場の扉や窓からランダムで現れる10人の悪漢を15発以内で撃つゲーム。彼らに3回打たれるとゲームオーバーになる。
余談
- 本作のAモードとBモードでは、早撃ち対決でお馴染みのホルスターに銃を納めた状態から始めるのが本来のプレイスタイルになっている。
- ただし、実際には予め銃をホルスターから抜いた状態でプレイしても特に問題は無い。
- プレイ時にはブラウン管テレビや光線銃が必ず必要になる為、現在の環境でオリジナル版を遊ぶのはほぼ不可能になっている。
- その為、VC版では上記の事情から光線銃をWiiリモコン(周辺アタッチメントのWiiザッパー)で代用する形となっている。
- 『メイドインワリオ』では、プチゲームの1つに本作を簡易的に再現した内容が収録されている。
- 1989年に公開された『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』では、未来の2015年10月21日にあった喫茶店で懐かしの据え置きゲーム機に本作がアーケードゲームとして登場している(ただし、映像はFC版で原作とは少し違う画面表記になっている)。
- 作中では、マーティが子供達に手本として悪漢達を次々と早撃ちで倒す腕前を見せたが、当の本人達からは「手を使うの?まるでガキのおもちゃだね」と馬鹿にされ去られてしまった。ただし、本編での本作の存在は後に次回作で登場する舞台への伏線の1つになった。
- なお、現実の2015年に現役で稼働する本作のアーケード版は非常に少なくなっている。
- ただし、海外ではマーティが過去から来たとされるその日にVC版が日本より一足先にリリースされた。
- 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでは、『for』から参戦したダックハントの下必殺ワザで悪漢が登場。原作の掛け声と共に銃を撃つ。
- また、「最後の切りふだ」ではカモに連れ去られたファイターの前へ集団で登場し、一斉射撃によるダメージで相手を吹っ飛ばす。
関連動画
- CM
- プレイ映像 (WiiU版)
- 『Wild Gunman scene in Back to the future II, 80s cafe』
関連タグ
次回作:『ダックハント』
次々回作:『ホーガンズアレイ』