概要
2022年5月開催。
ファイナルファンタジー初のMMORPGとして2002年5月にサービスを開始し、めでたく20周年を迎える「ファイナルファンタジー11」とのコラボレーション。
グラブルではシェロカルテなどの声を務める加藤英美里や、プロデューサーKMRにディレクターFKHRとしても思い入れのあるFF11、今までのコラボに類を見ない気合の入りようとなっている。
コラボの話に関しては2020年秋位に「2022年にFF11が20周年になるのでコラボできませんか?」とグラブル側が持ち掛け、スクエニ側も前向きに検討して「ぜひやりましょう」という流れになった事がFF11の20周年カウントダウンサイトのインタビュー記事で言及された。
本コラボイベントのCMはグラブルコラボの通例ではコラボ先登場作品のメインキャラのキャストがナレーション担当をするが、実際にナレーションを担当するのは中村悠一氏である。
なお、コラボ独自のギミックとしてオリジナルSEで台詞を読み進めていくモードがあったり、イベントの最初で種族を選択することになるのだが、それが終盤で思わぬシーンにおいて反映される。
(上述のナレーションを中村氏が担当したのは、もしかすると…)
あらすじ
魔物の討伐依頼を受けとある島を訪れた主人公たち。
依頼主のクリスと名乗る男に魔物の元へと案内されるが、魔物は微動だにせず脅威になると思えない。
しかし、魔物は突如動き出し、クリスに填められた主人公とルリアは魔物に吸い込まれてしまう。
気が付くと、そこは見慣れた蒼い空でなく赤黒い空が広がる島。
見たこともない魔物に襲われたルリアだったが、同じくこの島に来てしまったというプリッシュに助けられる。
イベント報酬
- イベント限定キャラ「プリッシュ」
第1話エピソード3をクリアで加入。光属性SSR。
奥義 | アビリティ | サポートアビリティ |
---|---|---|
崑崙八象脚 | 羅刹七星拳/ナックルサンドイッチ/夢想阿修羅拳 | 世界の終わりに来る者/タブナジア自警団のリーダー |
全てがダメアビに該当し、1アビではディスペル、2アビではスロウ、3アビでは8回の多段ヒットという事でVer2バトルやフルオートにも適した性能を持つ。3アビに関してはイベント後半解禁後のエンディングを見ることで3アビ解放フェイトエピソードを見ることができるようになる。
敵が特殊技を使用した際には3アビが発動、1アビ→2アビ→3アビの順番で使用することで連携レベルが上昇し、3になった際には通常攻撃後に3アビを発動することもあり、アビアタッカーとして初心者~上級者向けと幅広く採用されるサポアビがあるのも大きい。
- イベント限定キャラ「リリゼット」
第3話エピソード4をクリアで加入。風属性SSR。
奥義 | アビリティ | サポートアビリティ |
---|---|---|
ダンサーズフューリー | ソーンスタンス/センシュアルダンス/ワーリングエッジ | マヤコフ舞踏団員/ビビファインワルツ |
味方パーティーの1名が瀕死状態のときにHP回復+クリアが発動するサポアビを持ち、奥義は発動時に3アビも追加で発動して追加ダメージを与える。プリッシュと同様に1アビ→2アビ→3アビと使っていくことで連携レベルが上昇し、通常攻撃時に連携が3の時にはバフを消費して3アビが発動する。
自身としては魅了+防御ダウンデバフ、自身に被ダメージ無効+クリティカル確率アップとアタッカー+デバッファーという運用がメインだろうか。3アビは発動回数に応じてダメージが上昇する。それ以外では自身のダブルアタック確定、回避率アップのサポアビも持つので、中長期戦も可能と言えるだろう。
特にHP回復+クリアはフルオート編成では役に立つだけでなく、さりげなく堅守のスキルを持つ武器類とも相性が良い。3アビはプリッシュと同様に後半イベント解禁後のエンディング到達が条件のフェイトエピソードを見ることが条件の為、3アビ解禁を待ちたいところ。
- イベント限定キャラ「イロハ」
エンディング到達で加入。火属性SSR。なお、イロハの参戦に関してはCMでもネタバレされている。
奥義 | アビリティ | サポートアビリティ |
---|---|---|
天つ水影流・月輪 | 天つ水影流・花時/天つ水影流・鳥雲/天つ水影流・風雅 | フェニックスの加護/黙想 |
他の2名と同様に、1アビ→2アビ→3アビを使う事でレベルが上昇するバフを持つ。イロハの場合は「花鳥風月」であり、風→月に関しては風のバフが付いている際に奥義を放つと月のバフが付与される仕組み。月のバフが付与されている際に奥義が発動すると自身のダメアビが即時使用可能になる。
それ以外では、自動復活1回がバフとして最初から付与されており、該当バフは除去不能というもの。カグヤなどの自動復活を付与する加護では、除去されてしまうデメリットもあるのだが、こちらは除去されない。しかし、自動復活と言っても使われる場面は限られるため、アドバンテージにはなりにくい。
むしろ、敵全体を範囲としたダメージアビリティである2アビ、敵の攻撃を1ターンだけ回避可能になる3アビの方が注目されがちではある。それぞれ、花鳥風月の該当するバフが付与されているときに使用すると追加効果もあるため、そちらを狙って運用するのも手かもしれない。
- 召喚石「シャントットII」
トレジャー交換で入手。闇属性。
- SSR武器「クラーケンクラブ」
土属性の杖。原作では「片手棍」のカテゴリだが、グラブルでは杖扱いである。
スキルは土属性EX攻刃枠の「南海の魔神からの戦利品」と、メイン装備中は主人公のみ毎ターン連続攻撃確率UPの「百烈拳」。
奥義後に2~8回の連続攻撃が発生することがある。
また、スキル名にある「南海の魔神」はFF11にて同武器が入手可能なバトルコンテンツ名で、2~8回の連続攻撃効果もFF11での同武器の再現であり、原作ファンとしてはニヤリとさせるものである。
- プリッシュ専用スキン【呪縛から解かれし少女】
4.5話をクリアすることで入手できる、シナリオ中に登場するもう一人のプリッシュになるスキン。この手のスキンとしては珍しく、スキン専用追加ボイスはない。
登場人物
バルカ/CV:園部啓一
関連タグ
ORDERtheLORD〜紅蓮と蒼穹の饗宴〜:こちらもスクエニ作品のグラブル内でコラボしたケースの一つ。