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必殺仕掛人

ひっさつしかけにん

『必殺仕掛人』は原作が池波正太郎の娯楽時代小説シリーズ『仕掛人・藤枝梅安』。鍼医者・藤枝梅安の、暗殺稼業「仕掛人」としての活躍を描く。ドラマ化・漫画化され、『必殺シリーズ』の翻案になった。
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元々は1972年(昭和47年)『小説現代』3月号に掲載された『おんなごろし』から、1990年(平成2年)『小説現代』4月号で作者の死去によって中断するまで連載された連作娯楽時代小説シリーズである。


ドラマ化編集

『必殺仕掛人』編集


はらせぬ恨みをはらし 許せぬ人でなしを消す

いずれも人知れず 仕掛けて仕損じなし 人呼んで仕掛人

ただしこの稼業 江戸職業づくしには載っていない


1972年9月2日から1973年4月14日まで毎週土曜日22時枠に、朝日放送松竹(京都映画撮影所、現・松竹撮影所)が共同製作・TBS系(現在とネットワーク編成が異なる)で放送された時代劇。全33話。主演は林与一緒形拳(藤枝梅安)。『必殺シリーズ』第1弾。

原作は『仕掛人・藤枝梅安』と、その基になった短編『殺しの掟』。

映画化もされ、1作目は梅安役を田宮二郎が、2・3作目は梅安役をTVシリーズと同じ緒形拳が演じた。


『仕掛人・藤枝梅安』編集

フジテレビ系列でスペシャルとして放送。

1983年版で梅安役を小林桂樹、1990年版で渡辺謙、2006年で岸谷五朗が演じている。(1990年版はTVシリーズ化もされた。)


また1981年に『仕掛人梅安』として萬屋錦之介主演で映画化もされている。


劇画化編集

2001年にさいとう・たかをによって「仕掛人藤枝梅安」のタイトルで2015年までリイド社の「増刊コミック乱(後にコミック乱ツインズ)」で連載された看板作品であった。池波正太郎を原案として脚本家を招いて独自性のあるストーリーが展開されたが、さいとうプロダクションのチーフアシスタントの石川フミヤスが死去した事で執筆作業量が増えた事と、さいとうの高齢化による負担を理由に一時は休載の扱いとなったが、2016年に連載終了が決定した。


2016年5月には作画を武村勇治が担当しリニューアルした形で連載が再開された。


関連項目編集

必殺シリーズ

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