プロフィール
概要
志摩リンの中学時代からの友人。少々いたずら好きなところもあるが面倒見がよく、学校でも人づきあいが苦手なリンをサポートしている。リンを通して各務原なでしことも友人になり、SNSで連絡をとるようになった。
リンとはSNSを通じて休日でも連絡を取り合っているが、どこで覚えたのかリンと共にネットスラングも交えたやり取りをしている。
「ちくわ」と名付けたチワワを飼っており、とても大事にしている。溺愛するあまり数日程度離れるだけでも耐えられないようで、キャンプ先で会った他の犬を間違えて「ちくわ」と呼んだり、キャンプご飯の竹輪を見ただけでちくわのことを恋しがっていた。いつか来るちくわとの別れについては覚悟しており、それまでにたくさん遊んで楽しんでもらいたいと思っている。
家族については今のところ父親(斉藤潤)が登場している。「アウトドアはいい経験になるから」と45,000円もするシュラフを買ってあげたり、休日にキャンプ中の娘にちくわの写真を(犬っぽい文章付きで)送ってくれるなど、娘思いの人物のようだ。
寒さと早起きが苦手で、初期はキャンプに縁のないインドアっ子だったものの、第4巻のクリスマスキャンプ(アニメ版では1期11話、12話が相当)に参加したのを皮切りに野クルメンバーとキャンプに行くようになった。野クルの部長である大垣千明に勧誘されているが、入部はしていない……が、千明は勧誘を諦めておらず、12巻では千明に千明自身やあおいと合わせて「野クルの残りものメンバー」と呼ばれている。
野クルメンバーがリンと知り合うきっかけを作ったり、リンがソロキャンに向かった場所をなでしこに垂れ流したりと、ゆるめのお節介を焼くこともあるが、リンも特に気を悪くしてはいない様子。実際、リンが最初参加を拒否していたクリキャンに意欲を示したのも恵那の発言がきっかけとなっている。
手先がとても器用で、学校ではよくリンの頭のお団子を作ってあげているが、たまにおふざけでクマヘアーなど非常に凝った形に整えることがある。クリキャンではみんなをお団子頭にしていく中、なぜかなでしこの頭にだけ立派なサボテンを生やしていた。
ちくわのトリミングを自分でやっており、その影響で人の髪を切るのも得意な様子。単行本10巻(アニメ第3期)では実際に千明の散髪も行っている。
高校1年の冬休みはなでしこと一緒に郵便局でアルバイトをしていたが、その後はなでしこの家の近くのコンビニでアルバイトをしている。なでしこの母とも顔馴染みのようだ。
あまり目立たないが、セミロング以上の長髪キャラが多い登場人物の女性のなかでは稀少な短髪キャラでもある。
『映画ゆるキャン△』では横浜でトリマーをしており、週末はちくわに会うために実家に帰っている。千明とリンが立てたキャンプ場建設計画に、なでしこ・あおいも含めた5人で参加。物語最終盤では、父とちくわをつれてキャンプを楽しんでいる。詳細はトリマー斉藤を参照。
余談
メインキャラクターの5人のなかで唯一苗字が地名由来でないのは、当初はメインキャラクターにする予定がなかったため。雑誌の担当の推しキャラになったことで扱いがメイン級に昇格、代わりにファーストネーム「恵那」が岐阜県の地名に由来している(ちなみに、岐阜の有名な戦国大名に"斎藤"道三がいる)。
単行本第10巻ではちくわとともに表紙と背表紙を飾った。背表紙になでしこ・リン以外の人物が描かれたのはこれが初めてで、以降の巻では主人公二人以外の人物も背表紙に登場するようになった。
リンの長髪をいじって奇抜な髪形にしたり、彼女が何かににやけていると「ニヤニヤしてる」と茶化すなど、同時期に放送されていたアニメのタイトルとかけて、視聴者からは「からかい上手の斉藤さん」と呼ばれることも(ちなみに中の人も同じ)。
関連イラスト
制服姿
コート姿
パーカー姿
パジャマ姿