概要
八戸市による地方公営企業。昭和7年発足。
(但し戦時統合により昭和18~23年の間は中断、その間は「五戸鉄道バス(現・岩手県北自動車南部支社)」が運行。)
同県内の青森市交通部同様、発足以来バス専業である。
戦後の営業再開直後から貸切バス事業も行っていたが、2003年春に廃止された。
交通系ICカード「ハチカ」を2022年2月から南部バス共々導入しており、Suica地域連携ICカードの為、全国相互利用もできる。
車両
初期の頃は公営バスらしく国内4社の車両を導入していたが、昭和47年に突如路線車をいすゞ車のみに固定。当時は近隣の民営バスもいすゞメインだったのもあって、八戸ナンバーエリアの路線車は長らくいすゞBU~キュービックだらけという状態が続いた。
21世紀に入ると、他社製の車両も、日野RJ(2003年)・三菱MP38(2018年)から再導入されるようになり、現在は国内3社の車両が在籍する。
UDトラックス車は導入再開とはならなかったが、「富士重工架装のいすゞ車」は結構いた。加えて1台だけ「いすゞ+西工96MC」という珍車を中古導入したことがある。
ちなみに貸切車に関しては特に縛りはなく、各社から満遍なく導入されていた。
カラーリングは「窓周り=白・腰板=水色地+青い細線・中央に赤帯」(メイン画像参照)。元は貸切車用の塗装だったもので、後に導入される路線車にも採用されて行った。
後期導入の貸切車は北都交通や長崎県交通局(長距離車)と同じパターン(元は三菱エアロバスのカタログカラー)で、色味を八戸市交カラーにアレンジしたものだった。
車番=車両登録番号としているが、2016年の導入車からは希望ナンバーで「年度(下2桁)--通し番号」の方式になった。通し番号は、新車であれば普通に「YY-01」を起点に番号を振るが、中古導入の場合は「YY-51」を起点に番号が振られる。